暴龍、オラリオへ   作:寝心地

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戦場

その日の夜、クリスタルの灯りが消えダンジョン内に夜が訪れ冒険者達は火を灯し酒を飲み宴を開く

 

 

 

冒険者達「「「おお~~~」」」

 

 

 

そんな中でも酒豪や酒好きと呼ばれる者達に囲まれる呂布は巨大な杯に並々と注がれた酒を1口で飲み干した

 

 

 

ガレス「ハッハッハッ!!、お前さんなかなかいける口じゃの!!、ほれ、もう1杯」

 

 

 

ガレスはそう言い横に置いてある樽から酒を注ぐ

 

 

 

呂布「…………………………」

 

 

 

呂布は黙ってそれを待ち再び一気に飲み干した、流石にこれにはガレス以外の酒飲みが心配し始める、彼らの周りには空になった酒樽が転がっていたからだ

 

 

 

冒険者「なぁ、もう5樽目だけどあいつ大丈夫か?」

 

 

 

冒険者「で、でも出された酒顔色1つ変えないで普通に飲んでるぞ」

 

 

 

冒険者「バカ!!、顔色に出ないタイプだったらヤバいぞ」

 

 

 

そう心配しながらも自分達も酒を飲み1人、また1人と酔い潰れていく、酒が尽きる頃にはガレスと呂布しか起きている者は居なかった

 

 

 

ヘスティア「君は何をしてるんだ?」

 

 

 

気が付くと何とも言い難い顔で立っているヘスティアがいた

 

 

 

呂布「何故ここにいる?」

 

 

 

ヘスティア「君達の帰りがあんまり遅いからクエストを出してついでに様子を見に来たんだよ」

 

 

 

呂布「そうか、それで、奴は何者だ?」

 

 

 

呂布の視線の先には羽のついたハットを被った男神がいた

 

 

 

???「そう警戒しないでくれよ、僕はヘルメス、宜しくね」

 

 

 

ヘスティア「僕の古い友神だよ」

 

 

 

呂布「……………………ふぁ~~」

 

 

 

ヘスティアの言葉に呂布は欠伸で返し立ち上がる

 

 

 

ヘスティア「ど、何処行くの⁉」

 

 

 

呂布「…………酒も尽きた………………寝る」

 

 

 

呂布は天幕の中に消える

 

 

 

ヘルメス「成る程、あれが君の最初の眷族か」

 

 

 

ヘスティア「そうだよ」

 

 

 

ヘルメス「【暴竜】の2つ名に相応しい闘志だ、もしかしたらゼウスの言う理想の英雄を超えるかもしれない

 

 

 

ヘスティア「何か言ったかい?」

 

 

 

ヘルメス「嫌、それじゃあ僕は【ロキ・ファミリア】と話をつけてくるから」

 

 

 

ヘルメスはヒラヒラと手を振り【ロキ・ファミリア】幹部が作戦会議をしている天幕へ向かった

 

 

 


 

 

 

翌日

 

 

 

呂布は騒がしい喧騒に目を覚ます、天幕から出ると既に【ロキ・ファミリア】は地上に向かっていた

 

 

 

遠くを見れば冒険者と見たことも無い黒いゴライアスが暴れていた

 

 

 

呂布「………………………………クハッ」

 

 

 

呂布は繰り広げられる戦場に心躍り戟を持ち赤兎馬に股がった

 

 

 

赤兎馬「ヒヒイイイイイイイイン!!」

 

 

 

凄まじい土煙を上げ赤兎馬は走る、次第に遠くから魔法や矢を放つ間を潜り抜けゴライアスに迫る

 

 

 

呂布はある程度ゴライアスに近付くと赤兎馬から飛び下りゴライアスの横っ面を殴り飛ばしゴライアスが揺らいだ

 

 

 

呂布「おい、やるぞ」

 

 

 

戟を片手にゴライアスにそう言うとゴライアスは体勢を立て直すと階層中に響く声で咆哮を上げた

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