???「ここが現場か」
呂布が相手を千切り殺してしまった数分後、逃げ出した内の誰かが呼んだであろう【ガネーシャ・ファミリア】のメンバーが現れた、その中でも呂布が目を付けたのは先頭に立つ短い髪の女、【ガネーシャ・ファミリア】の団長にして【象神の杖】の異名を持つシャクティ・ヴァルマだった
シャクティ「さて、何があったのか詳しい話を聞こうか、特にそっちの血塗れの男、お前が今回の犯人だな?、【暴竜】、それとそっちの奴らも重要参考人として詳しい話を聞かせて貰うぞ、おい」
シャクティは後ろに立つ部下に命じ呂布達に縄をかけ連行しようと振り返った時
ブチブチブチ
と音が聞こえ振り返るとなんと呂布が縄を引きちぎっていた
シャクティ「……………………我々に同行しないつもりか?」
呂布「そこにはいるのか?」
シャクティ「何がだ?」
呂布「お前の様に強き者が」
シャクティ「……………………成る程、それがお前がオラリオに来た目的か」
シャクティは薄く笑いそう問うが呂布の答えを言う前にシャクティが告げる
シャクティ「いるかも知れないぞ、お前が求める強き者が」
呂布「………………………………」
シャクティ「どうする?」
呂布「良いだろう」
呂布はそう言うとシャクティが再び部下に縄をかける様に促すが
ブチブチブチ
と呂布は再び縄を引きちぎった
シャクティ「何故縄を破る?」
呂布「縄が脆弱なのだ」
仕方無くシャクティは呂布に付いてくる様伝え自分達の本拠地へ戻った
【ガネーシャ・ファミリア】本拠地
ガネーシャ「良くぞ戻った!!、俺がガネーシャだ!!」
一同『………………………………』
呂布「コイツか?」
シャクティ「いや、コイツは我が主神ガネーシャだ、お前の求める強者ではないだろう、それよりお前達の話を聞かせてくれ」
シャクティはそう言うと部屋を用意し全員を座らせる
シャクティ「それで?、あそこで何があった?」
リリルカ「リリ達は最初普通に食事を楽しんでいただけでした」
ヴェルフ「それを向こうが難癖付けてきて馬鹿の1人がそこの人に襲いかかったんだよ」
シャクティ「成る程、それで返り討ちにあった、と、だが1つ疑問が残る、君の実力ならわざわざ殺す事は無かったんじゃないか?」
呂布「殺すつもりは無かった」
シャクティ「皆そう言うよ」
呂布「まさかあそこまで柔いとは…………」
シャクティ「うんうん、皆そう言………………何?」
呂布「【猛者】もその後に戦ったベートと言う狼人間もこの程度では倒れなかった故問題ないと思ったのだが、まさかあの程度で死ぬとは」
シャクティ「そ、そうか」
リリルカ「あの、今回リリ達に絡んできた相手は何処のファミリアなのですか?」
シャクティ「ああ、一応駆け込んできた者に聞いておいた、【アポロン・ファミリア】だそうだ」
呂布「アポロン」
シャクティ「こう言う事は言わない方が良いのだろうが、かの神は欲しいものは何が何でも手に入れたがる困った性格らしい、まぁその分己のものは全て等しく愛するそうだが」
リリルカ「察するに今回の事もそのアポロン様が我々の中の誰かを欲しがり仕掛けた事と言う事ですか?」
シャクティ「推測の域を出ないが概ねその通りだろうな、まぁまさか団員が死ぬとは思って無かっただろうが」
呂布「その者達は強者か?」
呂布のその言葉にシャクティは辟易しながら答えた
シャクティ「そうだな、一応そこそこ名の知れたファミリアだがお前の敵では無いだろう」
呂布「ならば興味ない」
呂布はシャクティの言葉にそう返し今回の件は不運な事故として【ガネーシャ・ファミリア】は処理したが、それで【アポロン・ファミリア】が納得したのかは別問題だった