暴龍、オラリオへ   作:寝心地

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神の宴

ベル「神様、これ渡してくれって言われたんですけど」

 

 

 

【ガネーシャ・ファミリア】に釈放された翌日、ベルが一通の手紙を持って帰ってきた

 

 

 

ヘスティアが中身を確認すると

 

 

 

ヘスティア「神の宴の招待状みたいだね、ガネーシャが開いて1月半、そろそろ誰かが開くとは思ってたけど………………よりによってアポロンか」

 

 

 

ベル「行かないんですか?」

 

 

 

ヘスティア「こんなことはあんまり言いたくないが、僕は正直アポロンが苦手なんだ」

 

 

 

ベル「そうなんですか?」

 

 

 

ヘスティア「天界で色々あってね、それは置いといて、今回の宴は普通の宴と違って趣向が凝らされている、参加しないといけない様なものだし、ミアハ達にも届くだろうから折角だし皆で行ってみようか」

 

 

 

ベル「皆?」

 

 

 


 

 

 

ゴトゴトと赤兎馬が馬車を引く、馬車の中には数人乗っており本来複数匹で引く用に設計された馬車を苦もなく一匹で引いている辺り赤兎馬は中華の至宝だろう

 

 

 

軈て馬車を引くのを止めとある建物を見る、大豪邸と言う言葉が似合う建物を前に馬車のドアが開くと中から正装を纏うベルとヘスティア、そして【ミアハ・ファミリア】の主神ミアハと彼の唯一の眷族ナァーザが現れた

 

 

 

ミアハ「悪いなヘスティア、馬車に服にと全て世話になってしまって」

 

 

 

ヘスティア「良いよミアハ、それに礼服の1着も持ってないなんて相手にも失礼だろうからね、まぁうちが言えた義理じゃ無いんだけど」

 

 

 

ヘスティアはそう言い赤兎馬から留め具やら手綱やらを外すいつも通りの格好の呂布を見た

 

 

 

ヘスティア「全く、良くも悪くもマイペースで困っちゃうね」

 

 

 

ミアハ「まぁ、彼がいればそうそう問題は起こらんだろう、最も向こうから来る問題に限ればな」

 

 

 

ヘスティア「全くもって同感だよ」

 

 

 

一行はそう言いながら建物の中に入る

 

 

 

扉が開き会場に入ればやはり呂布はかなり目立つ様でヒソヒソと神と人が話し始める

 

 

 

ヘファイストス「あなた達、やっぱり目立つわね」

 

 

 

タケミカヅチ「ミアハもいるとは驚いたがな」

 

 

 

ヘスティア達に声をかけたのは旧友のヘファイストスとタケミカヅチ、彼らも宴とあって多少着飾っている

 

 

 

ヘファイストス「あら、貴方はいつもと変わらない格好なのね」

 

 

 

普段通りの装いの呂布にヘファイストスは語りかける

 

 

 

呂布「ふぁ~、退屈で死にそうだ」

 

 

 

ヘファイストス「まぁ、そう言わないの、今回の事と良い、神の宴の時はたまに面白い事が起こるものよ」

 

 

 

椿「む⁉、主神様が話していると思えば呂布ではないか!!」

 

 

 

その言葉と共に椿が現れる

 

 

 

椿「手前の打った武器の調子はどうだ?」

 

 

 

呂布「良く馴染むが、脆い、また打って貰いたい」

 

 

 

椿「ハッハッハ!!、違いない!!、今度はどれ程打つ?」

 

 

 

呂布「打てるだけだ、金は払う」

 

 

 

椿「うむうむ、金も貰えるのだ、文句はあるまい主神様よ?」

 

 

 

ヘファイストス「好きにしなさい」

 

 

 

その時

 

 

 

アポロン『諸君!!、今日は良く集まってくれた!!』

 

 

 

と会場全体に聞こえるアポロンの声が響いた

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