アポロンの声に会場全体が反応しアポロンに視線が集まる
アポロン『今日は私の一存で趣向を変えてみたがどうだっただろうか?、日々可愛がっている者達を着飾りこうして我々の宴に連れ出すのも一興だろう!!』
アポロンの言葉に乗りの良い神々はやんややんやと声を上げる
アポロン『多くの同族、そして愛する子供達の顔を見れて私自身嬉しい限りだ、今宵は新しき出会いに恵まれる、そんな予感すらある』
そう言ってアポロンがある一点を注視しているのに気付いた呂布がその視線を追うとその直線上にはベルがいた
そしてその視線が曾て己の欲を満たすために自身を欲した弱者達の物と同じであった事にも
アポロン『今日の夜は長い、上質な酒も食も振る舞おう!!、存分に楽しんで言ってくれ!!』
アポロンはそう言い終わると話を終えた
ヘファイストス「さて、私はちょっとお得意様と話をしてくるから貴方達はゆっくり楽しんでちょうだい」
ヘファイストスはそう言うとその場を離れ呂布と椿だけが残る
椿「さて、お前さんはどうする?」
呂布「飯を食う」
呂布はそう言うと並べられた料理に手を付ける、最初に羊の丸焼きを平らげる、その光景に冒険者や神々は唖然とするが呂布は気にせず更に料理を食べ酒を飲む、軈て呂布の周りには無数の皿の山と酒の空き瓶や空き樽が転がっていた
???「ウフフ、相変わらずやる事成す事豪快な子ね」
ゲフ~と大きなゲップをする呂布に声をかけたのは艶やかな女神、フレイヤが声をかけた
呂布「…………………………何の用だ?」
フレイヤ「ウフフ、オッタルの事を教えて上げようと思って、あの子、貴方に負けたのが相当悔しかったみたいよ、今日もここには来ないでダンジョンに潜ってるわ、貴方との再戦を望んでるわ」
呂布「………………………………」
フレイヤ「それじゃあまたね、竜さん」
フレイヤはそう言うとその場を離れる
椿「お前さん良くあの美の女神と目を合わせて普通にしてられるな」
呂布「何かあるのか?」
椿「美の神は我らが見るとあっという間に『魅了』されてしまう、ほれ見ろ」
そう言って椿が指差す方を見てみるとそこには男女問わずフレイヤを視線で追う者達がいた
椿「文字通り目の毒と言う奴だな」
ハッハッハと笑い椿が言う
椿「ところでお前さん、舞いは出来るか?」
呂布「興味がない」
椿「まぁそう言うな、手前に付き合ってくれるならば今度の武器の値を多少融通させても良いぞ?、ついでに素材の融通も考えてやる」
呂布「…………………………」
呂布はかなり考えた後立ち上がり椿の手を引いた
椿「鎚ばかり振るっている手前だが、たまにはこう言うのも悪くないな」
呂布「そうか」
椿「お前はどうだ?、戦いばかりの中でこう言うのに憧れたりしたか?」
呂布「否」
椿「ハッハッハ!!、そうだろうな」
躍りなど殆ど知らなかった二人は躍りながら話をする、それは不恰好極まり無かったが神々はもう一組の躍りに夢中になっていた為それほど目立つ事は無かった、そして、音楽が終わると同時にアポロンが再び声を上げた