暴龍、オラリオへ   作:寝心地

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戦争遊戯

【戦争遊戯】当日

 

 

 

ルールは攻城戦、守り手は【アポロン・ファミリア】攻め手は【ヘスティア・ファミリア】

 

 

 

互いに他ファミリア、その他からの援軍はあり

 

 

 

期間は3日間、互いの勝利条件:互いの団長を撃ち取る事

 

 

 

【アポロン・ファミリア】のみの勝利条件:3日間城を守りきる事

 

 

 

【ヘスティア・ファミリア】のみの勝利条件:【アポロン・ファミリア】の全参加者を戦闘不能にする事

 

 

 

???『あ~あ~、皆様おはようございます!!、今回の戦闘遊戯の実況を勤めさせて頂きます、イブリ・アチャーと申します!!』

 

 

 

拡声の魔道具で広げられた声がオラリオに響くと街は歓声に包まれる

 

 

 

イブリ『解説は我らが主神、ガネーシャ様です!!、ガネーシャ様!!、一言お願いいたします!!』

 

 

 

ガネーシャ『俺がガネーシャだ!!』

 

 

 

イブリ『はい!!、ありがとうございました!!』

 

 

 

やがてウラノスの許可を得て神の力により現れた鏡が戦争遊戯の現場を映す

 

 

 

イブリ『それでは戦争遊戯、開幕です!!』

 

 

 

イブリの声に合わせ銅鑼の音が鳴り響いた

 

 

 


 

 

 

同時刻 戦争遊戯の行われる古城跡

 

 

 

オラリオでなったのと同等の音量の銅鑼の音が鳴った

 

 

 

同時に守り手である【アポロン・ファミリア】のメンバーは空気を張り詰める事はなく非常に緩んだ空気が流れていた

 

 

 

カードゲームをしたり、ボーッと外を眺めたりチョロチョロと城内を散策したりとこれから遊戯とは言え戦を始める一団の動きとは思えなかった

 

 

 

そんな彼らの中で最初に異変に気付いたのは見張りをしていた1人だった

 

 

 

見張り「ん?」

 

 

 

森や林特有の濃霧の向こうから影が歩いてくる、辛うじて4足歩行の何かであることは分かったがそれにしては異様なバランスの体をしていた、更に目を凝らすと向こうが近付いて来たのもあるのかその姿が次第にくっきりしてくる

 

 

 

両脇に戟の山を2つくくりつけた巨大な馬、その上には胡座をかき団旗と思われる物を持った呂布が座っていた

 

 

 

馬が城の前で止まると呂布は団旗を地面に突き刺すと腹が膨れる程に息を吸い宣言する

 

 

 

呂布「我が名は呂布奉先!!!!、これよりお前達に一騎討ちを申し込む!!、受ける者は前に出よ!!

 

 

 

とんでもない肺活量から放たれたその声は城の奥に構える団長ヒュアキントスにまで届いた

 

 

 

団員達は本来ならそんな提案無視しノコノコやってきた呂布に火の雨矢の雨を降らせるが今回はオラリオ全体が見ている中での提案、知ったことかと全員で袋叩きにしてしまえば主神アポロンの品位や懐の深さを疑われかねない

 

 

 

かなりの論争の末彼らの出した答えは呂布の提案を受けると言う物だった

 

 

 

後に【五十七人連続一騎討ち】と唄われる伝説の戦いが始まろうとしていた

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