呂布は失望に包まれながら【ヘスティア・ファミリア】の本拠地に帰る
ヘスティア「あ、お帰り呂布君、どうだった?」
呂布「退屈だった」
ヘスティア「え?」
呂布「あれが強者だと?、余りに弱すぎる」
ヘスティア「え?、ど、何処まで行ったんだい?」
呂布「何処までとは?」
ヘスティア「ダンジョンは下に行けば行く程モンスターが強くなるんだ」
その言葉に呂布はヘスティアに迫る
呂布「本当か?」
ヘスティア「う、うん、本当」
その言葉に呂布は立ち上がり再びダンジョンへ向かう
ヘスティア「あ!!、倒したモンスターからは魔石とかドロップアイテムとか出るからそれはちゃんと持って帰ってくるんだよ!!、それが収入源だからね⁉」
数日後
10階層まで降りたが結局呂布を満足させる敵はついぞ現れなかった
ヘスティア「…………………………ねぇ、そろそろ服着たら?、後靴も」
ヘスティアは呂布に向かってそう言った、呂布は現在
呂布「断る」
呂布は別に露出狂と言う訳ではない、単に戦闘の際に邪魔だから着ていないだけだ
ヘスティア「そっか、今日もダンジョンに行くの?」
呂布「いや」
ヘスティア「???、なら何処に?」
呂布「最強に会いに行く」
ニヤリと凶悪な笑みを浮かべそう言った
ヘスティア「え?、それって………………」
呂布「【
呂布はそう言うと立ち上がる
ヘスティア「ちょ、ちょちょちょちょちょちょ⁉、ちょっと待った~!!!!」
廃教会を出ようとする呂布にしがみつきヘスティアは叫ぶ
ヘスティア「馬鹿なのか⁉、君は馬鹿なのか⁉、間違いなく馬鹿だ!!」
呂布「何だ?」
ヘスティア「【猛者】はオラリオ唯一のLv.7、今の君で叶う訳無いだろう!!、そんなの自殺行為だ!!、大体、大手の【フレイヤ・ファミリア】が零細ファミリアの僕達の相手なんかするわけ無いだろう⁉、何人の高レベル冒険者が居ると思ってるんだ⁉」
ヘスティアはテーブルに無数の駒を置き呂布に説明する
ヘスティア「良いかい?、これが君、此方が【フレイヤ・ファミリア】、【猛者】はフレイヤの側にいるだろうから多分この辺、数の差は歴然、これでどうやって【猛者】に接触するつもりだい?無茶に決まっているだろう?」
本当はヘスティアに【フレイヤ・ファミリア】の実態等分からない、しかし呂布に諦めさせるため適当に配置を考えたのだ、しかし規模こそ違えど、その配置が、言葉が、奇しくも嘗て呂布奉先に従っていた部下と同じ答えだとは知らずに、そして今回も呂布奉先は同じ答えを出した
呂布「我に不可能だと?」
ヘスティア「ああ、絶対、ぜ~~ったい!!!!、無理だね1人でなんて特に」
呂布「………………兵は不要だ」
そう言うと自身を示す駒を手に他の駒を蹴散らす様に動かす
呂布「こうすれば、届く」
無茶苦茶な作戦とも呼べない作戦にヘスティアは頭を抱えた
それが【ヘスティア・ファミリア】団長 呂布奉先の伝説の始まりとも知らずに