天界
リッソス「恐怖?、無かったさ」
ほう?、恐怖は感じなかったと?
リッソス「ああ、感じる暇が無かった、奴の恐ろしさに気が付いたのは自分が死んだと気付いて随分経った後だった、次々知った顔が私の前に現れた、最初の1人から私は死んだのだと教えられたよ、その後次々と此方に彼らが来た、数えるのも億劫になる程にな、そして悟った、【アポロン・ファミリア】は終わったのだと」
後悔はあるか?、生きている内にしておきたかった事とか
リッソス「そうだな、後悔している、奴に挑んだ事をな」
下界
ゴロゴロと雷が鳴り雨が降る、血の川が激流に変わり雷が呂布の威圧感をより一層際立たせる
城から出てくる部隊は4隊目、呂布は
呂布「次」
ゴロゴロと鳴る雷と共に呂布がそう言った時、とうとう【アポロン・ファミリア】の精神が限界を迎えた
「もう嫌だ~‼」
「降参!!、降参する!!」
「早く銅鑼鳴らせ!!、俺達の敗けだ!!」
「何でもするから!!!!、助けてくれ~‼!!」
悲鳴にも似た叫びが響く中、呂布は【アポロン・ファミリア】に告げる
呂布「次」
最早最後の相手はガクガクと震え武器の持ち方すらあやふやなまま呂布と向かいあっていた
そんな相手にも容赦なく呂布が襲いかかろうとした瞬間
ドオオオオオオオオオン!!!!
と銅鑼の音が鳴った
イブリ『そ、そこまで!!、【アポロン・ファミリア】団長ヒュアキントス戦闘不能により勝者【ヘスティア・ファミリア】!!!!』
【五十七人連続一騎討ち】、この伝説が57人で済んだのは呂布が58人目を手に掛ける前に戦争遊戯が終わったからに他ならない
時は少し遡り呂布が58人目の一騎討ちを行う少し前
大将ヒュアキントスが陣取る部屋にベルが押し入っていた
ヒュアキントス「失態だ、何足る失態だ、まさかこんな単純な策に引っ掛かるとは、アポロン様に顔向け出来ん」
ベル「勝負だ」
ベルはナイフを構え一方の切っ先をヒュアキントスに向ける
ヒュアキントス「おのれ、舐めおって」
ヒュアキントスは波状剣を取り出しベルに襲いかかる
カサンドラ「ヒュアキントス様!!、戦ってはなりません!!、龍の進撃を止める事は出来ないのです!!」
ヒュアキントス「煩いぞカサンドラ!!、いくら【暴竜】が強くとも所詮はLv.2、Lv.3の私には叶う訳がない!!、【猛者】に勝ったと言う話も噂に過ぎん、私がこやつを殺し、【暴竜】の正体を暴いてやる!!」
ヒュアキントスは天を仰ぎそう叫ぶ、それがベルの最強の切り札を放つ隙を作るとも知らずに
ヒュアキントスが最後に見たのは天井に達する炎の体を持つ竜だった
ヒュアキントス「へあ?」
ベル「【我を満たせ。我を奪え、
それは、ベルが今まで使用を避けていた切り札、味方も巻き込みかねない暴走装置、だが今回は味方の援護はなく周りは敵しか居ない、故にベルはこの切り札を切る事に踏み切った、結果は
炎の龍「グギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
ヒュアキントス「うわあああああああああああ!!!!」
ヒュアキントスを撃ち取ると言う大金星を上げた
ベル「うわわわわ⁉」
因みに魔法はちゃんと暴走し消すのに時間が掛かった