暴龍、オラリオへ   作:寝心地

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居候兼召し使い

「呂布様、此方私が作ったんです、食べて下さい!!」

 

 

 

「あ!!、ズルい!!、呂布様!!私のも!!」

 

 

 

「私が先よ!!、呂布様!!」

 

 

 

次々と運ばれる料理を平らげながら呂布は皿の山を積み上げる

 

 

 

ヘスティア「……………………なにこれ?」

 

 

 

その光景を黙って見ていたヘスティアは我慢できずそうこぼす、彼女達は元【イシュタル・ファミリア】のメンバー、その中でも呂布のカリスマに当てられてしまった部類の者達だ

 

 

 

事の発端は数日前、イシュタルが天界に送還された後【イシュタル・ファミリア】のメンバーのステイタスが封じられ身体能力が一般人と同程度まで下がってしまい【イシュタル・ファミリア】は解散となった、本来ここで彼女達は他のファミリアに入るなり実家に帰るなりして新たな人生を歩む事になるのだが

 

 

 

「呂布様、此方も食べて下さい」

 

 

 

「これも美味しいですよ」

 

 

 

「馬鹿!!、此方をお出ししてからでしょ!!」

 

 

 

その殆どが呂布に付きまとう様になり半分【ヘスティア・ファミリア】の居候、半分は呂布専用の召し使いの様な状態になってしまった

 

 

 

ベル「呂布さん、ハーレムですね」

 

 

 

リリルカ「本人は鬱陶しそうですけどね」

 

 

 

ヴェルフ「あの人根っからの戦闘狂だからな、それはそうと、アイツらを【ヘスティア・ファミリア】に入れちまえばかなりの戦力アップに繋がるんじゃないか?」

 

 

 

ヘスティア「入りたいと思う子なら入れるんだけど、誰もそれを望まないからね、皆働いてないのなら『出ていけ!!』って言えるんだけど、居候とは言えしっかり掃除やら洗濯やらもしてくれるし呂布君の為とは言えお金まで入れてくれるし、扱いに困るんだよね~……………………まぁ、一人入りたいって言ってくれた子もいるけど」

 

 

 

そう言ってヘスティアが背後を見るとそこには和服の狐人の少女、春姫が立っており呂布の食欲に呆然としていた

 

 

 

不意に呂布は食事を止め皿を置くと立ち上がる

 

 

 

ヘスティア「何処か行くのかい?」

 

 

 

呂布「ダンジョンへ」

 

 

 

呂布がそう言うと元【イシュタル・ファミリア】組がバタバタと騒がしくなりその内の一人が呂布に戟を渡す

 

 

 

呂布は何も言わず戟を受け取ると赤兎馬と共にダンジョンへ向かった

 

 

 

「はぁ~////、相変わらずあの槍を手に持ったお姿、キュンキュン来ちゃうわ////」

 

 

 

「本当ね////、あの人になら私全てを捧げられるわ~」

 

 

 

ヘスティア「…………………………ハァ」

 

 

 

ベル「アハハ」

 

 

 

リリルカ「もう恋とか愛とかより一種の信仰ですね、これ」

 

 

 

ヴェルフ「まぁ、それがあの人の凄い所だな」

 

 

 

ため息をつくヘスティアを横目にそれぞれの感想を呟いた




因みに呂布に心酔している9割がアマゾネスです
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