機動戦士ガンダムSEED FREEDOM AMBUSH 作:筆先文十郎
24歳(年齢不詳)。女。ナチュラル。身長171cm。体重60㎏。B93・W61・H88。
オーブに観光に来た一般人。レオンの恋人。
レオン・キャリバー
30歳。男。ナチュラル。181㎝。76㎏。
ルーナの恋人。
シースに留守を任せたソニファーとソドは、ルーナ・ラグブッドとレオン・キャリバーという偽名を使い、観光客としてオーブ連合首長国に潜入した。
ミルクティー色のゆるふわウェーブに、白いオフショルダーとデニムショートパンツを合わせたふるわか系カメラ女子ルーナを演じるソニファーは、首から下げたミラーレスを揺らしながら海辺へ駆け寄る。
そんな彼女に、ダークブラウンの髪を無造作に下ろし、ゆったりしたパーカーで鍛えた体を隠した優しげな彼氏レオンを演じるソドが嬉しそうに見つめる。
「わぁ~! 海キレ~イ! ねぇ、レオン♪ 写真撮って♡」
「あ、あぁ……しょうがないなぁ」
無邪気に色々なポーズをするソニファーに、ソドはカメラを望遠モードにしてソニファーの背後にある軍港に停泊するオーブ艦隊、ミレニアム、そしてガルガリンを撮影していた。
「ねぇ、レオン~! るな疲れた~! 肩貸して!」
「しょ、しょうがねぇなぁ!」
ソニファーはそう言ってソドと一緒に海が見えるベンチに座るとソドの肩に頭を乗せる。
「……」
先ほどまで甘えていた女から一変、わずかな光景も情報とする軍師の顔でドッグの様子を見る。
(停泊位置……は変わっていないな。甲板上の人数も特におかしい所はない……。警備兵の動きも特に変化なし……。サイレンやアナウンスの頻度、作業音の多さも先日と変わらない……)
二人はその後も恋人らしく街を歩きながら、さりげなくオーブの空気を読み取っていった。
街角には警備兵の姿が増え、市民たちの会話にもどこか緊張が混じる。
カフェのテレビでは世界情勢を伝えるニュースが繰り返し流れていた。
海沿いの遊歩道、展望台、港湾公園──場所を変えながら軍港を遠くから眺めるたび、ソニファーは小さな変化を探したがどこにも決定的な異常は見つからなかった。
(キラ・ヤマトやマリュー・ラミアス、シン・アスカなどコンパスの主要メンバーが生きているのは私やシース、ソドがエルドアを脱出する所を見ているから確定だ。
キラ・ヤマトたちはオーブと繋がりが深いからほぼ間違いなくオーブに潜伏しているはず。
もちろん前大戦でテロリストとなったアークエンジェルを
しかしこの緊迫した状況なら関係が深く、ファウンデーションに即座に対応できる強大な力を持つオーブにいると読んで間違いないだろう)
ソニファーは海風に揺れる髪を押さえながら軍港の影をじっと見つめた後、ソドの腕に軽く絡む。
「レオン、次は街の方行こっ♪ るな、お腹すいちゃった〜」
「……あぁ」
ソドはまるで好きな人に甘えられてドキドキする恋に慣れていない男のように頬を赤く染める。
そうして二人は街の方へ歩き出す。
「るな、パスタが食べた~い♪」
甘えた声とは裏腹に、ソニファーの視界に移る光景や耳から入る情報から冷静に読み取っていた。
隣で頬を赤らめるソドとは対照的に、ソニファーの思考はすでに次の一手を打つためにはどうすればいいかを考えていた。
ハーベスト姉妹、変装好きだなぁ(;^_^A
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』下巻を読んで気づいたこと。
悪夢から続いている4章、小説に当てはめるとまだ1ページも進んでない!