アンチ八雲紫協会吸血鬼支部長   作:覚め

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諏訪子「初対面で襲った理由?神奈子と戦争する時に一人強いの欲しいなーって。」


国取合戦

「じゃ、さよなら」

 

「えっ?」

 

八雲紫が洩矢諏訪子の足元にスキマを作り、そのまま相手を落とす。不意をつくことで言えば、八雲紫が一番だろう。言葉に出すと面倒臭いことになるから言わない。たまに頭の中読んで来るからな、八雲紫って。あいつはどんな能力で俺の頭を読んで来るのか。さとり妖怪でもないくせに…ま、でも今回は助かった。あー良かった

 

「助かった〜」

 

「これからも私を頼って欲しいわぁ」

 

「すまんが遠慮しとく」

 

「なんで?????」

 

「ところで…今回の礼は何が良い」

 

「同居」

 

「何言ってんのさ…俺アンチ八雲紫協会の会長だぞ?」

 

「ええ、そうね。」

 

あーもう、礼なんか聞かなければ良かった。あ、そうだ。一回今アンチ八雲紫協会で集まってる奴らで茶でもしばこう。とりあえず…いやだめだな。茶と紅茶で色々うるさい奴がいる。主に風見優香。フランドールの好みも知らんしな…とりあえず全員人間の出汁取れば良いだろ。魔理沙と巫女以外だけど…人間の在庫かぁ…ねえな。どうしよ

 

「というわけで集まってもらった」

 

「なんで風見幽香が???」

 

「あれ、皆もう着いてる」

 

「失礼ね」

 

「霊夢だ!」

 

「はいはい、フランはさっさと座って」

 

巫女に魔女に吸血鬼に風見幽香に永遠亭の鈴仙に…あれ、意外と少ない。他の奴らいたかな。月の奴らは無しにしても…うん、何体か居た気がする。まあ来れなかったんだろう。式神で手紙飛ばしただけだから、返事を知らん。さてここは俺の部屋。暴れそうな奴が何人かいるけど周囲を見張ってる八雲紫と摩多羅隠岐奈がそれを許さない。なんでいるの??

 

「茶出すぞー」

 

「…あら、人間の出汁?」

 

「俺の出汁」

 

「ゔぇ!?」

 

「ちょっと魔理沙吐かないでよ」

 

「鈴仙、やれ」

 

「はいはーい」

 

魔理沙と巫女には当然別の茶を出している。後でそのことだけは話しておこう。さて俺はそんなことを無視してさっさと会話を。集めた理由はない。風見幽香の眉が少し動いたのを無視して、さらに話を続ける。この会はねぇ、八雲紫アンチなだけだから、八雲紫ぶっ殺そうぜは困ることも伝える。特に風見幽香。

 

「何それ。アンチの意味あるの?」

 

「ない!正直言って一時の恨みつらみで作った会だ。」

 

「月の戦争?」

 

「うん」

 

「お、その話面白そうだな!聞かせろ!」

 

「断る。」

 

さて。更なる問題点が一つ。洩矢諏訪子だ。関係性も話して絶対に連れて来んなよと手紙に書いたのに、何故かそこにいる。八雲紫…ではない。摩多羅隠岐奈…でもない。誰がやったんだ、誰が。個人的にはフランドールが怪しい。あいつ人の嫌がることたくさんするタイプでしょ。姉君殺してないだろうな?

 

「…で。話はそれだけ?じゃあ帰らせてもらうけど」

 

「後は…布教は禁止ね、俺以外」

 

「特権階級?」

 

「考えてみろ。組織のトップが入った後でその組織ごと入って来たら嫌だろ。俺は嫌だ」

 

「…萃香とかの話?」

 

「鬼全般」

 

「じゃあ解散ね。たまには遊びに来なさいよ。」

 

「どこかで霊夢に会いに行くから〜」

 

「あ、ちょい」

 

「魔理沙、試薬忘れないでね」

 

「はいよ」

 

「…見事に全員消えたわね。じゃ私も」

 

全員帰ったな。後は洩矢諏訪子と自称姉の二人のみだ。自称姉は華扇を呼べば帰らせる事はできる。次に洩矢諏訪子、こいつは知らん。マジで帰れ。会議中も『え?私ここに居ませんけど?』みたいな顔しやがって。あ、ひょっとこの顔すんな。ムカつくぞお前。あ、上の帽子もそれに合わせて目が動いてる。クッソムカつくな

 

「帰れ!」

 

「やだ〜」

 

「断る」

 

「嫌〜」

 

「はぁ…諏訪子、こっち」

 

「なになに?私の庇護下に入るの?」

 

「お前は何したら帰ってくれるの?」

 

「私の庇護下に入れば」

 

腹を触って目をつける。そのまま博麗大結界の目に飛ばす。完全に油断しきっていたから簡単に送ることができた。やっぱ俺の能力ってつえーわ。さてそんな事は置いておき、次は八雲紫と摩多羅隠岐奈である。華扇を呼ぼう。あいつ、居座りには強いから。後説教もできる。華扇ってどうすれば呼べたっけな…あいつそもそも呼べるのか?

 

「…確かあったよな」

 

「何が?」

 

「ふむ?」

 

「華扇呼んで来る」

 

「げっ」

 

「…何かあるのか?」

 

「あいつ、彼のことになるとすんごい過保護なのよ…じゃあ、私帰る!」

 

「ならば私も」

 

尊大な二人は帰った。久しぶりに一人の空間だ。各所に仕掛けた目でいろいろな風景を見よう。大結界から見下ろすのも良いけど、たまには近場を見てみたい。さてまずは、命蓮寺の前。なんか背の高そうな…尼か。つまりはこいつが聖白蓮だ。覚えたぞ。こいつに注意しつつ、青蛾って人と神子って人に気をつければ良いんだろ。簡単だな

 

「…」

 

「え、なんでここにいるの?」

 

「さぁ…視線を感じたから、視線の先を叩いたのですが。何故かここに来てしまいまして…」

 

「お前人外かよぉ!」

 

「はい、そうですが」

 

「…まあ良いや。帰すから、手出して」

 

「?」

 

そのまま手を握り、寺の前へ帰す。いやぁ…俺の結界術も八雲紫より劣るだろうけど、殴ったら来れるものなの?それとも能力?あいつの能力で無理やりこじ開けたのかな。えー、どうなってんの?何、今の幻想郷って寺やると強くなれるの??…俺の姉を名乗ったら強くなる的な、あれか?迷信か。いやでもあれはおかしい。

 

「じゃね〜」

 

「あ!!」

 

「!?」

 

「前来てた人!」




響子ちゃん「貴様!何故ここにいるか!遊びに来たのか!?」
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