ネオドミノシティ サテライト
廃ビルと化した高層ビルが立ち並ぶ町。
その一角に1人の少年が倒れていた。
そこを通りかかる長髪の女
「あんた、大丈夫~? 気絶してるなら
持ち物盗んじゃうけど~」
「……や、やめろ!」
少年は立ち上がり、女から離れた。
「お前は誰だ!?」
「私はマリ。サテライトのデュエリスト。
アンタは?」
「俺は……名前が思い出せない!
なぜここで倒れていたのかも思い出せん!」
「記憶喪失ってやつ?
超ウケるんですけどぉ~」
「俺にとっては笑い事じゃねえよ!」
「あ、アンタ、左腕にデュエルディスクつけてるじゃん」
「あ、ほんとだ」
「アンティデュエルすれば何か思い出すんじゃね? アンタの記憶は正直どうでもいいけど」
「アンティデュエルだと? 何を賭けるんだ?」
「勝った方が、相手のデッキから1枚
何かもらうのよ」
「よーし、乗ったぜ」
「「デュエル!」」
主人公LP4000
マリLP4000
マリ「私の先攻じゃん?
ナチュル・スパイダーファングを召喚」
ナチュル・スパイダーファング
☆4
ATK2100
「カードを1枚伏せてターンエンド。
アンタのターンだよ」
主人公「俺のターン、ドロー
モンスターをセット!」
「ここで手札誘発はつどう~!
手札から『ナチュル・コスモスビート』を
特殊召喚!」
ナチュル・コスモスビート
☆2チューナー
ATK1000
「相手ターンに手札から特殊召喚だと!?
何が起きた!?」
「相手が通常召喚に成功した時、
コスモスビートは特殊召喚できるんだよ。
この程度で驚くなんて本当に記憶喪失なんだね」
「ふん、今のはデュエル知識をド忘れしていただけだ。カードを1枚伏せてターンエンド」
「あたしのターンじゃん? ドロー
ナチュル・ロックを召喚」
ナチュル・ロック
☆3
ATK1200
「レベル4『スパイダーファング』とレベル3『ナチュルロック』に、レベル2の『コスモスビート』をチューニング。
シンクロ召喚! ナチュル・ガオドレイク!」
ライオンのようなモンスターが召喚された。
ナチュル・ガオドレイク
☆9
ATK3000
「攻撃力3000だと!?」
「ガオドレイクで守備モンスターを攻撃! やっちゃえ~!」
「守備モンスターは『ロードランナー』!
こいつは攻撃力1900以上のモンスターには破壊されないぜ!」
ロードランナー
☆1
DEF300
「ターンエンド、次、アンタの番じゃん?」
マリ
LP4000
手札2枚
フィールド
ナチュル・ガオドレイクATK3000
伏せ1
主人公
LP4000
手札4枚
フィールド
ロードランナーDEF300
伏せ1
「俺のターンだな。
そのライオン気に入った!
このアンティデュエルに勝って
そのライオンカードをいただくぜ!
今は3枚しかないエクストラデッキの枚数を
増やしてやる!」
【続く】