モブキャラに助けられたデュエリスト   作:パラデオン

3 / 13
第3話 思い出した名前

記憶喪失の主人公

 

 

サテライトの住人マリ の

 

アンティデュエルが

まだ続いていた。

 

 

 

主人公

LP3400

手札2枚

フィールド

何もなし

 

 

マリ

LP2600

手札0枚

フィールド

ナチュル・ガオドレイクATK3000

伏せ1

 

 

主人公「俺のターンだな。ドロー」

 

主人公

手札3枚

 

「俺は《ツインバレル・ドラゴン》を召喚!」

 

 

《ツインバレル・ドラゴン》

ATK1700

 

マリ「攻撃表示で出すとか、それで

私のガオドレイクちゃんに勝てると思ってんの?」

 

「それは、神が決める事だ

《ツインバレル・ドラゴン》の効果発動!

コインを2枚投げ、

2枚表なら、選択したカードを破壊する!

破壊するのは、お前の伏せカードだ!」

 

 

「あんたバカァ? この状況なら

モンスター狙うでしょ」

 

 

「お前なら、そうするかもしれんが

俺は違うぜ! そら!」

 

主人公はコインを2枚投げた。

 

「よし、表2枚! 伏せカードを破壊だ!」

 

「喜んでるところ悪いけど

伏せカードの速攻魔法

《スケープ・ゴート》を

破壊される前に発動!

羊トークン4体を守備表示で特殊召喚する!」

 

《羊トークン》

DEF0

《羊トークン》

DEF0

《羊トークン》

DEF0

《羊トークン》

DEF0

 

 

「フフ、羊トークンを出したのは失敗だったな。おかげで勝利の方程式が完成したぜ」

 

「何言ってるの?

私に勝てるとか思ってるワケ?」

 

「ああ、行くぜ!

俺は魔法カード《フォース》を発動!

モンスター1体を選択し、

その攻撃力の半分を

《ツインバレル・ドラゴン》の攻撃力に

プラスする! ガオドレイクのパワーを吸収しろ!」

 

 

《ナチュル・ガオドレイク》

ATK3000

ATK1500

 

《ツインバレル・ドラゴン》

ATK1700

ATK3200

 

 

「そのカードがあったから、伏せカードを狙ったのね!? でも、私のライフは残るよ!」

 

「さらに装備魔法《ビッグバン・シュート》を《ツインバレル・ドラゴン》に装備し、

攻撃力400アップと

貫通能力を与える!」

 

 

《ツインバレル・ドラゴン》

ATK3200

ATK3600

 

 

「貫通!? しまった!

羊トークン出すんじゃなかったよ!」

 

「とどめだ! ツインバレルで羊トークンを攻撃!」

 

《ツインバレル・ドラゴン》の貫通砲撃で

羊トークンは破壊され

マリに3600のダメージを与えた!

 

「ぎゃああああ!」

 

マリ

LP2600

LP0

 

 

 

マリ「負けとかダサすぎだし……

やってらんないっていうかー」

 

「ブツブツ言わずにカードを渡せ

アンティデュエルに勝ったのは俺だ」

 

「はいはい。あげるよ、このカード」

 

主人公は、

《ナチュル・ガオドレイク》のカードを

手に入れた。

 

「よっしゃ、シンクロカードゲットだぜ!

悪いなマリ」

 

「別に気にしてないよ

(そのカード36枚持ってるしぃ)」

 

 

するとマリは、建物の前に行き

入り口付近で歩き回り始めた。

 

 

「な、何やってるんだ?

俺に負けて おかしくなったか?」

 

 

「この建物の前でウロウロするのが

私のルーティンワークなのよ!

ほっといてくれる?」

 

 

「ルーティンワークか……ううっ!」

 

主人公に頭痛が走った。

 

「どうしたの? 倒れても面倒は見ないよ」

 

「俺の名前を……思い出した」

 

「へぇ。で、名前は?」

 

「俺の名はルーティ。デュエリストだ」

 

「私のルーティンワークって言葉を聞いて

思い出したわけ?

記憶のためにデュエルした意味なくて

ウケる~」

 

「意味はある。俺のカードが増えたからな。

まだ名前以外の記憶は思い出せないけど」

 

 

「あっそ。じゃ、記憶探し頑張ってねー」

 

「ま、待ってくれ!

この街の事、少し教えてくれないか?」

 

「しょうがないわね、

この街で有名な情報を

2つだけ教えてあげるよ」

 

「2つも教えてくれるのか!

助かるよ」

 

 

そして、ルーティはマリから

情報を聞き出し、

自分の記憶の手がかりを探すため

サテライトの探索を始めた。

 

 

「む! カードが落ちてる!

しかもシンクロモンスターじゃないか。

ラッキー」

 

ルーティはカードを拾った。

 

 

「なになに、《ジャンク・スピーダー》

このカードがシンクロ召喚に成功した場合に発動できる。デッキから……」

 

パシッ!

 

通りすがりの白衣を着た男が

すれ違いざま、ルーティから

《ジャンク・スピーダー》のカードを取り上げた!

 

「何しよんねん!

まだカードテキストを読んでる途中でしょうが!」

 

 

「このカードは、元々 私の物です。

この時代の住人を釣るために

地面に置いておきました」

 

 

「俺を釣るため? 何者だ」

 

「信じてもらえないかもしれませんが

私は15年後の未来から来たデュエリスト。

あなたにデュエルを申し込みます」

 

 

「未来からだと? 未来の強力デッキで

この時代のデュエリスト達に連勝するつもりか。

自分が生きてる時代では勝てないからって!」

 

 

「そんな野暮はしませんよ。

この時代のカードで作ったデッキで

相手をします」

 

「そうか。未来のカードが見れなくて残念だ」

 

「ならば、私のデッキに未来のカードを

2枚いれて、相手をしてあげましょう」

 

「よし、2枚くらいならいいだろう。

俺が勝ったら

未来で作られたカードをもらうぜ!」

 

 

「アンティデュエルですか。いいでしょう。

かかってきなさい。

(私のデュエル、天国から見ててくださいね……

ゾーン師匠!)」

 

【続く】

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。