新しい人生にかんしゃ 作:王牙
2025年1月
新しい年が始まり人々は初詣をするために賑わっていた。
その中でひとり寂しく参拝してきた男がいた、名は斎藤 ハジメ今年で30歳になるアラサーである。
なぜ彼は一人なのかと言うと友人は皆結婚しており唯一結婚してないのはハジメだけなのだった、人目を気にしつつ手を合わせてお祈りしようとした時、急に視界が真っ白になった
あまりの白さに両手で顔を覆ってしまった、目が光に慣れてきたようで手を下ろすと目の前に一人の男が横たわっていた
「だ、大丈夫ですか!?」
横たわっている男に驚いて声をかけていると身に覚えがある顔だったことに更に驚いた
「ろ、ロックオン・ストラトス、、、、いや、ライル・ディランディ、、、、!?」
彼はライル・ディランディ、ハジメが好きなアニメ〈機動戦士ガンダムOO〉に出てくるキャラクターでソレスタル・ビーイングのガンダムマイスターで【ケルディムガンダム】に搭乗し活躍していた
ハジメは状況がわからずに困惑していると体が引き寄せられる感覚に襲われた
「何だこの感覚?、まるでライルの体に引き寄せられているような、、、って本当にひきよせられている!?」
必死に抵抗しようとするがその力に抗えずに吸い込まれてしまい意識を失ってしまった
あの後どのくらい時間が経ったのか分からないが、意識を取り戻したハジメは体を起こし体に違和感がないか立ってみると身長が伸びていることに気付いた、さらに言えば服装も変わっているまるでライルの服を着ているかのような色合いだ
「もしかしてライルの体になったの?、俺」
『そのとおりだ、斎藤ハジメ、、、』
急に声が聞こえると目の前からこちらに歩いてくる老人が見えてきた、その老人もハジメは身に覚えがある
「イオリア・シュヘンベルグ!?、なぜ貴方がここに!?」
『ここは世界の狭間だ、そしてなぜ君がロックオン・ストラトスの体に入っているのかの説明をしにここまで来た』
「そうですよ、なんで僕がライルの体に入っているのですか!?それに世界の狭間ってなんなんですか!?」
『そう焦るな時間は十分にある、まず世界の狭間についてだがここは全ての真理に通じている空間だ、そして本来なら通常の人間なら魂は無となり新しい生命として輪廻転生するのだが君の今までの人生を見て私が新しい人生をプレゼント仕様を思ったのだ』
「新しい、、、人生?」
ハジメはどうゆうことなのか全く理解することが出来なかった、彼の人生は良くもなく悪くもない普通の人生だと思っていた、少なくとも家族からの虐待も学校でのイジメも受けていなく社会人になっても平凡で何不自由なく過ごしていた
そんな自分に新しい人生のプレゼントをしようとするイオリアに確認することにした
「イオリアさん、なんで俺だったのですか?」
『君はアニメの世界が本当に存在していると思うか?』
「存在するわけ無いじゃないですか、人が作った作品なのにそんな世界があったら行きたいぐらいですよ」
『そうだ君が言ったとうりだ、しかしここではその常識が覆る実際君はロックオンの姿になっているのに加えこのイオリア・シュヘンベルグにあっているのが何よりの証拠だ、そこで君の新しく歩む世界はIS〈インフィニット・ストラトス〉だ』
「え!?、ガンダムの世界ではなくISなのですか!?」
『そうだ必要な知書類とお金は事前に送ってある、それに知識も頭の中に入っているはずだ後は君の気持ち次第だ』
イオリアさんが必要物を送ってもらったことを確認すると、ハジメは覚悟を決めたのか最後に聞きたいことを聞くことにした
「最後に一つ聞きたいのですが、イオリアさんは戦争を根絶できると思いますか?」
『それは出来ないと私は思っている、だが頻度は減らせることはできるそれを今までやってきたのがソレスタル・ビーイングだ』
「分かりました、今まで生きてきた世界から離れるのは心苦しいですが貴方から頂いた人生を大切に生きていきたいと思います」
『そう言ってくれて私も嬉しいよ君の新しい人生に幸せが訪れることを祈っているよ』
イオリアさんが最後に激励の言葉をもらったハジメは扉を開け中に入っていった
扉を潜り抜けた先は夜の住宅街だった、遠くからは東京スカイツリーが見えているということは東京都だということだけは分かった
イオリアさんから貰ったスマートフォンで確認すると約5キロの所に荷物がある家の目印が表示された
「取り敢えずここに向かえばイオリアさんが言っていた荷物があるんだろう、しかし本当に日本と似ているというか日本だな」
歩いていると、近くの公園がやけに騒がしいことに気付いた
視線を向けるとそこには小学生の男の子と高校生の女の子が5人ぐらいのチンピラに囲まれていた、見かけてしまったためこのまま放っておくわけにもいかず助けようとした時女の子のほうから攻撃を仕掛けてきてあっという間にチンピラを倒してしまったのだった
「凄いな君、助けようとしたけどその心配は必要なかったな」
「貴方は一体、、、、」
「あー、、、俺の名は、、、」
自分の名前を言おうとした時背後からチンピラの一人が起き上がり彼女に襲いかかろうとしているのが見えた俺は即座に持っていた携帯をチンピラに向かって投げた、その携帯はきれいにチンピラの顔にクリーンヒットし倒れてしまった
「ふぅ、油断大敵だなしつこい男は嫌われるぜ」
「ありがとうございますお陰で不意打ちに合わずに済みました、ほら一夏お兄さんにお礼しなさい」
「お兄ちゃん、ありがとう!!」
「良いってことよ!」
小さい男の子の御礼の言葉を受け取った後、少し考えた眼の前にいる男の子が一夏だという事は隣りにいる女子高生は織斑千冬だということだ
どういう運命かはわからないがこの姉弟との出会いを大切にしようと心に決めた斎藤 ハジメであった
タイトルの概要欄に書いてあったとおり息抜きで始めた小説です
投稿に時間がかかる時もありますが気長に待って下さい
感想等もあると投稿意欲が増しますので宜しくお願い致します