新しい人生にかんしゃ 作:王牙
皆さんお久しぶりです、お元気でしょうか?
作者は目の手術とか出張の準備とかバタバタで何も出来ませんでした
とにかく本編スタートです
「続いてのニュースです、世界で初の男性IS操縦者が発見されました」
昼食を食べていた時にニュースに一夏が写った瞬間思わずコーヒーを吹き出してしまった
周りからは何事かとこっちを見てきたので慌てて机を拭き部長の所に行き話をしにいった
「部長、すみません早退させて頂きたいのですが」
「ん?家族のトラブルか何かか?」
「えぇ、ちょっと身内が問題と言うかなんというか言い辛いのですが」
上司の返答に渋っていたのを見ていた上司は何かあったと察したのか首を縦に振り早く行ってこいと言わんばかりに紙にメッセージを書き俺に渡してきた
【早く行ってきな、君の義理の弟くんのことに関してでしょ?】
俺は紙に目を通し無言で頷いた
それを確認した上司はすぐどこかに電話をかけ連絡を取った
「オッケー、とにかく急いで行きな君の分の仕事はこっちでなんとかするから気にしなくていいから」
「ありがとうございます、部長」
上司からの許可をもらいすぐに自分の車に乗り自宅へと走った、安全第一で走り不安になりながらも目の前に千冬の家が見えてきた
千冬の家に着くと千冬も丁度着いたらしくこっちを見て中に入れとジェスチャーされ俺もなかに入ることにした
中では一夏が頭を抱えた状態で悶絶していた
「一夏、どうした?」
「ライル兄、どうしよう愛越学園のはずが間違えてIS学園の試験会場に来ちゃってISに触ったら勝手に起動しちゃった」
一夏の言っていることに俺は理解が出来なかった、ISは女性のみが扱えるもので男には一切適合しないもので俺以外に乗っている人物は確認しているだけでも存在していなかった
そんな存在しなかった男性操縦士に一夏がなったということはついに本編が動き出したということは俺も下手したら同じIS学園に入学しなければいけなくてはいけないという状況に自動的なった
そんなことを考えていると自然に汗が流れてきていたらしく千冬が心配そうにこっちを見ている
「ライル、大丈夫か?」
「あ、、、、あぁなんでもない、それにしても一夏がISの操縦者ねぇ
やっぱり血が繋がっているとのれるのか?」
「そんなわけ無いだろ、たわけ」
そんな冗談を言っているとテレビを付けていた局から緊急速報が流れてきた
「緊急速報です、只今政府より全国の一般男性にIS適性試験を受ける緊急会議が先程可決されました
これは今日の午前に放送した織斑一夏さんのIS起動を期に政府が対応したと見られ今後の試験でも男性は参加すを要請しています
以上、緊急速報でした引き続き番組を御覧ください」
俺と一夏放送を見て唖然としていたがどうやら千冬はIS学園の教師だからか動じなかった
何も動じない千冬を見て思わず聞いてしまった
「千冬、、、、知っていたのか?」
「あぁ、話そうと思っていたんだが先にニュースに出てしまった」
険しい顔をした千冬が気まずそうに返事をした
社会人の俺がいきなり学生として年下と生活しなくてはいけなくなってしまう可能性があるという状況に
「大丈夫だ、俺はどんな事になっても頑張っていくからさ」
「ライル、、、、ありがとう」
不安を抱えながら試験当日まではしっかり自分の役目を全うしようと心に決めた
試験当日
全国各地で開催されているIS起動試験(男性部門)は長蛇の列になっているらしい
スマホで映像を確認しているが十代から三十代までが並んでいるため列が凄いことになっている、俺もその列に並んでいるが真夏に並んでいるため気温が30度を超えているというのもあり熱中症になってもおかしくない状況だ
「しかし暑いな、このままだと熱中症になっちまいそうだ
そうおもわないか、アレルヤ?」
「そうだねロックオン、ごめんここではライルだったね」
彼はアレルヤ・ハプティズム、俺と同じ異世界からの転移者だ
だが彼には前世の記憶がほとんどないと言っていた、あるのはこの世界に来る前の1時間前の記憶とソレスタル・ビーイングの情報にガンダムの存在だけしか持っていなかった
彼と出会ったのは俺が入社初日に同期として一緒になってからの付き合いだ、同じ世界から来た者同士仲良くしようということで酒を飲み交わした時に同郷だということが発覚したのだ
それからはお互いに作戦の時とプライベートでコードネームを間違えて言わないように気をつけているがアレルヤはどうも若干天然が入っているようだ
「頼むぜアレルヤ、俺達の事は今回以外では知られちゃいけないからな」
しばらくすると俺とアレルヤの名前が呼ばれた、試験管と一緒に試験会場に向かうと二機のISが鎮座していた
「これが噂のISか、初めて見たぜ」
「僕も初めてみたよ、結構大きいんだね」
驚きながらまじまじと見ていると試験管から指示が来た
「それではお二人ともこのISに触れてください、手に触れるだけでISが起動しますので起動した場合は合格となりますのでそれ以降は試験官の指示に従ってもらいます」
試験管の説明に二人が頷くと同時にISに触れた、すると2機のISが輝きだした
「やっぱりか」
「そのようだね」
光が収まると二人はISを纏っていた
「まさか、一気に二人も起動させるなんて」
起動試験を終えた二人は実技試験に向けてIS学園へと向かった
横には千冬が乗っている、今回は極秘での実技試験のため学園内のアリーナは完全封鎖になっている
「ここがIS学園のアリーナか、でかいな」
「こんなところで練習できるなんて羨ましいね」
雑談をしているとISを纏った千冬が出てきた、彼女の搭乗している機体は「打鉄」かつて千冬が使っていた「暮桜」には到底及ばないものの接近戦しかしない千冬には問題にもならないことだ
「お、おいまさかとは思うけど実技試験は千冬が相手なのか!?」
「そうだ、お前の相手は私しかいないと思っているからな
さて、試験官から模擬戦専用の機体を預かっているはずださっさと起動しろ」
たしかに試験官に渡された機体はあるが千冬相手に模擬戦であっても勝てる見込みがないと感じた俺は手元にある拳銃の形をしたデュナメスを構えた
千冬は驚いていた、恋人である自分に銃を向けてきたことに
「ライル、、、、なんのつもりだ?」
「安心しろ、これは本物じゃないISだ」
「何!?(一体いつISを手に入れたんだ、少なくとも私と過ごしていた間は怪しい人間と接触していた形跡はなかったはずだ)」
「さぁ千冬、模擬戦をやろうか」
俺の目は真剣そのものだったことに千冬もそれに応えようとかつてのブリュンヒルデの称号を手に入れた時の圧を放った
俺もその圧に若干押されなからもデュナメスのトリガーを引いた、すると適性試験と同様に俺の周りが輝き出し辺り一帯が真っ白になった
数秒経った後、真っ白の光景が収まると千冬の眼の前にフルプレートのISが立っていた
「緑の、、、、、フルスキン」
「さて、、、、やろうか千冬!!」
IS学園で突如始まった模擬戦!!
千冬が目にしたのは恋人がガンダムに搭乗しているライル
彼はブリュンヒルデという名を持つ彼女に勝つことが出来るのか