異世界戦記   作:日本武尊

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第二十七話 エール王国奪還戦

 

 

 

 

 岩瀬大佐たちが戦闘開始する数分前まで時系列は遡る……

 

 

 

「確保!」

 

 城内では特戦隊が二班に分かれて一班が指揮官を殺害した後情報を集めながら、最優先として外で見張りをしている兵士を狙うが、それは既に全員制圧しているので今は城内の兵士を仕留めていた。

 

 

 黒下が率いる一班は地下へ通ずる階段を早く降りていく。途中で上がってくる帝国軍兵士二人に遭遇するも二式小銃で射殺し、何も無かったかのように降りていく。

 

 

「ここか」

 

 地下牢がある区画に到着し、隊員が扉にトラップが無いかを確認する。

 

 ハンドサインで何も無い事を伝えられ、静かに扉を開けて中の様子を覗く。

 

 松明で中を照らされており、帝国軍兵士の姿は無い。おそらくさっき仕留めたのが見張りだったのだろう。

 そしてその一番奥に、牢屋に投獄されるにしては豪華な服装をしたエルフ族の男女がそれぞれの牢に投獄されている。

 

 黒下はハンドサインで指示を出し、扉を開けて中へと突入する。

 

 その直後に死角に隠れていた帝国軍兵士が剣を振り下ろしてくるが、隊員の一人はとっさに前へと跳んでかわし、もう一人が100式機関短銃を放って蜂の巣にする。

 

 更にもう一人が樽の陰から出てきてマスケット銃を放とうと構えるが、隊員の一人が短刀を勢いよく投擲して喉笛に突き刺し、黒下が二式小銃で頭を撃ち抜いて射殺する。

 

「くたばれぇぇぇぇぇ!!」

 

 槍を持った兵士が矛先を向けて突進して隊員の一人に突き刺そうとするも、100式機関短銃を持つ兵士によって蜂の巣にされて絶命する。

 

 突然のことに牢に入れられているエルフ族の男女は驚きのあまり目を見開く。

 

 黒下は周囲を警戒するように指示を出し、牢の前に近付く。

 

「な、何者だ?」

 

 その中で他のエルフとは明らかにオーラの異なるエルフの初老の男性が口を開く。

 

「詳細は言えませんが、我々は扶桑軍の者です」

 

「フソウ?という事は、帝国に宣戦布告し、グラミアムと共に戦っている、あのフソウなのか?」

 

「はい。西条総理の命であなた方の救出にやって参りました」

 

 黒下は隊員の一人より牢の鍵を受け取り、そう告げる。

 

「しかし、どうやって帝国がわが国を占拠したということを知っているのだ?」

 

「あなた方の第二王女が扶桑の人間と接触し、伝えていただきました」

 

 男性のエルフの質問に答えながら黒下は牢の鍵を開けて、扉を開ける。

 

「アイラが。では、帝国から逃げ延びたのだな」

 

「良かった」

 

 男性は安堵の息を吐くと、隣に座る女性も同じく安堵の息を吐く。

 

 

 

 その後城内の帝国軍兵士を制圧し、事前の打ち合わせ通り、信号弾で合図を送り、直後に攻略部隊が攻撃を開始した。

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 忍者部隊が城を制圧し、攻略部隊が動き出す少し前……

 

 

 

「……」

 

『……』

 

 俺達は静かに、早足で明かりの無い町の石畳の通路を進んでいく。

 

 技術力が発達しているとあって、ハーベントやグラミアムとは異なった町並みが立ち並んでいた。

 しかしどの建物に明かりはおろか、人気すら無かった。

 

(一般人の姿が無いな。やはり、どこか一箇所に集められているか)

 

 まぁ城だけを占拠しているわけでは無いだろうと思っていたが……

 やはりある程度の予想が当たり、俺は目を細めると周囲の警戒を強くする。

 

「総司令」

 

 と、五式自動小銃を抱える品川が俺に駆け寄り、耳打ちをする。

 

「ここから250m先に帝国軍の防衛戦力が集まって、人質を建物に集めて取っています」

 

「そうか。予想通り敵の防衛戦力をこちらにも配置されているか」

 

「そのようです。しかし、人質を見張るだけに、戦力は城に居座る戦力より少ないようです」

 

「だろうな。だが、こちらとしてはむしろ都合が良い」

 

 数が少なければ、人質奪還の難易度はかなり下がる。最重要である無傷で救うも不可能ではない。

 

「狙撃班は狙撃できる位置に移動し、待機。合図とともに射撃を開始だ」

 

 俺の指示で九九式狙撃銃や九七式自動砲を抱える狙撃手8人が観測員と通信手と共に狙撃位置へと向かう。

 

「急ぐぞ」

 

 時間も限られていることだし、俺達は急いで向かう。

 

 

 

 部隊がそれぞれの位置に配置して、人質が集められている建物を別の建物の角の陰から覗く。

 

(建物の入り口に見張り二人、周りに5,6人ほどの兵士か)

 

 俺はハンドサインである程度の情報を後ろに控える歩兵に伝える。

 

「……」

 

 建物の上に陣取る狙撃班の一斑がハンドサインを送り、戦車もどきが5輌、歩兵が更に中隊ほどの人数が待機していると伝える。

 

「……」

 

 俺は合図とともに建物の見張りを射殺しろとハンドサインで送る。

 

「頼む」

 

「……」

 

 辻は縦にゆっくりと頷くと、『十年式信号拳銃』を取り出して中央から折って『流星』と呼ばれる信号弾を装填すると、真上に向けて放って空高く舞い上がって赤い光を放つ。

 

 突然の光に帝国軍兵士は驚くも、その直後に狙撃手達の九九式狙撃銃から放たれた銃弾によって頭を撃ち抜かれ、永遠に意識を失う。

 

「行くぞ!」

 

 俺達はすぐさま建物の陰から飛び出し、走りながら小銃や軽機関銃、機関短銃を放って建物の周囲にいた兵士を射殺し、建物の周囲を固める。

 

「辻は右を! 品川は左を守れ!」

 

『了解!!』

 

 俺は二人に指示を出して建物に集められている人質に接触するために中に入る。

 

 

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

 

 

 時系列は攻略部隊が城に突入した後まで下る。

 

 

 

 城の敷地内には戦車もどきが多く配置されており、大砲より放たれた砲弾が地面に着弾して破裂し、扶桑陸軍兵士に破片が襲い掛かる。

 そのあいだにも義勇部隊の者達が戦車もどきに肉薄し、直接車内に攻撃を加えるか『九九式破甲爆雷』を車体に引っ付けて爆破したりしていた。

 

 

「……」

 

 私は九九式小銃に先端を丸くした空砲を薬室に装填し、先端に装着した二式擲弾器に40mm小銃擲弾を装填する。

 レンガの壁の陰より出て小銃を構え、視線の先に居る戦車もどきに狙いを定めて引き金を引き、40mm小銃擲弾を放つ。

 

 放たれた擲弾は戦車もどきの側面を貫通し、内部で炸裂して乗員を殺傷する。

 

 すぐさま壁の陰に戻ってボルトを固定位置から外して引っ張って空薬莢を排出し、元の位置に戻すと擲弾を擲弾器に装填すると、もう1輌の戦車もどきに向けて擲弾を放ち、正面から貫通して内部で炸裂した破片が乗員を殺傷する。

 

 素早く次の擲弾を装填し終えたときだった。

 

 

 

「死ねぇぇぇぇぇ!!」

 

 と、右の方で鎧を身に纏う剣士が部下の一人に剣を振り下ろして切り付けると、更に追撃を掛けようとしたが私はとっさに九九式小銃を向けて引き金を引いて擲弾を放ち、鎧を貫通して中で炸裂して肉片と血を散らして粉砕される。

 少しオーバーキルな気もせんでもないが、戦場でとっさに細かな選択など出来るものではない。何より部下が殺されそうになっているのなら、敵に手加減はいらない。

 

「大丈夫か!」

 

 とっさに隊員に駆け寄って周囲を警戒しながら怪我の状態を確認する。

 左肩を大きく切り裂かれており、出血は少なくは無かった。

 

「衛生兵!!」

 

 衛生兵を呼びながら実包が撃てない九九式小銃を手放して、腰のホルスターより二式拳銃を抜き出して撃鉄を引いて薬室に銃弾を装填すると、更に向かってくる兵士に向けて発砲して心臓を撃ち抜く。

 続けてくる兵士達を二式拳銃で射殺して負傷兵を守る。

 

 

 少しして衛生兵三人が歩兵数人と共にやってくると、地面に倒れてぐったりとしている歩兵を見るなり応急処置を施す。

 

 私は邪魔をさせないように他の兵を呼び寄せて護衛を付けさせると、二式拳銃を撃ち終えてマガジンを排出し、新たなマガジンを差し込んでホルスターに戻し九九式小銃を拾い上げ、二式擲弾器をすぐさま取り外す作業に入る。

 

 衛生兵が応急処置を施して負傷兵を二人で抱えて運び出し、護衛についていた兵が掩護に入る。

 私も二式擲弾器を外して銃剣を取り付け、残り2発の空砲を排出して実包五発を纏めたクリップを押し込んで装填し、護衛に守られている負傷兵に近付こうとする兵に向けて九九式小銃を放って心臓を撃ち抜いて仕留める。

 

「っ!」

 

 次弾を装填しようとした瞬間、移動した先の庭木の陰から剣を持った帝国軍兵士が飛び出てきて剣を振るってきてとっさに九九式小銃を前に出して受け止めるが、とっさのことだったので足の踏ん張りが利かず兵士と共に地面に倒れ、その反動で九九式小銃を手放してしまう。

 

「死ねぇっ!! 非人共に与する愚か者めがぁ!!」

 

 兵士は腰から短剣を抜き放つと私に目掛けて剣先を振り下ろすも、私はとっさに敵兵の腕を掴んで短剣を目の前で止める。

 

「……っ!!」

 

「……っ!」

 

 兵士は力の限り短剣を押し込もうとしているだろうが、その程度ではな。

 

 私は兵士の腕を強引に押し返しながら敵兵の腕を掴んでいる手に力の限り握り締めて短剣を兵士の手から落とさせる。

 

「ふんっ!!」

 

 そのまま掴んでいる手を捻って敵兵の右手首を乾いた音とともに折る。

 

「ぎゃぁぁぁぁぁっ!?」

 

 敵兵が激痛のあまり私の左側に倒れ込むと、私はとっさに九九式小銃を拾って勢いよく突き出して銃剣を敵兵の心臓に突き刺す。

 

「っ!」

 

「……」

 

 事切れた敵兵を踏みつけて九九式小銃を引き抜くとボルトハンドルを持って固定位置から外し、空薬莢を素早く排出して元の位置に戻し、素早く移動する。

 

 

 

「頭を下げて!」

 

 自分はガランド殿の体勢を低くさせると。提げている九七式手榴弾を手にして安全ピンを抜き、勢いよく放り投げて集まった兵士達の中で破裂させ、多くの兵士を殺傷する。

 

 すぐにスリングで肩に掛けていた四式自動小銃を手にして狙いを付けて構え、引き金を連続して引いて兵士を次々と撃ち抜く。

 

「ぬぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 マガジンに残った最後の一発を撃ち終えた直後に後ろから剣を持った兵士が振り下ろしてくる。

 

「っ!?」

 

 とっさに動こうとするも回避は間に合いそうになかった。

 

 

 しかしその瞬間兵士は横から火球の直撃を受けて吹き飛ばされ、地面に転げると火達磨になって悶え苦しむ。

 

「っ!」

 

 火球が飛んできた方を見ると、右手を前に広げて突き出しているガランド殿がいた。

 

「ガランド殿……」

 

「……さっきの借りは、返したわよ」

 

 と、そっぽを向く。若干顔が赤かった気がするが……

 

「いえ! 感謝であります!」

 

 四式自動小銃のマガジンを外して新しいマガジンを差し込み、コッキングハンドルを引いて薬室に装填すると、後ろを向いて構え、連続して銃弾を放つ。

 

 

「……」

 

 彼女は頬を赤く染めて、倉吉の後ろ姿を見る。

 

 

 

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

「ちっ! 意外とわんさかと出てくるな!」

 

 俺はエルフ族の市民に事情を説明して、護衛の兵を付けて避難させた後、家具や荷物を積み重ねてバリケードを作って防衛陣地を形成した。

 マスケット銃を構える帝国軍の銃兵に向けて四式自動小銃を放つと同時に甲高い音とともにクリップが排出され、物陰に隠れて実包を10発詰めたクリップを押し込んでボルトハンドルを閉じる。

 

 しかしこちらに戦力が少ないと言っても、敵はどんどん湧いて出てきてこちらに襲い掛かってくる。

 

 隣で辻が100式機関短銃を放って向かってくる敵兵を撃ち殺していくと、物陰に隠れて提げている九七式手榴弾を持って安全ピンを抜いて物陰から敵兵が居る所へと投げる。

 手榴弾はちょうど銃兵が集まっている場所へと落ちて破裂し、飛び散った破片がそこにいた銃兵全員を殺傷させる。

 

 マガジンを外して新しいマガジンを差し込むとコッキングハンドルを引いて薬室に弾を装填し、物陰から出て射撃を再開する。

 

 反対側では品川が五式自動小銃を連射して次々と銃兵や弓兵を射殺して、最後の一発を放った後にクリップが排出され、すぐさまクリップを取り出して押し込み、薬室に装填する。

 

 近くで台に二脚で立てた九九式軽機関銃を撃っていた兵士の左肩に弓矢が突き刺さり、後ろへと倒れる。

 負傷した兵をすぐに他の兵が下がらせると、別の兵が九九式軽機関銃に着き、マガジンを外して新しいマガジンを差し込んでコッキングハンドルを引き、射撃を再開する。

 

「っ! 戦車もどきです!」

 

 品川の声で左方面に視線をやると、戦車もどきが2輌こちらに向かっていた。

 

 戦車もどきは俺達を発見すると大砲から砲弾を放つも、左に大きく逸れて建物の壁に直撃して爆発する。

 

「ちっ! やれ!!」

 

 砂煙がこちらを覆う中、俺の掛け声で建物の上を陣取っていた狙撃手が構える九七式自動砲の火が連続して吹き、20ミリの弾丸が片方の戦車もどきの正面から貫通し、中の乗員を粉砕する。

 直後に二式擲弾器を装着した四式自動小銃を構えた兵士が戦車もどきに向けて擲弾を放ち、正面装甲を撃ち抜いて中で破裂し、乗員を殺傷する。

 

 近くでは四式自動小銃の先端に装着した100式擲弾器に九九式手榴弾の安全ピンを抜いて装填し、確認した歩兵が前斜めに向けて向けて引き金を引いて発砲したときのガスで手榴弾が放たれる。

 弧を描いて手榴弾が敵兵が集まっている場所に落ちて破裂し、兵士の足を吹き飛ばす。

 

「総司令!!」

 

 と、最後の一発を撃ち終えてクリップが排出され物陰に隠れた俺に通信兵が駆け寄ってくる。

 

「潜入した部隊が城を制圧! 人質を解放したとの事!」

 

「! そうか!」

 

 初陣とは言えど、これで最重要目的は達せられたか。

 

「次に! 攻略部隊も城周囲及び敷地内の防衛戦力を排除し、城を奪還しました!!」

 

「よし!!」

 

 なら、あとは目の前の敵だけか。

 

 そう思いながらクリップを押し込み、物陰から出て四式自動小銃を構え、連射して敵兵を一人一人射殺していく。

 

 辻もマガジンを差し込んでコッキングハンドルを引いて薬室に銃弾を装填し、物陰から上半身を出して敵兵に向けて放つ。 

 

 

 すると黒い何かが弧を描いてバリケード内に落ちてきて、誰もの視線が集まる。

 

 それは黒く丸い物体で、それに繋がっている導火線に火が付いて本体に近付こうとしていた。

 

「爆弾だ!!」

 

 兵の一人がそう叫ぶも、俺は残った導火線の長さからとっさに爆弾を手にする。

 

「残念だが、投げるのが早いぜ!!」

 

 俺は野球の投球のようにして爆弾を元来た方向へと投げ、帝国軍兵士が慌てた様子で逃げ戸惑うが、直後に爆弾が爆発し、更に他の爆弾に誘爆して大爆発を起こす。

 それによって数人の兵士が爆風で吹き飛ばされ、破片の多くが突き刺さって殺傷する。

 

「っ!」

 

 爆風でほとんどの兵は一瞬顔を背ける。

 

「……本当に無茶ばかりしますね」

 

 伏せていた辻は起き上がりながらジト目で俺を睨む。

 

「爆発まで余裕があったからな」

 

 まぁ、さすがに少し肝が冷えたけど……

 

 

 ドッ!! ドッ!!

 

 

「ん?」

 

 品川が五式自動小銃を放って最後の弓兵を射殺した直後にバリケードに使っていたクローゼットに何かが突き刺さるような音がして、パチパチとした音とともに火薬の臭いが漂う。

 よく見るとクローゼットを貫通して鏃が出て、しかも焦げ臭い……つまり――――

 

「伏せろ!!」

 

 俺の叫びに全員クローゼットの後ろ以外の地面に伏せると、轟音とともに爆発する。

 

 直後に狙撃班の九九式狙撃銃や九七式自動砲の発砲音がしたところから見ると、恐らくこのあいだに敵兵が接近を試みたのだろう。

 

「あぁくそっ! やってくれるな!」

 

 悪態を吐きながら木片や砂を振り払いながら起き上がると、四式自動小銃を持って物陰から出る。辻と品川も自身の武器を持って物陰から出ると、射撃を再開する。

 

 

 

 すると敵兵は敵わないと悟ってか、武器を捨てて両手を上げて降伏する者が出てきた。

 

「……降伏ですか」

 

 品川は五式自動小銃を構えたまま、降伏した兵を睨む。

 

「最初からそうすれば良いものを」

 

「……」

 

 俺は降伏した兵士を確認してから、コッキングハンドルを引いて薬室に弾が残ってないの確認すると、スリングで肩に掛けて腰に提げてるホルスターより二式拳銃を取り出し、撃鉄を引く。

 

「負傷した兵に衛生兵を。それ以外は降伏した敵兵を集めて捕らえ、周囲警戒を」

 

「「ハッ!」」

 

 辻と品川はすぐさま指示を出して行動に移す。 

 

 

 

 

 扶桑軍による夜襲で、エール王国を占拠していた帝国軍は殲滅、もしくは捕虜として捕らえる結果となって、戦闘は終息した。

 

 

 

 

 


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