あと今のうちに謝罪しておきます。
最終回はキングクリムゾンが発動されます。
申し訳ない……でも第一話放送する前になんとか完結させたいんや……。
という訳で一応の最終話は今夜に投稿予定です。
私の原初の記憶は、チューブに繋がれ『調整』を受けてる真っ最中というものだった。
それ以前の記憶は全く無い。体は20歳程度にまで成長していたが、それがクローン技術によって生み出され急成長した結果なのか、はたまた『ツクヨ』ではない全く別の人生を辿った結果なのか。
誰も教えてくれなかったし、知ろうとも思わない。大切なのは現在であって、知って得にもならない過去なんて興味がなかった。
いや、興味がないというのは語弊があるかもしれない。
正確には、興味を持つほどの余裕がなかった。
私の周りには、大勢の仲間がいた。男女問わず、たくさんの『調整仲間』がいた。
しかし、時間が経つにつれひとり、またひとりと減っていった。
最初はただ単に『どこかに行った』程度にしか思わなかった。研究者の人に聞いてもそっけない態度で無視されるばかりだったので、いつしか聞くこと自体やめていた。
しかし、ある日唐突に脳内に悲鳴が響き渡った。最初は何なのか全く理解できなかったけど、すぐにソレが断末魔だと解った。
何故なら、悲鳴が消えたと同時に、命としか言いようがないなにかがこの世から消失した感覚を覚えたから。
ソレを理解した瞬間、私は恥も外聞もなく泣き喚いた。急に頭を掻きむしり蹲る私に驚愕する仲間をよそに、何故か喜んでいる研究者たちの姿が印象的だった。
その日から全てが変わった。仲間たちと引き離され、特別な『調整』と称して様々な人体実験を受ける日々が始まった。
以前とは比べ物にならない量と種類の投薬が始まり、電気ショックなどの痛みを伴う調整も増えた。
調整が上手くいったのか、実験中はいろんなモノを感じ取れた。研究者たちの喜びや、たまにやってくる軍人の苛立ち、仲間たちの困惑と絶望。
しかし、そこまでだった。投薬しなければ超能力を発揮できず、かといって投薬すれば精神が不安定になりパフォーマンスが安定しない。
最初は根気強かった研究者たちも、いつまでも安定しない私に諦念を持ったのか、廃棄処分を検討するようになっていた。
あのままであれば、私は間違いなく廃棄処分かデータ取りの為に使いつぶされていたと思う。
でも、そんな絶望の闇に囚われていた時に、パパがやってきて救い出してくれた。
パパがやってきてから、投薬時のパフォーマンスが安定するようになった。研究者たちは依存がどーのこーの刷り込みがどーのこーの言ってたけど、要はパパのおかげで成績がよくなったということだ。
私にとって、パパは唯一無二の存在。あの人がいない世界で生きる価値なんてない。
だから……だから!!
「墜ちろぉぉぉぉおおお!!」
宿敵であり友人でもあるアマテが駆るMSを撃墜すべく、ビームサーベルを振り下ろす。
ここ数週間で、パパの体調が目に見えて悪くなっていた。
医者の話によれば、無茶な投薬と実験のツケが回ってきた結果らしい。絶対安静が必要であり、出撃なんてもってのほかとドクターストップがかかった。
しかし、軍部のやつらはそう考えていない。ジオンに押され戦況が芳しくないからと、無理やりにでも出撃させようとしてくる。
それを止める為、私は取引をした。敵の主力であるガンダムを墜とせば、パパを後方に移送して入院させると。
敵軍の最大戦力を墜とせば、軍部も文句を言えなくなるでしょ。
だから……お願いだから墜ちてマチュ!
あんたが死ねば、パパは助かるんだから!
◆
【最終決戦】 機動戦士Gundam GQuuuuuuX実況スレそのXX【突入】
93:名無しのガノタ
うわぁ、だいぶお労しいことになってる……
94:名無しのガノタ
マチュパパの調子悪いなって思ってたけど想像以上にボロボロだったな
95:名無しのガノタ
パパを助ける為に無茶な調整を受け出撃する娘……感動的だなぁ()
96:名無しのガノタ
でもパパを助ける為に頑張ってる娘はもう一人いるんだよね
97:名無しのガノタ
すぐに父親だと気づいて必死に呼びかけてたけど無視されて襲い掛かられてたのはきつかったな
98:名無しのガノタ
まぁ戦闘を重ねていくと記憶の封印っっぽいのが緩んでるっぽいけどな
99:名無しのガノタ
その度に調整してたっぽいしそのせいもあるんやろね
100:名無しのガノタ
あ、ビームサーベル蹴飛ばされた
101:名無しのガノタ
ドーピングしてたけどやっぱマチュにはかなわなかったかぁ
102:名無しのガノタ
いい線まではいってたんだけどね
103:名無しのガノタ
あ、でもマチュトドメさそうとしてないな
104:名無しのガノタ
これは……もしや接触回線で通信しようとしてる?
105:名無しのガノタ
したな、通信
106:名無しのガノタ
『一緒におとうさんを助けに行こう!』
107:名無しのガノタ
感応現象でイザナの現状知ったからこその提案かな?
108:名無しのガノタ
戦場の真っただ中で自分を殺そうとしたやつに提案するとかすげーな
109:名無しのガノタ
まぁ同じ人間を慕ってる娘同士だし……
110:名無しのガノタ
ツクヨも連邦に忠誠心ないしマチュパパ助ける為ならふつーに裏切りそう
111:名無しのガノタ
案の定即裏切ってマチュと同調したな
112:名無しのガノタ
知ってた
113:名無しのガノタ
連邦側の最大戦力寝返ったし、この決戦も終わるかな?
114:名無しのガノタ
まーもう連邦側に勝ち目ねーだろ
115:名無しのガノタ
ツクヨ以外の強化人間も軒並み撃墜か戦闘不能だもんな
116:名無しのガノタ
長かった連邦のリベンジマッチもこれで終わりか……
117:名無しのガノタ
あとは残敵処理とイザナ救出で終わりかな
118:名無しのガノタ
終わりは意外とあっけないもんだったな
119:名無しのガノタ
まぁあっけないと言ってもマチュ対ツクヨの作画はめっちゃ気合入ってたし
120:名無しのガノタ
ニャアン&シュウジvs強化人間の群れもやばかった
121:名無しのガノタ
とにかくこの戦争はこれで終わり!閉廷!以上!みんな解散!
122:名無しのガノタ
でもまだBパートの尺あるよな
123:名無しのガノタ
確かに
ここで終わりでもおかしくないけどまだ尺あるな
124:名無しのガノタ
ってうええぇぇぇぇぇええええ!?!?
125:名無しのガノタ
なんだこの極太ビーム!
126:名無しのガノタ
直前になって気づいて回避行動取ったけどツクヨ避けきれず当たっちゃったこれ?
127:名無しのガノタ
まぁMSの下半身蒸発したけど爆散してないしなんとか生きてるっぽいな。よかった
128:名無しのガノタ
それよりなんだよあの極太ビーム!?
129:名無しのガノタ
……もしかして拡散メガ粒子砲?
130:名無しのガノタ
>>129
おい、っつーことはまさか……
131:名無しのガノタ
このシルエット、まさか……
132:名無しのガノタ
うわああああぁぁあぁぁぁぁぁああああああ!!!!
133:名無しのガノタ
サ、サイコガンダムだああぁぁぁぁぁあああああああ!!!!
134:名無しのガノタ
うっそだろおいやべーよ!
135:名無しのガノタ
ここでMA投入してくるんか連邦……
136:名無しのガノタ
ん?サイコガンダムってことはパイロットはニュータイプか強化人間だよな?
137:名無しのガノタ
せやろな
138:名無しのガノタ
目ぼしい強化人間って全員この決戦に駆り出されてたよな
誰が乗ってんだ?
139:名無しのガノタ
まさかの新キャラとか?
140:名無しのガノタ
さすがにないやろ
141:名無しのガノタ
……おい、まさか
142:名無しのガノタ
なんか気づいたのか>>141電!
143:名無しのガノタ
嘘だろ。そんなのってねえだろ……
144:名無しのガノタ
ひとりで完結してないで教えてくれーや
145:名無しのガノタ
救いは……救いはねーのかよ
146:名無しのガノタ
だから教えろって!
147:名無しのガノタ
>>146
まぁまぁ落ち着けって
すぐ分かるだろこのまま顔見せなしってのはありえないだろうし
148:名無しのガノタ
そやな、すまん
149:名無しのガノタ
ってうえええぇぇぇええええ!?!?!?
150:名無しのガノタ
そんな……
151:名無しのガノタ
ウ…ウソやろ
こ…こんなことが
こ…こんなことが許されていいのか!?
152:名無しのガノタ
まさかのマチュパパだとぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!?!?!?
・機体解説・
【ジークアクス・カグツチ】
最終決戦に向けて改修されたジークアクスの最終形態。
ヒートアクス二刀流になり、ファンネルもガンダムOOのケルディムガンダムのGNシールドビットみたいな拡張性を持つようになった。
今回はツクヨ視点のお話だったので名前が出てこなかった。
【Sガンダム】
ラストに出てきた巨大MAの名称。
洗脳したイザナを酷使して収集したデータを基に開発したサイコミュ搭載型巨大MA。
パイロットは用済みと言わんばかりに人命度外視のドーピングを施されたイザナ。
Sは『サイコ』と『スサノオ』のダブルミーニングという裏設定がある。
※深夜テンションでサイコの頭文字がPなの忘れてた作者は私です
戒めとして訂正はしません(泣く)