ハイスクールD×Dの女性キャラがヤンデレたら   作:ヒロアキ141

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以外にもヤンデレスキーが多くて驚きました


レイナーレの場合

「おはよう、今日もいい天気だね」

彼女はレイナーレ、僕の幼馴染みでクラスメイトである。

「おはよう、レイナーレ。今日は一緒に帰れるのか?」

「ごめんね。今日は無理なんだ」

どうやら、彼女は用事があるようだ。

「そうか………用事が終わったら早く戻ってこいよ」

「わかったわよ」

そういって僕は彼女と別れた。

 

 

 

 

 

 

その日の放課後

「あの、先輩!私と付き合ってください!」

一年生の女子生徒からいきなり告白を受けた。

「えーっと、何で僕に?」

「貴方のことを一目見て惚れました、じゃ駄目ですか?」

彼女の上目遣いに心が動かされ

「わかったよ。君の告白を受けるよ」

告白を受けざるを得なかった。

「ありがとうございます。先輩」

しかし、この行為が自分の首を絞めることになろうとはこの時知るよしもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女に告白されそれを承諾した次の日の放課後。

「ねぇ、貴方昨日一年生の娘に告白されたんだって?」

いきなりレイナーレからそんな事を質問された。

「そうだけど、それがどうかしたのかい?」

「それで断ったのよね?その告白」

「実は、その子と付き合う事にしたんだ」

レイナーレにそう告げると

「ナンデワタシジャナクテドコゾノウマノホネニトラレナキャイケナイノカシラ?」

と小声で呟いていた。

「大丈夫か?いきなりブツブツ小声で呟き始めたからビックリしたよ」

「あっ、何でもないよ」

「そうか………なら良いんだが」

そうは言うが、明らかにレイナーレの様子がおかしい

「ねぇ、明日買い物に付き合ってくれない?」

「ごめん、明日は彼女とデートの約束があるんだ」

「そう……………………

 

 

 

 

 

 

彼が汚染される前に、一刻も早く害虫を駆除しなきゃね」

レイナーレは小声でそう言うと足早に立ち去った。

「っと早く帰って、明日の予定を考えなきゃな」

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてデートが無事に終わって数日がたったある日の夕暮れ。

この日、僕は居残りで委員会の手伝いをしていたため、彼女と今日は一緒に帰る事が出来なかった。

「彼女、先に帰らしたけど、その判断間違えたかな?」

そう呟き細い路地に入った瞬間、僕は凄まじい光景を目の当たりにした。

「アッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、貴女のような塵が彼に擦り寄って来るな!彼は私の物だ!」

それは光の槍で滅多刺しにされている女子生徒と、普段からは想像の付かない表情で、彼女を光の槍で滅多刺しにしているレイナーレの光景だった。

「な、何してるんだよ、レイナーレ」

おそるおそるレイナーレに質問すると、レイナーレは笑みを浮かべながら

「貴方に擦り寄って来る塵を駆除しているのよ?」

と答えた。

その時倒れている女子生徒の顔を見てしまった。

それは数日前にデートをした彼女だった。

僕はその光景を見て、恐怖を感じその場から逃げ出してしまった。

「フフフッ、私から逃げようだなんて10年早いのよ」

レイナーレは逃げ出した僕をみてそう呟くと黒い羽根を出して追いかけ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は必死に逃げ、噴水のある大きな公園に逃げ込みホッとした瞬間背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「やっと追い詰めたわよ」

背中にカラスの塗れ羽色の翼を生やしたレイナーレの姿だった。

「レイナーレ……どうしてこんな事を?」

僕の問い掛けにレイナーレは答えずいきなりキスをしてきた。

「決まってるじゃない。貴方が好きだからよ」

いきなりの幼馴染みからの告白に僕は唖然とした。

「貴方はいつもそう。他の娘にまで親切にして思わせ振りな態度で接して……そんなだから勘違いしだす娘もいるんだよ?そこの所分かってる?」

此方を糾弾する発言をしているレイナーレの瞳は黒一色だった。

「じ、じゃあ何であんな事をしたんだよ!」

僕の追求に

「えっ?何であんなことをしたのかって?決まってるじゃないの。貴方を塵から守るためよ?」

と、黒い笑みを浮かべながら答えるレイナーレ。

その笑みに恐怖を感じ僕はレイナーレを思わず突き飛ばし、その場から逃げ出そうとした。

「何で逃げようとするの?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?何で?…………ああ、そっかぁ。まだあの塵に汚染されているのね。かわいそうに、私が綺麗にしてあげるわね」

レイナーレはそう言い放つと懐から拳銃を取り出すと、躊躇なく僕の右足に向かって引き金を引いた。

「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア。痛い、痛いイイイイイイイイイイイイイイイ」

右足から走る激痛に意識が飛びそうになるも、歯を食い縛って耐えた。

「フフフッ、初めて食らった祓魔弾の感じはどう?」

恍惚の表情を浮かべながら淡々と話すレイナーレに恐怖を改めて感じた僕はその場から這って逃げ出そうとした。

「また逃げようとしているわね。そうはいかないわよ」

レイナーレはそう言うと今度は左腕に拳銃を向け、再び躊躇なく引き金を引いた。

「グッ、ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

火鏝を突き刺されたかのような左腕の痛みに再び悲鳴を上げるも、逃げる事を止めなかった。

その行為を予想していたレイナーレの口から僕の希望を打ち砕く一言を言い放った。

「逃げたって無駄よ、この辺りには人避けの結界を張ったの。だから此処に来た人に助けを呼んだり公園を出て助けを呼ぶことなんか不可能なのよ、逃げている時に気付かなかった?」

その時僕は悟った。彼女から逃げていたと思っていたが、それは全て彼女の描いたシナリオ通りだった事を。

「ようやく手に入れた、ようやく手に入れたわ。私だけの王子様…………コレカラモフタリズットイッショダヨ?」

自身が血に汚れようとも僕を抱きしめているレイナーレはとても美しかった。

薄れ行く意識の中、僕はそんなことを考えていた。


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