青春を失った囚人達に一時のユメを   作:朝乃 依時

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どうも、アビドスRTA走者です。
まずはバスの改造によって本編より到着を遅らせます。
これによってカタカタヘルメット団はアビドスを占領一歩手前まで行くので全勢力を使って襲って来ますが、囚人達で問題ありません。
その後ファウストは知っているので借金に関してのイベントをスキップすることができます。
ユウリを追加する事によってシロコ、ノノミ、ホシノ、セリカの順で陥落させカタカタヘルメット団を転校させることが出来るのでアジト襲撃とセリカ誘拐イベントを1日目でスキップできるどころか戦力を増強できます。これによってアル社長関連のイベントを早められますが最低でも1日かかる為、皆に待ってもらいま________________せん。

追記 無理でした…皆に待ってもらいます。

後投稿ペース落ちますね。


1-3 鉄は熱いうちに叩け

色々入学等の作業を終えてもう日が落ち終わった後、そんな時にウーティスはこう言った。

 

「作戦を実行する時が来たぞ!準備はいいな?!」

 

「ん、勿論」

 

「提案に乗ってくれてありがとうございます。」

 

「大丈夫だよ。ユウリちゃん、おじさんその若々しさと行動力にびっくりしちゃったよ。ここまで頑張ってきたんだから、その頑張りに答えないとね。」

 

ユウリは恩返しとしてどうやら依頼主に全軍で突撃すると言って連絡が付かなかったらアジトの破壊を任せていたらしい。つまり今の状況でアビドスに仇なす依頼主に一泡吹かせられるのだ。

 

《謎の機械軍団を発見!突撃お願いします!!!》

 

その合図を受け私達は行動を開始した。

 

作戦メンバー

アビドス生徒:ユウリ ホシノ ノノミ シロコ セリカ

LCB:ウーティス 良秀 ヒースクリフ ファウスト イサン ダンテ

シャーレ:先生

通信サポーター:アヤネ

 

 

「やはり烏合の集程度じゃこんな物か…期待した我々の時間を返して欲しい物だな…」

 

「まぁこんな物でしょう…」

 

パリン!

 

「何の音だ!!!!」

 

「予測とも一様なり。」

 

フレッシュで敵を見事に貫き、戦闘が始まる。

 

私はセブン人格を選択した。セブン人格の主な特徴は2つ。

 

「くそ!何故上手く当たらない!」

 

「ふん、こんなことだろうと思ったよ。」

 

豊富な知識による行動予測、そして──

 

「爽やかに。」

 

プロファイリング

 

「な、何故…コ…ア…を……」

 

「隙の無い観察の結果です。」

 

迅速な弱点看破だ。

 

敵からの注目が集まったその瞬間。別方向から例のピンク色の飛ぶ斬撃とノノミの弾丸が敵に雨のように降り注ぎ、建物を解体する用の巨大重機が次々に破壊される。

 

「敵が逃走を始めました!絶対に逃さないでください!」

 

「貴方達が依頼主ね!絶対に許さないんだから!!!!」

 

「若い子は血気盛んで助かるね〜」

 

「に・げ・ば」

 

スワッシュ

 

良秀が何度も敵を切り刻み【7】という数字が完成し、やがて破裂する。

 

 

「剣・創・芸・極」

 

 

こうして戦闘は終わった。奇襲からの奇襲だけあって呆気なく終わったので人格を解いた。

 

「ウーティスさん、ミルクティー。かき混ぜずに、軽く注いでお願いします。」

 

「は!かしこまりました!」

「……………何故上官である私が命令されてお茶を淹れているんだ?(いや…管理人様に淹れてると考えましょう…)」

 

突然用意されたセットでウーティスは命令通りに淹れて真っ先に私に渡した後にファウストに渡す。

 

<助かるよ。>

 

「やはり、他人が淹れてくれるお茶が一番美味しいものです。貴方達も一杯どうですか?」

 

「良いんですか?ではありがたく頂きます」

 

セブン人格の後遺症かどうかは分からないけどティータイムが始まった。始まったは良いんだけど………

 

“ズズ!ズビビィビズバズビィ!ペロペロ!うん、美味しい!(๑´ڡ`๑) ”

 

「………………。」

「わぁ☆」

「ん、先生飲み方汚い。」

「あなや…」

「フッ…」

「これは…」

「うへぇ~…」

 

「おい、教師ズラ、コレどうゆうお笑いなんだ?」

 

ウーティスは先生を貪官汚吏を見てる時と同じような顔で見ていた。

 

“いや、すまなかったね。”

 

「私はコレに慣れることを推奨します。」

 

<え?>

 

《始めて通信越しで良かったと思いました。》

 

“そんなに?!”

 

どうやら先生の好感度はギリギリプラスらしい。

 

「……………。」

 

「管理人様が管理人で良かったと一層感じました…。」

 

 

しばらくして…

 

 

その後壊した機械兵を校舎に運び、今日の仕事は終わった。よくよく考えれば考える程意外とハードスケジュールだと感じた。そして今は先生が寝ている空き家の屋上から夜空を眺めている。何故眺めているのか理由を聞かれても多分言えないと思う。ただそうしたかっただけだ。

 

 

<綺麗だ…>

 

 

「やっほ〜ダンテさん。こんな所で夜空を眺めるなんてなかなか粋だねぇ〜」

 

突然ホシノがやって来た。

 

<こんな夜遅くにどうして私の所に?>

 

「少し聞きたいことがあってさ、先生にも聞いたんだけど」

 

 

「なにが目的でここに──アビドスに来たの?」

 

 

<先生はなんて答えたの?>

 

咄嗟に私は先生のリアクションを確認する。先生はあくまでも職場の上司なので一応どう対応したのか確認しておきたかった。

 

「助けを求めてる生徒を助けるのがこの仕事だからねって、深く問い詰めても同じことが返ってきてびっくりしちゃったよ。それでダンテさんはなんて答えるの?」

 

どうやら先生は仕事の疲れによる物か本音かは分からないが、それはホシノにとって良い言葉ではないような気がした。

 

だけど私だって少し考えたけどこれ以上の理由なんて無かった。シャーレの先生の部下(生徒を導く)という立場に着いたものの結局は私も導きが欲しいのかも知れない。

 

<お金の為、もっと言えば囚人の皆と一緒に休息を取りたかったんだ。>

 

「その話、もっと詳しく聞いてもいいかな。」

 

 

私はキヴォトスに来る時からこのお願いを聞くまでの事情を全部話した。

 

 

「うへぇ〜確かに同じ事情だったらおじさんもそうするかも。それにしても成・瞬ってちょっと笑っちゃったよ。ダンテさんと囚人達って仲いいんだね。」

「それにしても最低でも現状維持出来るようになったら依頼達成かぁ。おじさん少し耳が痛いなぁ。」

 

<ホシノなら出来ると思うよ。>

 

「ありがとうダンテさん。それじゃあダンテさん達は良い大人なんだね。」

 

<良い大人?>

 

「悪い大人にいいように利用されるのが嫌でさ。昔お人好しすぎて悪いやつにホイホイ騙される人を嫌というほど見てね。」

 

アビドスも来た理由を考えてる時に感じたことを言葉に出す。

 

<私から言わせれば大人も子供も変わらないと思うんだ。>

 

<例えばホシノだって他の生徒に騙されたなんてことない?>

 

「うん。確かにあるね。」

 

<それと同じで大人が大人に騙されることもある、私の世界ではこっちの話の方が多かったかな。>

 

「もしかして囚人達もそうゆう経験があったりするの?」

 

<勿論、それによって人生が狂った囚人もいる。>

 

「一応その話聞いても良いかな。」

 

<軽くならでいいなら話すね。>

 

こうして今まで見てきた囚人達の過去を少し話すことにした。とは言っても殺人とは無縁の世界なのでそこはしっかりぼかして話す。

 

身体を殺戮兵器に改造され、戦争の英雄と持て囃されたが実態は悲惨そのものだったグレゴールの話

 

クラスメイトに一方的に好意を抱かれ、最終的に街中の人たちや家族と離れる事となったシンクレアの話

 

友人達と技術を見せ合い楽しんでいたが友人の一人に裏切られ、あまつさえ発明した思い出の新技術を嫌悪され悪用されているイサンの話

 

<それでも歩み続ける囚人達を見るとこっちも勇気づけられるんだよね。>

 

「うへぇ〜話がヘビーすぎるよぉ。まさか同い年位のシンクレア君がそんな目に遭ってたなんて人生何が起きるかわからないね。」

 

私はその言葉を聞き終えて、ちょっぴり意地悪な質問をすることにした。

 

<じゃあ、ホシノは何でこの学校に居続ける事にしたの?>

 

少し間を置いて言葉を詰まらせる様にホシノは話し出す。

 

「まぁせっかく質問に答えてくれたんだからこっちも答えないと失礼だよね。いいよ。少しだけ。」

 

「……砂漠化が進む前、アビドスはかなり大きくて力のある学校だったって言われてるんだけど……そんな記憶も実感も全く無いんだよね。私が見てきたのは最初から全部めちゃくちゃで、ちゃんとしたものなんて何一つない学校だったんだけどさ、私にはたった一人の先輩がいたんだ。」

 

「私の事をいっぱい可愛がってくれてさ、終いには『奇跡』だなんて言っちゃってさ、そんな先輩がいたって事を忘れたく無かったからなのかな?正直おじさんにもよく分からないんだよね。」

 

感じられたのは少し寂しげな雰囲気、夢の残した足跡だったんだ。

 

また私は考える。少し心当たりがあるような気がしたからだ。

 

<でもその記憶が大事だって分かるよ。結局の所記憶は明確な理由が無かったとしてもその人その個人を形成する上で大事な物だからさ。それが理由で良いと思う。>

 

今まで見てきた経験を通して精一杯それっぽいことを言ってみる。

 

「おじさん分かったかも知れない。」

 

<何が?>

 

 

「大人も子供も変わらないってこと。」

 

 

そうして二人で話をして綺麗な空を見た。もしこの休息(ユメ)が一時的な物だとしても私は終わる時までに絶対に満喫したいし囚人達に満喫して欲しいと思った。

 

 

 

次回 【アビドスでのごく平凡な1日】

 

 

 




に・げ・ば はこの状況で逃げられると思うなんて馬鹿だなwって意味です。

ここまでの展開は私が今日から連邦生徒会長……!?と言うあにまんのスレを参考にしました。↓URL
https://bbs.animanch.com/board/3455505/

皆さんに聞きたいのですがリンバス死亡キャラ生徒化について皆さんはどう思っていますか?
生徒化ユーリみたいなパターンや団体丸ごと生徒化してリンバス本編と少し似てるような揉め方をしてそこを囚人達や先生や生徒達が関わって仲を取り戻す展開を考えているのですが辞めた方がいいですか?感想の方でコメントお願いします。

出来る限り原作の良さを消したくないんです。協力お願いします。

絶対に生徒化しないと決めてるキャラ
ピークォド号の皆様
ワザリング・ハイツの皆様
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