幕間に関しては、手ごろに短くいってみようかなと。
I1:正体を隠す仮面の話
ある日の夜、家から程々に離れた場所にて。
鍛錬を積むピエルデに、シャドウが声をかける。
「なぁ、仮面はどうするよ?」
「…仮面?」
「あぁ。ほら、そのまま出たら正体がばれるだろ?だから、そうならないように変装するんだけど、その仮面をどうするかって話だよ。陰の実力者ムーブするなら、正体秘匿はマストだろ?」
「なるほど…確かにどうしようか。」
「まあ見てのとおり、というか自分でもわかってると思うけど、スライムスーツは黒基調に金模様だろ?んで、ピエルデ自身はどちらかというと白要素が多め。だからどういう仮面にするかなやんでるんだよな。黒基調か、白基調か…」
「…白黒両方混ぜるのは?」
「両方…おぉ、確かにいいな!で、形とか模様とかはどうするんだ?」
「ふむ…目元以外は隠す形で、模様は陰陽太極図でどうだ?」
「陰陽太…なんて?」
「陰陽太極図…ほら、白と黒の勾玉が合わさったみたいな模様の。」
「あぁ、なるほどアレのことか!よくそんな難しい言葉知ってるね…」
「そういうシャドウも、俺の知らない陰の叡智をたくさん持ってるだろ?それこそ、前にも例の名言を教えてもらったしな。」
「『Face the Fear, Build the Future』…いい名言だよね。」
「そういや、あれって結局どんな意味なんだ?」
「ん、別に見たまんまだけど?」
「んあ、そうなのか?てっきり、ちゃんとした意味があると思ってたんだが…」
「まあ、もしかしたらあるかもだけど…あいにく、僕も聞いただけだからね。」
「そうだったのか…ま、名言には変わりないな。」
「そゆこと…で、目元以外隠しの
「あぁ、そんな感じだな。」
「了解。それじゃ作って…」
「スライムスーツで作れないか?」
「………………あ。」
「おいコラ…」
「ははは…また気持ちが先走っちゃった。」
「ったく…ほい、試しに作ってみたがどうだ?」
「おお!!これはカッコイイと認めざるを得ないね…というかそっか、白目に黒で黒目に白なんだね!ずっと同色で合わせて考えてたけど、こっちもすごい…」
「…顔が近い。」
「わわっと、ごめんごめん。」
「はぁ…そういや、お前とか他の七陰とかはどうするんだ?」
「形はそれぞれとして、黒基調に金模様を少々入れる…ま、スライムスーツと同じ感じだね。でもって僕だけ金模様を多めにして、スーツと合わせて明らかなボス感を演出して…あ!それならピエルデはイレギュラーみたいな形にしたいから、ピエルデのスライムスーツも専用に変えちゃうのはどうかな!?」
「わかったから落ち着け…そうだな、『イレギュラー』か…よし、早速構想を練ってくる。」
「任せたよ!こっちもこっちで、自分の仮面の形と模様を考えないと…!」
鍛錬から一転、構想を練り始めた二人。
『陰の実力者』ムーブに必要な要素が、着々と揃いつつあった…
「幕間なら最低限の短さでもいいし、むしろ『らしい』よね!」ってことで。
なんとなくで書き始めたらうまく軌道に乗ってあっさり書けました。
ちなピエルデ以外の仮面とピエルデの新スライムスーツのデザインは未定です。
そういうの考えるのすんごい苦手なんですわ…
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次はどうするか…まあ、他七陰と絡ませるのが妥当か?