「さあ!ここが温泉ですよ!」
といい早苗が出てくる。なんで?
「あー、そういえば言い忘れていましたかね?ここの温泉はあまり来る人がいない、ということもあって混浴になってるんですよ!」
「あ、そう...でもこっちがなにかするとか考えないのか?」
「大丈夫です!見たところお兄さん特殊な能力もないし、力で言ったら私が勝つので!」
やっぱり幻想郷の人怖い。ナズーリンも会ったときこんな感じだった気がする。
「さあさあ、体流して早く入りましょう!最近はちょっと暖かくはなりましたが風は強いですから!体が冷える前に!ほら!」
と促され桶と座る椅子を準備する。すごい見覚えのあるケロリンの桶だなこれ。
置いてあったせっけんを使って体を洗い終わり、体についた泡を流すとタオルを頭に乗せた早苗がすでに風呂に入っていた。
「あったかいですよ!早く来てください!」」
姿を見てみると全裸のはずなんだが、そういう妄想をしかけると妙に寒気がして怖かったのでやめた。いのちだいじに。
温泉は少し熱いくらいの温度で大体47℃くらいだったが、普段温度の高いお風呂に入っていた自分には問題なしといった状態だった。
「ふー、あったまるな」
「やっぱりこの時期はお風呂ですよねぇ...」
「こう、なんか体があったまるものが沁みるよなぁ...」
「鍋とかもいいですよね!冬、さまさまって感じですよ本当に...」
「そういえば、こっちに来て何日目ですか?」
「大体3日目ってところかな」
「ほほう、なるほど...」
と、考える仕草をして早苗は言う。
「私もこちらの方に引っ越してきた人ですからね...お兄さんの気持ちは痛いほどよくわかるつもりです。ズバリ言いましょう!一人で不安じゃなかったですか?!」
「転移してきた当時は怖かったな。部屋から出ようとしたらなんか森になってるし、ナズーリンは怖いしで...」
「むむっ、ナズーリンさんにあってたんですね。だからそんなに今は落ち着いてる感じなんですね!」
「ああ、人の温かみにも触れたからな。霖之助や君のような優しい人もいるってわかったし」
「なるほどなるほど。そんな感じですか...」
「どうかしたのか?」
「いや、もし住処とかなければ神社にお泊めしようかな。みたいな感じで思ってたんですが...」
続けて彼女は微笑みながら
「その感じなら大丈夫そうですね!霖之助さん達がいるならとりあえずは問題ないかと思いますし!」
「ああ、こっちには部屋ごと転移してきてしまっているってところもあるしな。住処には困っていないな」
「部屋ごと転移してきた...?その身一つじゃないんですか?」
淫乱ピンクとは言いますがこっちはサイコピーマンなのでセーフ