久々に銭湯に入ってすっきりしたな〜、ありがとう早苗...
そういえば霖之助お金いるとか言ってなかったな。おっちょこちょいなところもあるもんだ。
そうこう考えながら歩いていると香霖堂が見えて来た。
ガラッと扉を開けて入室すると電気がついていた。彼はまだ起きてるようだ。
「やあ、おかえりなさい」「ああ、ただいま」
「温泉には入れたようだね、よかったよかった」
「それについてなんだがお金が要るって知らなかったぞ?言ってくれてもよかったじゃないか」
「? 僕が言っているのは受付がいない無人の温泉のことだが...」
「何を言っているんだ?俺が入った温泉には受付に人もいたんだがな....」
「もしかして君、手前の明るい温泉の方に入ったかい?」
「ああ、誰でもどうぞって書いてあったからそっちに行ったぞ?」
「なるほどね、そういうことか。君が入った温泉は守矢の温泉だよ。設備がしっかりしてる代わりに入浴に3、400円程度掛かる方のね」
「それなら霖之助が言ってた温泉はどこにあるんだ?」
「その温泉もちょっと奥だね。まあ奥にある温泉は光源もないし、夜ならちょっと危ない可能性もあるから選択自体間違ってはいなかったかもしれないね」
「結果的には良いわけか。まあ、早苗にも会えたおかげで温泉に入れたしな。彼女には頭が上がらないな」
「それが君にとっていいものかどうかはまだわからないけれどね...」
「何か言ったか?」
「いいや?なんでもないさ。とりあえず今日は寝るといい。温泉は体を疲れさせるために入るものだからね」
「言われてみるとそんな気が...ふぁあ...して来たな、そうさせてもらうよ」
「寝ていたベッドを使って大丈夫だよ、僕は作業があるからもうちょっと起きていくかな」
「ああ、おやすみ」
そういい、ベットに横になった。
流石に明日にはここを出て自分の部屋に戻るとしよう。取引をするにもなににもまずはそこからってところか。どうせならツインターボも取り戻しておきたいしな。
あとは水も組んだから家で煮沸すれば使えるだろうし、やれることが増えるぞ!
「はぁ、早苗くんか...彼を入信させるとか余計なことを考えてないと良いが...」
そう言いながら作業をする。僕は閉店後のこの時間が一番好きだ。
今いる彼には申し訳ないが、自分一人という物は良い物だ。自分に安らぎを与えてくれる。
「外来人なんて久しぶりに見たけど、今回はどうなるんだろうか。聞いているんだろう?賢者さん」
「...」
「なるほど、まだ干渉する気はないんだね。こちらとしてはその方が助かるんだけれどね...」
そういいつつ作業に戻る。いまだ夜は終わらない。
3日更新なしだったのは人間をやめていたからです。ゆるして