「いや、実に興味深い玩具だった。十分楽しめたよ。」
「それはよかった、まだまだたくさん家にあるから新しいの今度持ってくるよ。」
霖之助とベイブレードで遊んだ。どれだけ見た目は大人でも新しいものに触れるとき、やっぱり心は子供のままなんだよな。
「うん、楽しみにしているよ。
...それとだけど、今からどこへ向かうんだい?」
「ああ、魔法の森に行こうかなと思ってさ。なんか響きかっこいいし。」
「そうか、魔法の森か...
あそこは暗くなると獣や妖怪が出るからね。自分で何とかしようとせずに、ちゃんと周りに頼る事を忘れないようにね。」
「忠告感謝だ。んじゃ、また今度!」
そういって魔法の森の方面に向かって歩き出した。
「こんなおどろおどろしい森だったんだなぁ、魔法の森って。Google map見間違えたのかと思った。」
一応来る前にスマホで確認してはいたけどやっぱりとんでもない緑に包まれた森だった。
...確かに暗くなったら獣とか妖怪が出そうな雰囲気してるな。
でもまぁ、香霖堂からそこまで遠くないし大丈夫でしょ!夜になりそうだったら急いで引き返せば何とかなる!
そういえばなんかやたらとキノコとか生えてるなこの森。食用のものとか混じってそうだ。図鑑持ってくればよかった。
「...」
家にある食料も減ってきたし、こういうので料理作ったりするのもまたいいのかもしれない。
でもまぁ、まだキノコとかで腹を満たさないと死ぬほど限界のやばい状態じゃないしどうしてもこまっ...
---記憶はここで途切れている---
「こんなところに死体が落ちてるとはかなり不吉だな、一応家で弔ってやるか。」
「ふぅ、なかなかに重たかった。にしても見慣れない服装だ、外来人か?」
気が付いたらなんかさっきまでいた場所と全然違うところにいるんだけどなにこれ?
「...あ」
「ん?死体がしゃべった?」
「ぜんぜん...いきてます...」
「そりゃ失敬、悪いことしちまったみたいね」
したいと勘違いされて持ち帰られてたのか。もうちょっとで燃やされるところだった。
「ここまで運んでもらって申し訳ないんですが、ここはどこであなたはどなたなんですか?」
「ん、ああ。自己紹介がまだだったな。私は霧雨魔理沙。ここは魔法の森にある私の家前だな、歓迎するぜ」
「霧雨魔理沙、あんたが...」
その言葉を聞いた後、また記憶が途切れてしまった。
次に目が覚めた時にいたのは、見知らぬ家の中。見知らぬ天井の下であった。
森の中に住んでみたいなって、一種の夢があるので魔法の森には一回くらい行ってみたいです。