樹海という想定で持ち物でも持っていくとする。
「とりあえずあれだな、光源は必須だろうからスマホは持ってってもいいな」
スマホの充電を見てみると残り87%、余裕のある充電量だ。
「他にはそうだな、入れる容器とかも必要か」
最近使っていなかったリュックがあったのでそれを使用することに決めた。
「あとは図鑑も持って行っておかないとな、さすがに毒で死にたくはないし」
ということで植物図鑑なども持っていくことにした。
あとはほぼ役に立つとは思えないが...
「エアガンでも持っていくか、さすがに0.2gで初速92mは痛いだろ」
ということで探索のための準備は終わった。
予備マガジンは邪魔になるので今回は多段マガジンをつけていくことにした。
じゃらじゃらなるのはちょっとあれだが、弾切れで撃てなくなるよりはマシだろう。
追加でスリングもしっかり2点につけて、持ち歩きを多少楽にしてある。手でずっと持ち歩くよりはマシだろう。
他にはリュックサック、大体30Lくらいはモノが入るようなそこそこ大きいやつだ。また、サイドにポケットが付いている。
そしてスマホの充電器。2000mAの物をフル充電してある。普通に使ってたら2、3回くらいは満充電できるやつだ。
これで足りないことはないはずだ。
「よし、早速野草を回収しに行くか」
そしてついに部屋から出る決心をしてドアを開けた。
...先ほどと変わらない景色のままそこには森が広がっていた。
「やっぱなんかの幻覚とかではなかったんだな、マジか...」
ここで立ち止まっても何も始まらない。部屋から森の中に一歩踏み出す。
もちろん靴は履いていないため土に直で足をつく。ひんやりとした感触が足に伝わる。
「季節的には冬のはずなんだがそんなに寒くないな。最近暖かくなってきたからか」
そういえば部屋の外観ってどうなってるんだろうとくるっと後ろを見てみる。
そこにはコンクリの壁で作られた豆腐みたいな形をした小屋がぽつんと立っていた。
一ミリも見覚えがない部屋の外観を見て、「この部屋の中にいたんだなぁ」とちょっと感心する。
とりあえず探索が終わったら部屋に帰ると決めて正面へ向きなおした。
自分で自分の考えを肯定して歩き始める。一人だと独り言が増えるなぁ、なんて思いつつ歩いていると
足元に光る何かを見つける。「なんでこんなところにあるんだ?これ」
そこに落ちていたのはハンドスピナーだった。部屋に置いてあるハンドスピナーの色違いみたいだ。
「不法投棄なんてするなよな、山奥だからってなんでも捨てていいわけじゃないんだから。」といいつつハンドスピナーを避けてまた歩き続ける。
大体そこから2分程度歩き続けたところで「ゴン!」という音を立てて何かにぶつかる。
「?何もないけど何かあるなこれ...」
と空間をペタペタ触りつつ感じる。今他の人が近くにいるとしたらパントマイムをしているように見えているだろう。
通れないってことはこれ以上先に入ってもいいことないんじゃないか?とゲームで培った知識を活かしていったん来た道を戻ることにした。
エアガンはURG-1を使っているのでそれ想定で書いてます