仮面ライダー列伝   作:人見知り

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カシュー&アセロラ
vs斬月回



9ページ 衝撃!メロンライダー!

 

沢芽市に存在するアパート…タイラントガーベラの201号室。

そこに新しい探偵事務所が出来た。

その名は、'鳴海探偵事務所 沢芽支部(仮)'。

 

すなわち、アナタの探偵事務所だ。

 

師匠達の看板を借りる事にも抵抗はあるが、

免許皆伝では無い以上、自分の名前を使うのはもっと抵抗がある。

支部(仮)はその表れだ。

 

 

この沢芽支部は開業して1ヶ月も経たずに名を馳せ始めた。……ペット探しで。

 

 

何せこの沢芽市は、インベスが棲まう森と繋がるのだ。

向こう側へ行ったら生きて帰れる筈もなく、ペットはもちろん、人間すら帰ってこない。

 

そんな中、インベスと戦って生き残れる且つ小さな孔を広げられる者が現れたのだ。

 

圧倒的な実績で、ペット愛好家内からの評価は鰻登り。

名が馳せるのも当然の帰結だろう。

 

 

今日もアナタは迷い鳥を探して森を彷徨うのだった。

 

 


 

 

ブリザード カシューアームズ 獣道 Going my way

 

今回手に入れたロックシードは、カシュー。

両手に装備するカシューアップルのような鉤爪…カシュークローが特徴的な和風のアームズだ。

 

"さあ、華麗に激しく行こうか"

 

アナタは1人呟きながら、シカの様な上級インベスに迫る。

 

"ハアッ!"

「GRA!」

 

アナタがカシュークローを振るうと、

シカインベスはツノで弾き、拳を繰り出す。

 

すかさず、もう片方カシュークローで受け流し、

すれ違いざまに脇腹を切り裂く。

 

「GRaaaa!」

 

逃げる方が危険と踏んだのか、

手負いとなったシカインベスは、こちらに突撃してきた。

 

"これで決める"

ブリザード カシューオーレ

 

アナタは発生させた吹雪を片腕に集中させつつ、シカインベスが充分近づくのを待つ。

後3歩、2歩、1歩!

 

アナタは腕を振り上げ、吹雪を放つ。

 

「GRaaA A」

 

シカインベスは吹雪の中を進もうとするも、

速度がみるみる落ちで、身体が凍てつき始める。

 

アナタはシカインベスへと駆け寄り、両方のカシュークローで×字に切り裂いた。

 

"ハァー!"

 

「GRaaaa!」

 

シカインベスは断末魔をあげ、爆散した。

 

 

 


 

 

"ふぅ"

 

アナタは戦闘を終え、一息ついていた。

 

その手にあるのは、カシューロックシード。

やはり、スイッチを押しても凍りついた様に動かない。

 

 

アナタは、これまでに把握した事を振り返る。

 

インベスはランク別に2種に分けられる。

 

初期に出会ったのは、下級インベス。

最も多い戦闘員枠らしき種。

肉厚なのか、ブリザードに耐性がある。

 

もう一つは上級インベス。

先程のシカなど多種多様。

ドラゴンメモリでないと通用しない物からブリザードがよく効く物まで様々だ。

 

 

そして、ライダーについて。

名は、鎧武。

 

この世界では、'アーマードライダー'と呼ばれている。

ど新人*1のお気楽な子供だ。

 

……この世界も仮面ライダーなのであれば、今すぐに辞めさせたいところだ。

 

 

最後に、ロックシード。

アナタがロックシードを使うと壊れる。

 

正確には、ベクトルやドラゴンと併用すると砕け、

ブリザードと併用すると一定時間使用出来なくなる。

必殺技は、3回or3段階1回が上限といった感じか。

使用時間に応じて減少するから参考でしかないが。

 

砕ける前にブリザードに交換すれば、若干継戦時間が伸びる気がするが、

大差ない様に感じる。

 

ブリザードならロックシードをロストしなくて済む。

ベクトルなら稼働時間が長い。

ドラゴンは稼働時間が最短だが火力、だな。

 

 

"よし!"

 

一息ついたアナタは、側の果実を取り再変身する。

 

ベクトル アセロラアームズ フュルスト オブ デーモン

 

今度のアームズは洋風の甲冑、背中に灰色のマントがある。

手に現れたのは、スナイパーライフル…アセロラスナイパー。

知覚能力に長けるのか、遠くもよく見える。

 

"探し物にもってこいだな"

 

 

アナタは捜索を再開した。

 

 


 

 

"今日の成果は、依頼の猫2匹とオウム1羽。

依頼にはなかった兎、子猫・子犬が1匹ずつ。

そろそろ戻らないとな"

 

アナタはケージを見ながら、そう呟いた。

森へは気軽に来れず、気軽に帰れもしない。

長居してペット達を返せなくなれば元も子もないのだ。

 

次に孔を見つけた時に脱出しようと決めて、歩き出す。

 

 

そんな時

 

ソイヤ! メロンアームズ! 天下御免!

 

鎧武と似た音声が響く。

 

「ハッ」

"くっ"

 

背後からの斬撃を、アナタは咄嗟に肩アーマーで受けた。

 

アナタは無双セイバーを払い除け、蹴りを放つも、

白いライダーは盾の縁でアナタの足を切り裂く。

 

"ぐぁっ"

 

アナタは自身にベクトルを付与しつつ、

斬撃の方向に飛び、距離を取る。

 

"いきなり何をするんだ!"

「お前のベルトは戦極ドライバーではないな。

色々聞かせてもらう!」

 

白いライダーは無双セイバーのレバーを引く。

アナタはアセロラスナイパーを構え、同時に引き金を引いた。

 

アセロラスナイパーは無双セイバーと異なり、銃撃・狙撃特化の武器だ。

アセロラスナイパーの弾丸は、無双セイバーの弾丸を容易く貫き、無双セイバーを跳ね上げた。

 

アナタは正面へのベクトルを自身に付与し、

白いライダーへ突っ込んだ。

 

「!」

 

白いライダーは、足に傷を負っている人間とは思えない速度に少しばかり驚くも、

慌てずメロン型の盾…メロンディフェンダーを構える。

 

普通の相手なら、メロンディフェンダーで一撃を受け止め、

落下してくる無双セイバーを回収し、切り捨てられただろう。

 

 

アナタは白いライダーが盾を構えた途端に、自身に上へのベクトルを付与した。

その跳躍たるや、

片足とはいえ白いライダーを優に飛び越え、無双セイバーを奪取した。

 

「何!」

 

アナタはアセロラスナイパーのストックに無双セイバーを接続、薙刀形態にする。

 

薙刀をメロンディフェンダーと白いライダーの間に割り込ませて、メロンディフェンダーを跳ね上げた。

 

"決着だ。見逃してもらおう"

アナタは刃を突きつけながら、そう言った。

 

「……好きにしろ」

 

白いライダーは仕方なく頷いた。

 

アナタは急ぎケージを持ち、先の跳躍で見えた孔へ向かう。

 

「1つ聞かせろ。そのドライバーはどこで入手した!」

"拾った!"

 

アナタは返答しつつ走り去ったのだった。

 

*1
注:歴はアナタと同程度




はっぴーでぃすとぴあ様、空気の破壊者様の案を使わせて頂きました。
ありがとうございました。

現状説明
カシューでの戦闘
把握している情報の整理
メモリ+ロックシードの設定説明
アセロラでのvs斬月

でした。

鎧武がインベスゲームで無双している間も、定期的に森に潜ってます。
オレンジとかは、その時に使っているイメージでよろしくです。

vs斬月
主任はアーマードライダーの性能を知り尽くしているからこそ、不意を打たれた感じ。
次は通用しない。
(また戦うのかは不明、アクションと強弱考えるのムズイ)

書いてから思ったけど、WのNEVERの件と交えて考えると、鎧武と共通点あるなぁと。
白い強敵(notライバル)ライダーに、オカマ傭兵。
次次回はアンチ・ヘイト必須だな。


次世界のアンケート、オーズが募集内容未定なのに票が入っててびっくり。
ドラム缶カンドロイド変形自由にするか、
強化アーマー(変身エフェクトがドラム缶)で行くか。
まだ当面先だから全然急がないし、分岐アンケートが入らなければ執筆できないし、
もう少し放置。

Aランクは余裕で使いきれそうなので、そちらは安心下さい。

コツコツ書いているので、のんびりお待ちください。


次回は地獄のような話にしたいけど、どの方向性にしようか悩み中。

次の世界は?(W→鎧武→)

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