仮面ライダー列伝   作:人見知り

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原作何ページ?P36「Rの彼方に/全てを振り切れ」

以前より時間かかった…
歳は取りたくないものだ… 作風の都合かな?

個性薄いままだけど、異世界初日(半日)なんで勘弁してくだせぇ

あと、アンケートはドライバーに変更してます




2ページ Dの彼方に/全ての始まり

 

アナタが周囲を見回すと、'風都野鳥園'と書いてある看板が目に入った。

 

"'風都野鳥園'? 知らないな"

 

近辺に風都なんて地名は無いから、

余程の遠方か、単純に知らないどこかだろう。

 

何も分からない事が分かったアナタは、人を探して歩きまわる。

 

 

 

 

野鳥園というだけあって、鳴き声が凄い。

 

「キュルキュルキュル」「チュピチュピチュピ」「ヅィヅィヅィ」「QueeE!」*1「キュルキュルキュル」「チュピチュピチュピ」「ヅィヅィヅィ」

 

"なんか変なのが混じってたような?"

 

アナタは周囲を見回すが、特に変わった物はない。

 

"あっ!"

 

視線の先には人影があった。

アナタが駆け寄ると、会話が聞こえてきた。

 

「嫌!離して!」

「おかしい…まだコネクタが完全ではない。

これだけの恐怖を味わえば、確実に完成するはずなのに。

何故だ?一体何がお前の心を支えている⁉︎」

 

 

謎は多いが、目前の紳士が女性に悪意を持っている事だけは分かったアナタは、紳士の腕を掴んだ。

 

"手を離してください!"

「構いませんよ」

 

紳士は女性から手を離し、アナタの腕を掴み投げ飛ばした。

"うぐッ"

 

「代わりに貴方の命を頂きます」

『ウェザー』

 

紳士はUSBメモリのような物を己の耳に差し、白い怪物と化した。

 

"はっ?"

 

明らかに人間でなく、どう考えても着ぐるみでもない。

グロンギやファンガイアのような生物味もない。これでは…まるで

"仮面ライダー…?"

 

「いいえ、ドーパントですよ」

白い怪物…ウェザードーパントがこちらに腕を翳すと、猛烈な吹雪が放たれた。

 

"!"

アナタは即座に距離を取ろうとするも、冷気で動きが鈍い。

 

「貴女のせいで、無関係な人間が死んでしまいますね」

「嫌ー!」

"くッ"

 

アナタそんな会話を耳にするも、ついに転んでしまった。

一度動きが止まるとどんどん体温が奪われて、意識が朦朧としてくる。

 

「伊坂ぁ!」

赤い瞳を持つ者がこちらへ向かってくる。

 

怪物から人々を守る戦士。あれこそが

"仮面…ライダー…"

 

そう呟く頃にはアナタは限界を迎えていた。

アナタの意識は暗転した。

 

 

 

「「ビッカー・ファイナリュージョン!」」

…

 

「まだ、息はある!」「死ぬなよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

"……?"

アナタはソファーの上で毛布に包まれていた。

 

「おっ 気が付いたか」

スーツ…違うな…を着た男性に声をかけられる。

まだ、少し頭が回らないようだ。

 

「おっと、無理するな。凍死してもおかしくなかったんだからな。

ホットココアを置いておくから、ゆっくり飲んどけ」

 

アナタは言われた通り、温かいマグカップを両手で抱えて暖を取る。

 

"ふぁ〜"

思わず声が出るほどに心地良い。

ホットココアをズズッと啜りながら、周囲を見る。

 

狭めの部屋だ。

本棚や机、ソファーを見るに、この部屋だけで完結している事務所のようだ。

服装からして、個人経営だろうか?

 

目の前には襲われていた女性と、クリップ?で髪を留めている男性がいる。

 

 

「井坂は君のコネクタが完成したら、メモリを差しに必ず現れる」

「怖い …きっと、あの刑事さんが守ってくれるよね…?」

「そうか!君の心が恐怖に染まりきらないのは、照井竜の存在が君を支えているに違いない」

 

 

アナタにはサッパリ分からないが、

あの女性が狙われている事だけは分かった。

 

 

彼女はズボンのポケットに手をやると、戸惑った。

「無い…?」

 

彼女は慌てて扉に向かうと、スーツの男性が引き止めた。

 

「凪ちゃん!今、外に出るのは危険だ。

ここを出たら、いつ井坂に襲われるかわからない」

 

その直後、電話が鳴った。

 

「おう亜樹子、どうした?」

「照井がどうした?…バイクで転倒?意識がない?」

 

「私が、お守りを失くしちゃったからだ…」

 

 

彼女…ナギが呟き飛び出すのを見て、

アナタは咄嗟に追いかけようとするも、転倒した。

"あぐっ"

 

当然だろう。凍死してもおかしくなかった吹雪のダメージだ。すぐには動けない。

 

「怪我はしてんのか?…だから落ち着けって!」

 

アナタが転んだ音で男性達がこちらを見た。

 

「って、お前までコケて…凪ちゃんはどうした?」

 

アナタは震えが収まっていない手で、扉を指差す。

 

「行っちまったのか!」

 

アナタは、慌てて追いかける彼らの後ろを付いて行った。

 

 


 

 

「凪ちゃーん!」「凪ちゃーん!」

 

男性2人は叫びながら、あの女性…凪を探す。

アナタも声を出して探す事にした。

 

"ナギさーん!"

「うおっ お前付いてきたのか」

 

"自分も心配なので、付いてきちゃいました"

あっけらかんと答えるアナタに帽子の男性は溜息をつく。

 

「はぁ 来ちまったもんはしょうがねぇ。

無理そうなら休んでろよ」

"はい"

 

「なら、大通りを頼めるか?

人気の多いルートだ。*2 

案内板に従って野鳥園まで行けばいい。

俺は人気のないルートで行く」*3 

"わかりました"

 

「なら、僕は普段の彼女なら使うであろうルートで行こう」*4 

 

 

アナタ達は別れて彼女を探し始めた。

 

 


 

 

"ナギさーん!いませんかー!"

 

アナタは彼女を探しながら町を見る。

 

どこの市町村か分からないが、'風都'という都市らしい。

風車をあちこちで見かける。正しく風の都だ。

 

何より特徴的なのは風都タワーだろう。風力発電かつ電波塔らしいが、こんな物はありえない。

騒音やら低周波やらにより、存在するだけで周囲への影響は大きいのだ。他にも破損時のリスク等のため、大抵は海や山の麓に作られている。

こんな街中に作れるのなら、もっと話題になってるはずだ。

 

ありえない怪物に、ありえない建造物。

やはり、ここは創作物の…仮面ライダーの世界なのだろう。

 

 

現状を再認識したものの、ナギさんは見つからない。

ナギさんが相当速いのか、目的地が違ったのか。

不安になった時、帽子の男性と合流した。

 

「そっちも居なかったみたいだな」

"はい。……目的地はここで良いんですよね?"

「照井のペンダントを回収しに行ったんだろうし、野鳥園にいた時までは持ってたんだ。

落としたとしたら、中か道中だ」

 

それを聞き、安心したアナタは捜索を再開した。

 

 


 

 

野鳥園まで辿り着き、アナタとウェザードーパントが遭遇した地点に着くと、

帽子の男性に電話があった。

 

どうやら、既にナギさんは拐われており、伊坂…ウェザードーパントの男性…から照井さんに電話があったらしい。

 

その場所へ向かいながら、いろんな事を聞いた。

帽子の男性…左翔太郎さんとクリップの男性…フィリップさんは、2人で1人の仮面ライダー'ダブル'であるという事。

照井さんも仮面ライダーであるという事。

伊坂は、照井さんと凪さんの家族の仇であるという事。

 

話を聞きながらフィリップさんと亜樹子さんと合流し、到着すると既に戦いが始まっていた。

 

 

 

「見せてやる…トライアルの力を!」

 

照井さん…仮面ライダーアクセルがストップウォッチのような物を手にすると、亜樹子さんが叫んだ。

 

「駄目だよ竜君!本当はまだ10秒の壁を切ってなかったの!」

 

道中で聞いた限り、危険な事らしい。

死ぬかもしれない程に。

 

「いや!奴はやるさ」

「え?」

 

そう、…彼も仮面ライダーならきっと……

 

 

アクセルは超加速を開始した。

高速で接近し、連続蹴りを浴びせる。

蹴りの残像はTの字を描いた。

 

そして、攻撃を終えたアクセルはタイマーを止める。

 

トライアル マキシマムドライブ

「9.8秒 それがお前の絶望までのタイムだ」

 

「ぐわぁあああ!」

ウェザードーパントは爆散した。

 

 

「やったー!竜君が勝った!」

"よしっ"

 

期待通りではあるが、アクセルの勝利は喜ばしい。

 

 

「信じられん…私への憎しみが、ここまでお前を強くしたのか…?」

「俺を強くしたのは、憎しみなんかじゃない」

 

アクセルは伊坂が持っていたメモリを砕くと変身を解き、凪を縛る縄を解いた。

 

「ありがとう。これ」

「君を守れて良かった」

 

皆が勝利と無事を喜ぶ中、伊坂が苦しみ出した。

 

「ぐぅうう!」

 

伊坂の顔や手といった地肌全体に、黒い何かが蠢いている。

 

ハッピーエンドに安堵していたアナタは思わず後退った。

 

 

「うわぁ! な、何が起きてんの⁉︎」

「メモリの過剰使用のツケが回っているんだ」

 

「こ…これで終わったなんて思うな…!お前らの運命は仕組まれていたんだ。あのシュラウドという女に…!先に地獄で待ってるぞ!」

 

伊坂は捨て台詞を吐きながら、黒い何かとして散っていったのだった……

 

 

 

 

 


 

 

 

「はぁ⁈」

「仮面ライダーという物語が存在する並行世界⁈ ゾクゾクするねぇ」

 

 

と、いう訳でアナタは鳴海探偵事務所のお世話になる事になった。

 

*1:
怪鳥の断末魔

*2:
人を隠すなら人の中ルート

*3:
逃げ隠れしながらルート

*4:
逃げ隠れとか考えてないルート




今回はここまで
初登場回なら、ここで区切るかな?と思って切りました。



・要望箱設置
分岐アンケートしてほしい点とかあったら、ここにどうぞ。
作者の実力を考慮していただけると助かります
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=323432&uid=257501

○アンケート予定リスト
・次    次の作品(オーズ〜ビルド)
・次々   原作何話
・次々々  ドライバー、アイテム募集
次々々々 は、AtoZまでの話数による。

話数に余裕がありそうなら、シナリオ分岐とかしたいな




・アンケートの補足注意
どちらでも1人で変身、3本運用です!
メモリを増やしたり、相棒作ったりしませんからね!

次の世界は?

  • オーズ
  • フォーゼ
  • ウィザード
  • 鎧武
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
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