体力落ちたなぁ
この調子だと、何年かかることやら…
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アンケートの設定ミスってた!
そりゃ入らんな……
鳴海探偵事務所に転がり込んだアナタは、
事務員として働きながら、フィリップと帰り方を探している。
ここ数日で事務所地下のホワイトボードには、エクスカリバーや草薙剣、不思議の国のアリス等、
かなり書き込まれている。
「分かった事をまとめよう」
フィリップは黒マーカーを持つと、ホワイトボードに書き込む。
「地球の本棚で、名称だけは分かっている」
フィリップはホワイトボードに名称を書いた。
ライドブック:仮面ライダー列伝
聖剣:伝説剣列伝
「そして、君は『とある聖剣を手にしたアナタの物語…』という声を聴き、このライドブックの中に吸い込まれた…
推測されるのは、エンディングを迎えれば脱出「えええー!」「おおうっ!」ああ、もう!」
フィリップはあまりの騒がしさに苦情を入れに行った。
アナタもついでに着いていく。
「もう、うるさいな!一体何の騒ぎだい?」
"お化けでも出ました?"
「しゃっしゃっ写真!写真撮ったら知らないおじさんが!」
"写真から出てきたとか?"
アナタと亜樹子がそんな会話をしていると、
フィリップを見たおじさんは思わず言葉を漏らした。
「君…どうしてこんな所に⁉︎」
「え?」
「あ、いや…」
しどろもどろに言葉を濁す姿は怪しすぎた。
「アンタ、フィリップの事を知ってるのか?」
「いや、知らない!人違いだ」
「って言うか、あなた誰ですか?」
「人を探して欲しいんだ。10年前に別れた私の家族…」
その怪しげなおじさんは依頼人となった。
翔太郎の調査の結果、
依頼人の家族の行方だけでなく、依頼人の正体も判明した。
名前は、山城諭。
10年前に死んだはずの有名な脳科学者だ。
ガイアメモリ流通組織…ミュージアムに攫われたものの、家族に会いたくて逃げ出してきたらしい。
この世界の仮面ライダーについて聞いていたアナタは納得した。
フィリップの事を知っていてもおかしくはないだろう…と。
だから油断してしまった。
狙われていると分かった上で、単独行動する馬鹿はいないだろう…と。
いた。
それどころか、それ以上に身勝手な人間だった。
「園咲琉兵衛は、私の研究に必要な施設と予算を、全て用意してくれた。
科学者としては、そんな魅力的な誘いを断れるわけがない!」
「私はただ…記憶を消しただけだよ。詳しい事は、何も知らない」
アナタは山城の頭を引っ叩いた。
"それで家族を捨てたのか!
自分の罪から目を逸らして、今度は家族に会おうと⁈
身勝手が過ぎる!"
「そこまでにしとけ」
激情のままに言葉を吐き出していると、翔太郎に止められた。
「署に連行する。ミュージアムについて知っている事を、じっくり聞かせてもらうぞ」
照井刑事により、山城は連行されていった。
「……君は、あの日の翔太郎にそっくりだね…
耳が痛いよ」
"いや…そんなつもりじゃ……"
思わぬ真実と己にも刺さるの言葉のダブルパンチで消沈するフィリップに、アナタはなんと言えば良いのか分からなかった。
『翔太郎君!山城さんが大変なの!
フィリップ君にどうしても伝えたいことがあるって!』
「山城がフィリップに?」
『風都中央病院に今すぐ向かって!
風都駅にはフィリップくん代理が向かったから!』
「代理?」
その頃、アナタは全力で駅へ向かっていた。
意図せずフィリップを傷つけた事を気にしていたアナタは、汚名返上名誉挽回とばかりに張り切っていた。
駅前に着くと、午後2時15分。
若菜姫と思しき女性はいるが、初対面では最悪逃げられるだろう。
アナタは肩かけバックから、スケッチブックとマーカーペンを出した。
このために病院の売店で買っておいたのだ。
アナタはその場で、スケッチブックにキュキュっと書き始めた。
全力疾走してきた人間が何か書く姿は奇異に見え、人々の耳目を集め。
園崎若菜も変人の存在を認識したのと同時に、アナタは書き終え掲げた。
そこに書かれた文字に大勢が首を傾げたり興味を無くす中、若菜だけは近寄って来た。
デカデカと書かれたのは《フィリップ代理》。
これ程分かり易い方法はそうあるまい。
「どういう事⁈ フィリップ君は⁈」
問い詰める若菜にアナタは深々と頭を下げて言う。
"ちょっと病院寄ってます。必ず来ますので、信じて待っててください"
「そう…」
「残念だが、時間切れだ」
足元に悍ましい粘性の何かが突如湧き出す。
振り向くと、古代の壁画のような冠の怪物…テラードーパントがいた。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
ウェザードーパントやホッパードーパントからは感じなかった恐怖に、アナタは身をすくませた。
……だから、また届かない。
「きゃあ!」
沈んでいく若菜に手を伸ばすも、間に合わずその手は空を掴んだ。
守るべき者を失った途端、アナタの心は限界を迎え意識を失った………
先の一件で己の無力さを痛感したアナタは弟子入りすることにした。
"と、いう訳でよろしくお願いします!翔太郎師匠!フィリップ師匠!"
「毎度ながら唐突だな!」
「危険だ。
君が生き残れたのは幸運が連続しただけ。
首を突っ込むべきではない」
ツッコミつつも拒否はしない翔太郎師匠に対して、フィリップは否定的だ。
若菜さんを助けなかった奴がどの面下げて。という自覚はある。
「何か勘違いをしていないかい?
テラーを前にしても若菜さんを助けようとした事は分かっている。
'君とは縁もゆかりもない若菜さんを'だ。
感謝もしてる。それでも」
フィリップはアナタの勘違いを否定した上で、苦言を呈す。
「危険だ。
ドーパントは生身で相手できる存在じゃない。
戦うという選択肢が思い浮かべば、命を落とす可能性が増してしまう」
フィリップの言う事は尤もだ。
逃げる一瞬のチャンスを逃せばどうなるか、想像は容易い。
"わかっています"
"だけど……"
2度だ。
手が届かなかったばかりに、2度も誰かを危険に晒してしまった。
その後悔を胸に、アナタは改めて頭を下げる。
"手が届くかもしれないのなら、後悔はしたくないです"
「……はぁ。君も頑固そうだ。
仕方ない。弟子入りを認めよう」
フィリップは溜息をつき、フィリップ師匠となった。
「よーし!それじゃあ新鳴海探偵事務所一同頑張るぞー!
えいえいおー!」
"おー!"
こうして、アナタは弟子入りを果たすのだった。
花は咲く修羅のごとくの主人公可愛いよね
空色ユーの遙さん良いよね
カッポーは意味不明だが、絵は良い
コホン
鼻の下を縮めて、真面目にします。
ダブル編は、主人公にとってのチュートリアルとして認識・作成をしています。
(非力な人間は下手するとデッドエンドなんで。下手しなくても、なる時はなるけど)
と、いうわけで、ファーストステージのセレクト!
オーズ〜ビルドで多数決です!
尚、アイテム募集は、
次回更新時のアンケートで話数決まってから、項目を決めるので
ちょっとちょっと先です。
暫くお待ちください。
鎧武編 何話から?
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