エレン引き入るジスタート軍とザイアン率いるテナルディエ軍の戦いが始まった頃
ジスタート王国の戦姫の一人 アレクサンドラ=アルシャーヴィンが治めるレグニーツァ公国に舞台は移る
この国の戦姫 アレクサンドラ=アルシャーヴィン----サーシャは病に侵されていた
元々彼女の家系の女性は30になるかならないくらいで死ぬという短命の家系でありそれを引き起こしているのが「血の病」であった
そんな彼女を支える剣士が一人いた
彼の名は「レイト」
ヤーファ出身の剣士でありその実力は竜具を持った戦姫に勝るとも劣らぬ実力でありサーシャの夫であった
彼女の短命の宿命を受け入れながらもできるだけ長く生きながらえさせようと努力していた
レイトは使者から手紙を受け取ってそれを読んだ後にサーシャの部屋に向かう
その部屋は綺麗ではあるが飾り気は全くなく質素な感じが強かった
レイト「サーシャ、起きているか?」
サーシャ「大丈夫、起きてるよ」
レイト「そうか、入るぞ」
サーシャ「うん」
レイトがサーシャの部屋に入りベッドの横にある椅子に座る
そして手紙を取り出しながらしゃべった
レイト「・・・エレオノーラがブリューヌのアルサスに攻めこんだらしい」
サーシャ「エレンが?・・・もしかして、エレンが気に入ったって言ってた捕虜に関係があるのかな」
レイト「相変わらず鋭いな、手紙にも書いてあったよ」
笑いながらレイトはサーシャに手紙を渡した
サーシャ「ふふ、なるほど」
その手紙にはエレンがティグルの頼みを聞き兵を挙げてアルサスに攻めたことが書いてあった
サーシャ「・・・エレンもやっとそういった男の人を見つけたのか」
レイト「エレオノーラにその気があるかは分からないがな、・・・どっちかっていうと愛玩的感情じゃないか?」
サーシャ「でも、それが別の気持ちになる可能性もあるんじゃないかな?、僕みたいに・・・さ」
レイト「それも・・・そうかもな」
サーシャ「うん・・・っ、ごほっごほっ!」
突然サーシャは苦しそうに咳をした
レイト「大丈夫か!?」
レイトはその状態を予感しつつも少し慌てサーシャの背中をさすった
サーシャ「けほっ・・・、もう、長くないかもね・・・」
サーシャは突然弱音を吐いた
レイト「・・・サーシャ・・・」
サーシャ「出来ればもっと・・・レイトと居たいしエレンやミラとも話をたくさんしたかった・・・それにエレンが気に入ったって言う人にもあって見たかったな」
レイト「何言ってんだよ・・・お前はまだまだ生きるさ、仮にだ、仮に30歳になる前に死ぬ運命だとしてもあと5年以上はあるさ、・・・それに俺だって色々とやっているしな」
サーシャ「・・・そうだね、ちょっと弱気になりすぎちゃったよ・・・ごめん少し寝るね」
レイト「ああ、おやすみ」
サーシャ「おやすみ・・・」
サーシャは目を閉じるとすぐに寝息をたてた
レイト「・・・」
レイトはサーシャにこっそりとキスをするとそっと部屋を出た
レイト「さて、サーシャが寝ている間にもう少し研究をするか」
レイトは占いが趣味でありぼんやりと不正確ではあるがその占いはその未来を的を得ていることが多い
レイトは占っていた「サーシャがあと何年生きられるか」を
そしてその結果は・・・不正確ではあり何年ではなく「いつ死ぬか」だった
結果は「近い内にアレクサンドラ=アルシャーヴィンはその命を燃やして死ぬ」
残酷だった、
あまりにもレイトにとって残酷すぎる結果であった
しかしレイトは占いは行動によって変える事ができると知っていた
だからこそ研究し行動した 全ては愛するサーシャの為に
レイト「・・・絶対に・・・あの占いどおりにはさせないさ」
レイトの決心はより強くなった
サーシャ「・・・レイ・・・ト・・・」
レイト「サーシャ・・・」
この先の運命は・・・この二人の運命はまだ分からない
舞台は戻りアルサス
アラシ「・・・なんだ・・・ありゃ・・・」
リウリス「・・・すごい」
アラシとリウリスは見て驚いた
戦姫エレオノーラ=ヴィルターリアがおこした技を
「
アラシ「・・・どう考えても過剰殺傷だろ、即死ってレベルじゃねーぞ」
リウリス「・・・アラシのあの技より威力が高いかも」
「
その威力はすさまじかった
アラシ「とと、見とれている場合じゃねえ・・・まだまだ敵は居るんだからな」
リウリス「・・・」
二人はすぐに戦闘を続行した
アラシ「あんなもんを見せられちゃあ俺もとっておきを出さずにはいられねえ・・・行くぜ「
アラシのティルウィングから巨大な紅き光が放たれる
威力自体は先ほどの
あっという間に周りにいた敵兵が戦死していった
リウリス「・・・抜刀「
リウリスはカタナを一旦収めて構えをとる、
そして一瞬にして一文字を放ちそれは衝撃波となって敵を横に両断した
リウリス「・・・弱い、アラシなら真正面から断ち切れる」
アラシとリウリス
この二人のコンビは恐ろしく強かった
小さい頃から一緒の幼馴染でありその二人のコンビネーションは抜群
ザイアン「どういう・・・ことだ?これは・・・夢か?」
ザイアンは震えていた
3000+竜対1000 その差は圧倒的であり勝利は絶対だと思っていた
しかし
その結果は兵は半分以上に減り竜は一体の空竜を残して死亡
敵の数はまだまだ残っており士気も十分だった
ザイアン「おのれ・・・ヴォルンめ・・・許さん!」
普通なら逃げるところであるが元々有能ではないザイアンは逆上し空竜に乗って敵の本拠に突撃をした
ザイアン「殺してやる・・・絶対に!」
第4話終了です
リム「今回も出番がなかったのですが」
作者「次回はあります」
レイト「・・・ところで、サーシャは生きるんだろうな?」
作者「それは展開次第ということで・・・」
レイト「・・・・・・・・・・・・・」
作者「ヒィッ!?現代っ子に殺気はやめてぇ!」