シャニPとアイドルがいちゃいちゃするだけの話 作:馬鹿とオタク
プロデューサー「おはようございます!って、さすがに誰もいないか...まだこんな時間だしな」
まだ早朝だし誰も居ないはずなんだが、たまに霧子や凛世あたりが先に来ていることもあるので一応部屋に響くように挨拶をする。
霧子は花の水やりで登校前に来てるし、凛世は...いろいろ。学校の宿題だったり、雑誌とかのアンケートを持ってきてくれたり...アンケートなんかは朝早くから来てくれなくても全然間に合うんだが、早く済ませておきたいのだと思う。
「...おはようございます!プロデューサーさんっ」
聞きなれない声がした。いや、正確には聞きなれてる声なのだが、この時間帯にはあまり聞かない声だった。この小鳥のような柔らかな声は...
P「うおっ......真乃か、おはよう。今日はいつもよりかなり早いけど、何かあったのか?」
今日の真乃の仕事は......あれ?撮影とか収録は覚えてる限りでは特になかったはずだけど......何か見落としてたかな...。
真乃「ほわっ......今日は、少し早起きしたので...もしかしたらプロデューサーさんがいるかなと思って...」
P「俺か?...仕事で何かあったのか?それともレッスンの日程とかで相談か?」
真乃「い、いえ...!相談とかじゃなくて...その、今日は少し早く起きたので...ご迷惑...でしたか...?」
P「いやいやいや!そんなことない、そんなことないぞ!真乃が会いに来てくれて俺も嬉しいよ」
顔見るだけに事務所に来てくれるなんて、真乃にとってもここがだいぶ居心地の良い所になってる証拠だよな。
...そういえば。
P「ところで真乃」
真乃「ほわっ...?なんですか?」
P「朝ごはんは食べたか?まだだったら、コンビニでおにぎりでも買ってこようかと思うんだが...」
真乃「実は...ここに来る途中に、公園で鳩さんたちと一緒にサンドイッチを食べてきました...!もしかして、プロデューサーさんはまだですか...?」
P「まだ何も食べてないな。コーヒーだけ飲んで出てきたからお腹ペコペコでさ...。すまないが、留守番頼めるか?」
おにぎりの具は何にしようか。いや、サンドイッチもいいな...サンドイッチの話を聞いたらサンドイッチ食べたくなってきた...。
真乃「あ、あのっ!」
さえずるような声で呼び止められた。
真乃「プロデューサーさん...!よかったら、サンドイッチ...どうですか?」
P「サンドイッチ?」
真乃の食べかけか?是非いただきたいものだが...。
真乃「はい...!私が作ったものでよかったらなんですけど...」
わかってたわかってた。もちろん、作ってきてくれたものでも嬉しい。......いや、まだ可能性は0じゃない...!
P「いや、すごい嬉しいよ!どんなのがあるか見てもいいか?」
差し出されたバスケットにはサンドイッチが入っていた。
丁寧に作ってあるな...。半分くらい隙間が空いてるのは真乃が食べたからか。
それにしてもおいしそうだ。
真乃「はい...!ツナサンドと、たまごサンドと、レタスサンドと...」
P「おお...!すごい美味しそうだ...。これ、本当に俺が食べていいのか?」
真乃「はいっ!プロデューサーさんに作ってきたので、全部食べてくれると嬉しいですっ...!」
P「...?もしかして、最初から俺に作ってきてくれたのか...?」
真乃「ふふっ...実は、そうなんです...。お昼は事務所にいないかも...と思ったので、朝ならと思って作ってきたんですっ...!」
そこまで考えてくれてたのか。確かに昼は開けてることが多いし、今日もその予定だから...でも、こんなに朝早く起きなくても連絡一つくれれば飛んでいくんだけどな。
P「俺のために...ありがとう、すごく嬉しいよ。朝はコンビニとかで軽く済ませちゃうことが多いし、手料理を食べるのも久しぶりだ...!」
真乃「ほわっ...プロデューサーさん...。もしかして、ずっとこういう食生活を続けているんですか...?」
P「ははっ...みんなには内緒な。でも、最近は美味しいお惣菜を探すのとかにもハマってきてて...」
真乃「ダメですっ...!プロデューサーさんが良くても、私が良くないです...!」
P「そ、そうはいってもだな...自炊をするにしても、買った食材を一人で食べきれるか不安になったり、色々難しいんだ......」
真乃「じゃあっ、わ、私が毎朝プロデューサーさんの朝ごはんを作りますからっ......!それに、プロデューサーさんが一人で食べきれなかったら私も...!」
P「そんな、さすがにそこまでは悪くて頼めないよ。そう言ってくれるのは本当に嬉しいけど、真乃に負担をかけてしまう。」
それに、素人の俺が作ったものなんか真乃に食べさせられないし、真乃にご飯食べてもらえるなら調理師免許も視野に入れていいな...。
真乃「かけていいんですっ...!それくらい、全然負担じゃないですからっ......!プロデューサーさんにちゃんとした朝ごはんを食べてもらうことの方が大事ですっ!」
P「そ、そんなにか...でも、食材費とかは俺が真乃に払うよ。それに、毎日はやっぱり負担が大きいと思う。でも、真乃の気持ちを無下にするのもいかないし...週1でどうだ?これなら真乃にかかる負担を少しでも減らせるし...」
真乃「...じゃあ、週5回で作りますっ!」
P「...週2回!」
真乃「週5回です!」
P「...し、週3回!」
真乃「週6回ですっ!」
P「いや、増やすのは違くないか!?......週4回!」
こうして少しの間、まったく引き下がらない真乃と激戦を繰り広げていたが...
真乃「もうっ.........わかりました。プロデューサーさんに美味しいものを食べてもらえるように頑張りますねっ。むんっ」
P「ああ、ごめんけどお願いするよ。でも、それで無理しちゃだめだからな。あと、今日はサンドイッチありがとう。本当に美味しかったよ」
真乃「ほわっ...。プロデューサーさんがおいしそうに食べてくださって、とても嬉しいです...!ふふっ。それじゃあ、私はもう帰りますね...!今日もお仕事頑張ってください...!」
P「ああ、真乃のおかげで今日はより一層頑張れそうな気がするよ。ありがとう」
その後、真乃はサンドイッチが入ったバスケットを持って事務所を出て行った。
P「ふぅ...さて、どうしたものか...」
この後のことをどうするか悩んでいるとガチャリ、と事務所のドアが開く音がした。
?「おはようございます、プロデューサー。今日の朝ごはんとお昼ご飯のお弁当です。あと、昨日の分のお弁当を回収しに来ました。昨日のお弁当の味はどうでしたか?今後の参考にしたいので、よろしければ感想を聞かせてください」