シャニPとアイドルがいちゃいちゃするだけの話 作:馬鹿とオタク
P「お疲れ様、今日のラジオもよかったよ」
小糸「ほ、本当ですか!」
P「ああ、受け答えもどんどん良くなってきているし...さすが小糸だな!」
小糸「え、えへへ...当然ですよ!」
最初は想定していた質問以外が来た時はてんやわんやしていたものだが、最近はアドリブ力もついてきている。(想定の範囲が広がってきているのもあるが)
...うん、どんどん成長している良い証拠だ。
スタジオを出て少し外を歩いていると、隣を歩いていた小糸が声を上げた。
小糸「わぁ...!」
P「?どうかしたか?」
小糸「あっ、い、いえ...おっきな入道雲だなぁと思って」
顔を上げると、青空に大きな入道雲が浮かんでいた。
P「確かに、圧巻だな...!まるで...」
「「わたあめみたい」だ」
P「......ははっ、考えることは一緒みたいだな」
小糸「えへへ...!」
その時、くぅ、とお腹の鳴る音がした。時刻は午後6時、空はまだ明るいがあと1時間もすれば日が落ちてくるだろう。
音の方を見ると、林檎のように顔を赤くした小糸が、恥ずかしそうに笑っていた。
P「お腹...減ったよな。お昼食べたのはちょうど正午くらいだったし」
小糸「え、えへへ...」
P「......よし、小糸!」
小糸「ぴぇっ..な、なんですか?」
P「綿あめ、食べないか?」
P「味はどうだ?」
小糸「あ、あはふへおいひいれふ...!」
今日は近くで小さな夏祭りが開催される日だったことを思い出し、小糸を連れてきた。
ノクチルの他のみんなにも連絡してみたのだが、それぞれ違う理由で予定が合わなかったのは残念だ。
小さい口いっぱいに頬張った綿あめを飲み込んでから、小糸が喋り出す。
小糸「そ、そういえば、今日、お祭りだったんですね...!」
P「ああ、あまり大きなものではないけどな。この前めぐるが言ってたのを覚えてたんだ」
P「それにしても...今は虹色の綿あめなんてあるんだな。味は違うのか?」
小糸「はい!ピンクのところがいちごで、黄色のところがレモン...紫がぶどうで...はむ...下の青いところがサイダーみたいです!」
P「場所によって味が違うんだな。...それにしても、ピンク、黄色、紫、青ってちょっとノクチルっぽいよな。ピンクが赤だったらもっと良かったんだけど」
小糸「そ、そうですね!...今日はみんな予定が合わなくて来れなかったけど、明日教えてあげよっと...!」
P「ははっ、みんなが羨ましがりそうだな」
人が多くなってきたな...。あまり大きな祭りではなかったはずだが...はぐれないようにしないと。
人混みに飲まれると見つけるのが大変そうだ...!
小糸「はむっ...あ、あのっ...ぴゃあっ!...は、花火...?」
P「そうそう、小規模だけど花火も上がるみたいだぞ。ちょうどいい時間に来れたみたいだな」
小糸「び、びっくりしたぁ,,,」
P「...小糸、手を出してくれ」
小糸「?ど、どうぞ...」
小さな小糸の手を握る。手に触った瞬間は目を丸くして不思議そうにこちらを見ていた。
P「よし、これではぐれないな。しっかり握っておいてくれよ。もちろん、綿あめもだぞ」
小糸「ぴゃ...!ぷ、プロデューサーさん!私を子供扱いしすぎです!」
P「ははっ...じゃあ、俺がはぐれないように手を繋いでいてくれるか?」
小糸「も、もう!仕方ないですね...!」
途中から話に夢中になってしまい、繋いだままになっていたことに気づいたのは小糸の家に到着した時だった。