シャニPとアイドルがいちゃいちゃするだけの話 作:馬鹿とオタク
霧子「お疲れ様です...!」
P「霧子、おはよう」
霧子「プロデューサーさん...おはようございます...♪」
今日の一番乗りは霧子か。
最近は美琴が一番乗り(レッスン帰り)だったんだが...。
P「水やり、手伝おうか?」
霧子「ふふ...♪じゃあ...お水を汲んで来ますね」
水を汲んできた霧子からじょうろを受け取る。
P「実は、ここの花たちにこの前も水をあげたんだ。ほら、この前凛世に水やりを頼んでた時があっただろ?」
霧子「そうだったんですね...ゼラニウムさんも...覚えてるといいな...」
P「どうだろう...覚えててくれてるかな。...ところでこれ、水はどれにあげたらいいんだ?この前、凛世に一応土の表面が濡れてると上げなくていいっていうのは聞いてたんだけど、まだいまいち掴めて無くてな...」
霧子「今は...この子と...この子がお腹を空かせてるみたいです...」
P「なるほど...勉強になります、霧子先輩...!」
霧子「先輩...?」
P「ああ、俺は花のことについて全然詳しくないからさ。色んなこと知ってる霧子の方が先輩だろ?」
霧子「それじゃあ...プロデューサーくん...♪」
P「ははっ、霧子先輩...!」
霧子に水やり以外の手入れについても教えてもらい、じょうろに残っていた水を捨てに行こうとした時、ふと嗅いだことのない匂いがした。
P「霧子...?何か...香水とか付けてるのか?」
霧子「...?いえ、特に何も...。どうしてですか...?」
P「ああ...いや、不快にさせたか?なんだか、霧子の...シャンプーかな...匂いが違う気がして」
霧子「あ...!ふふ...♪多分...シャンプーだと思います...昨日...摩美々ちゃんのお部屋にお泊りしたので...」
なるほど。摩美々の家に泊まってたのか...そういえば、昨日は摩美々と霧子は同じ現場で撮影の仕事だったな。
付き添いはできなかったが、そのまま一緒に帰ったんだな。
P「そうだったのか。...いつもと違う匂いがすると、ちょっとどきっとするよな。なんて言ったらいいのかはわからないけど...」
修学旅行とかでクラスメイトの女の子とかとすれ違った時とか、香水の匂いとか...。
P「す、すまん、なんかちょっとアレだな。あんまりこういう話はよくないか、すまん...!」
霧子「い、いえ......!」
なんだか気まずい空気になってしまった...。匂いの話とかはデリケートだったか...以後気を付けよう...。
良い匂いだから許されるかと思ってつい口をついて出てしまったが、嫌なこともあるよな。
いい匂いだって今から伝えるのも逆効果だろうし...。
P「あー...の、喉乾かないか?外、朝とはいえ暑かっただろ...?」
霧子「あ...じゃあ、お茶をもらってもいいですか...?」
P「ああ!麦茶でいいか?」
麦茶を出した後は、それぞれ自分のことに戻っていた。
俺はデスクワークに戻っていて、霧子は何やらポーチを取り出して何かしている。
お、新しい仕事のオファーだ。......これは前あさひたちに出てもらったやつだな。何々、次はアルストで...か、確かに甘奈たちにも向いてそうだ。
次は...透の撮影か。...前回が好評だったため第二弾を...なるほど。透も楽しかったって言ってたし、前向きに検討しよう。
よし、次はと...。
霧子「あ、あのっ...!」
P「どうした?霧子...って、ど、どうしたんだ!?近い近い...!」
霧子「ど、どうですか...?」
P「どうですかって...な、何が...?」
霧子「どきどき...しますか...?」
P「ど、どきどきって...と、とりあえず...離れてくれないか?このままじゃ倒れる...!」
すると、押し倒しそうなくらいに近づいてきていた霧子はすっと背筋を伸ばし、なんとか倒れそうな体勢から立ち直ることができた。
どきどきとかのレベルじゃないぞ...心臓が張り裂けそうなくらいだ...!
霧子「わ、私の匂い...どうでしたか?」
P「......どきどき、したよ。でも、こういうのは心臓に悪いから勘弁してくれ...!」
霧子「ふふ......!ふふふ......!...私も、どきどき...しました...♪」
P「はは...」
霧子「あ......もうこんな時間...今日、摩美々ちゃんと遊ぶ約束をしてるんです...!」
P「そ、そうだったのか。送って行こうか?」
霧子「いえ...多分、摩美々ちゃんは寮に来てるので...行ってきます......!」
P「行ってらっしゃい、気を付けてな」
その後、霧子が可愛い香水集めにハマってるという話を摩美々から聞き、何かあったのかと問われたが...おそらくあれは関係ないだろう...。そう思うことにして、何も知らないと返しておいた。