シャニPとアイドルがいちゃいちゃするだけの話   作:馬鹿とオタク

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智代子と帰る話

P「買い忘れは...ないな。智代子も大丈夫か?買いたかったものとかは無かったか?」

 

智代子「はい!大丈夫です!」

 

P「よし、じゃあ帰ろうか」

 

事務所の備品の買い出しをはづきさんから頼まれて商店街に来ていたところ、用事を済ませて帰る途中だった智代子と鉢合わせ、その流れで買い出しを手伝ってもらっていた。

 

 

P「悪いな、付き合わせちゃって」

 

智代子「いえいえ!私が付いていきたいって言っただけなので!」

 

P「それでも、だ。色々教えてくれて助かったよ。普段事務所に置いてあっても、智代子が教えてくれなかったらわからないものもあったからさ」

 

智代子「えへへ、たまたま覚えてただけですよ!でも、プロデューサーさんのお役に立てたなら嬉しいです!」

 

P「はは、智代子にはいつも助けられてるよ」

 

談笑しながら商店街を歩いていると、ふわっといい匂いが香ってきた。揚げ物だろうか。

夕方の、ちょうど小腹が空いてきているところにこのいい匂いはお腹が鳴ってしまいそうだ。

隣を見ると智代子も気づいていたようなので、声を掛ける。

 

P「......?なんか、いい匂いがしないか?」

 

智代子「......ホントですね。これは...コロッケ!あそこのお肉屋さんからじゃないですか!?」

 

P「うん、確かにあのお肉屋さんからみたいだ。......ところで智代子、小腹、空いてないか?」

 

智代子「えへへ...ちょこっとだけ...」

 

P「ははっ...実は、俺もなんだ。食べすぎると夕飯が入らなくなるから...1個だけ、食べながら帰ろうか」

 

智代子「みんなには内緒!...ですね!」

 

肉屋さんに入り、コロッケを2つ注文する。

今ちょうど揚げ始めたようで、少し時間がかかるため智代子に受け取りを任せて外で待っていた。

 

両手にコロッケを持ったにこにこの智代子がお肉屋さんから出てきて、片方のコロッケを受け取る。

 

智代子「どうぞ!熱いのでお気をつけください!」

 

P「ありがとう、おっとと...」

 

智代子「ああっお気を付けて...!いただきます...んん~!サクサクでおいしいです!中のジャガイモもほくほく...!」

 

P「うん、揚げたてで美味しいな」

 

互いにコロッケの感想を言いながら食べ歩きをしていると、どこからか音楽が聞こえてきた。

午後5時を知らせる少し悲しげな音楽だ。

空はまだ明るいが、この曲が聞こえてくるだけでもう夕方なんだと感じてしまう。

 

 

P「もうそんな時間か」

 

智代子「一日って早いですよねぇ...!」

 

P「そうだなぁ...最近、仕事が多くて遊ぶ暇もあんまりないだろうし...」

 

放クラは特に夏に来る仕事の数が多い。個人個人に来る仕事も多いし、ユニットに来る仕事も多い。

頑張ってくれているが、ここ最近の仕事量を考えるとそろそろ長い休みを上げないと体力的にも限界だと思う。

 

智代子「そんな!みんなとお仕事できて楽しいですし!...プロデューサーさんの方が忙しいんじゃないですか?」

 

P「お、俺か?」

 

心配して声を掛けたつもりが、カウンターを食らってしまった。

確かにみんなの仕事が忙しくなると相対的に俺の仕事も増えるが、彼女たちの働きに比べれば些細なものだ。

 

智代子「そうですよ!この前だって、机の上に空の栄養ドリンクの瓶がいっぱいあったのを見てたんですからね!」

 

P「はは、見られてたか。心配かけてごめんな」

 

P「でも」

 

智代子「アイドルのみんなが頑張ってるんだから俺なんてまだまだだよ。ってのは無しですからね!」

 

まるで心を読まれてたかのような言葉に一瞬体が固まる。

智代子はレッスンや仕事でもよく周りを見てくれているが、俺も例外じゃなかったみたいだな。

 

P「......!ははっ、智代子には敵わないなぁ」

 

智代子「もう!プロデューサーさんの考えはお見通しです!」

 

智代子「もっと私たちを頼っていいんですよ?できることは...あんまりないかも知れないですけど、それでも!できることは何でもやりますから!」

 

P「(もうすでに頼りにしてるんだけどな...)ありがとう。じゃあこれからは、もっと頼りにさせてもらうな」

 

智代子「はい!チョコアイドル、園田智代子にお任せください!」

 

P「ははっ、コロッケの衣が頬についてるぞ」

 

智代子「えぇっ!?」

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