シャニPとアイドルがいちゃいちゃするだけの話 作:馬鹿とオタク
甘奈「おつかれさまでーす☆」
P「おはよう、甘奈」
甘奈「プロデューサーさん、おつかれさま☆突然なんだけど、これあげる!」
と、甘奈がバッグからペットボトルを出してきた。見たことないラベルだが、紅茶のようだ。
よく見ると『新発売!』と記載してあった。
P「これは...紅茶か?」
甘奈「うん、新発売のローズティーなんだ!最近流行ってて、良かったらプロデューサーさんも飲んでみて欲しいな☆」
P「ありがとう、いただくよ」
甘奈からペットボトルをもらい、一口飲むと口の中に爽やかなバラの香りが広がった。
よくよく考えてみたら、ペットボトルのローズティーなんて初めて飲んだかもしれない。
なんて、一口飲んだ後感想も言わずに固まっていると、甘奈が不安そうな表情で顔を覗き込んでいた。
甘奈「もしかして、あんまり美味しくなかった...?」
P「あぁ、いやすまん。ローズティーのペットボトルなんて珍しいな、って思ってたんだ。味は美味しいよ。期間限定なのがもったいないくらいだ」
甘奈「ホント?プロデューサーさんもぜったい美味しいって言ってくれると思ってたんだ~☆」
P「甘奈は本当に俺が好きそうなもの見つけてくるの上手だよな。よくくれるお菓子とか...いつももらってばかりで申し訳なくなってくるな」
甘奈「ぜーんぜん!甘奈もプロデューサーさんに美味しいって言ってもらえて嬉しいもん!」
P「そうか?でも、やっぱり何かお返ししたいな」
甘奈「えー?じゃあじゃあ、甘奈が言ったことはなんでもしてくれるってこと?」
P「...できる限りのことはするつもりだ」
P「本当にこんなことでよかったのか?もっと...何か食べたいとか、何か欲しいみたいな...」
甘奈「いーの!プロデューサーさんは今、甘奈のモノなんだから!」
甘奈が言う通り、俺は今『甘奈のモノ』になっている。
甘奈の要求はこうだ。「今日一日甘奈のモノになって」
俺としては今日は外に出る用事は無いので、仕事を大きく妨げないことを条件に承諾した。
すると、油性ペンをどこからともなく取り出して手のひらに「アマナ」と書かれた。
「今日一日、プロデューサーさんは甘奈のモノ」という証明らしい。
そして甘奈のモノになった俺は、一つ目の甘奈のお願い「隣で仕事する」を実行中だ。
ソファに座っている甘奈の隣で仕事をしているだけ。本当にそれだけだった。
当の本人はというと、横から顔を覗いてきたり、スマホをいじったり雑誌を見たり...。
お礼でこれは、はたして喜んでもらえているのだろうかと思うが、満足げな甘奈を見るとこれでいいのだろう。
しばらく仕事をしていると、右肩に重みがのしかかってきた。
P「甘奈?......寝ているのか」
どうやら、眠ってしまったようだ。
仮眠室...そういえば、仮眠室のシーツは洗濯中だったはず。となると仮眠室は使えないか。
枕代わりにクッションを...あぁ、クッションも洗濯して干してるんだったか。
ただこの状態だと首がきつそうだし、早く何か方法を考えないと...。
最終手段にはなるが...このままよりかはいいか。
甘奈「ん...んぅ......あ、あれ...?」
P「悪い、起こしたか?」
甘奈「ぷ、プロデューサーさん、もしかして甘奈...今、横になってる...?」
P「ん?あぁ、肩に寄りかかってたから、そのままだと首を痛めるかなと思って横にしたんだ」
甘奈「う、うん...そこまでは分かった...。それで、甘奈の頭の下のソファともクッションとも違うこの感触は...」
P「ああ、さすがに俺の膝じゃ寝心地が悪かったか。仮眠室のベッドが今使えなくて、いつも置いてるクッションとかも干してたからさ」
甘奈「うん...でも、そういう問題じゃなくて...」
P「え?つまり...どういうことだ?」
完全に目が覚めた甘奈は少しずつ頬が赤くなっていき、最終的に熟れたリンゴのように真っ赤になった甘奈は、ガバッっと起き上がり、ソファから立ち上がった。
甘奈「ぷ、プロデューサーさん!次のお願いは、お仕事をがんばること!じ、じゃあ甘奈帰るから!」
P「あ、おい、甘奈!......なんだったんだ?」
その後、手のひらをはづきさんに見られひと悶着あったのは別の話。