イラストレーターの人の候補はいますが確定はしていないのでイラストレーターで押し通しております。
ご了承ください。
「ペロロンチーノさーん、頼まれてたのできましたよー」
「本当ですか!?」
ペロロンチーノはエロゲ好きのロリコンである。
それを公言してはばからないため、仲間内でも知らない人間はいない。
そんな男がギルドのNPCをみんなで作ろうとなったときに、ギルドメンバーのイラストレーターにデザインの依頼をしたならば、その内容は察して余りあるものとなるが、出来上がったものを見たペロロンチーノは顔のかわいらしさに喜ぶのと同時に胸の大きさに落胆した。
なぜなら彼は微乳のロリが好きだったからである。
なんなら依頼するときに、「微乳のロリでお願いします」とまで言っていた。
それなのに出来上がったものは巨乳である。
ペロロンチーノにとっては裏切りもいいところであった。
そのことに対するイラストレーターの言葉はこうであった。
「えーっとですね。ただの子供ならまあ描けましたよ?
けどこれ、エロい目で見るための子でしょ?
じゃあ、どうやっても無理ってなっちゃって……一応、顔は幼い感じにしましたけど胸は子供だと無理な感じに盛りました」
「鬼、悪魔!」
涙ながらにペロロンチーノはそう訴えた。
「子供に欲情してるほうが大概だろう……」
イラストレーターの冷静な返し、そこはペロロンチーノも否定はできなかった。
そして、ペロロンチーノはイラストレーターにさらに問う。
「じゃああれですか、リアルロリでもなければ一般的なロリキャラ体型でもなく、エロゲの疑似ロリ体型なのもそういう理由ですか?」
「そうですね」
悪びれることもなく、イラストレーターはそう返し、さらに言葉をつづけた。
「万が一ですけど、今後ユグドラシルが年齢制限を引き上げてエロもOKの方向にした場合を考えたら、こうしておくほうが無難かなと」
その言葉にはありえない未来だとは思いつつもペロロンチーノも少しだけ納得した。
言い合いをしてもどうにもならないことを理解したペロロンチーノはしぶしぶ納得し、デザイン画を受け入れた。
ちなみにエロゲの疑似ロリ体型とは、いろいろな厄介ごとを避けるために低身長で童顔ではあるものの妙に手足が長く、頭身としては高めだったりしてロリ?と疑問を抱く体型のことであるが、一部の人間がそういっているだけできちんと定義づけされて定着されている言葉ではない。
あとあと、巨乳なことに耐えられなかったペロロンチーノはそのあとキャラ設定を書き込むところで胸はパッドであると書くことで心の平穏を保つことにした。
結論から言ってしまえば、ユグドラシルが年齢を引き上げることもなくエロがOKになる日はこないままサービスが終了し、その際に起きた異変によってシャルティアが実体化を果たすことになるわけだが。
実体化したシャルティアが年齢制限ありでも憚られそうな性癖を解放し好き勝手やりつつ、なんやかんやあってアインズと結ばれる日が来るなど誰が想像しえただろうか。
さらに骨と吸血鬼が性行為を行うようになるのだが性行為に至れた理由がペロロンチーノのいうところの疑似ロリ体型だったおかげなどとはなどペロロンチーノでも思いつかなかったことだろう。
◇
アインズとシャルティアが結ばれた日の夜、想いのままに肌と骨を重ねた二人は同じベッドの上で重なり合い、お互いの感触を確かめあっていた。
そんなおり、アインズはふとペロロンチーノとイラストレーターのやり取り思い出した。
(シャルティアがペロロンチーノさんの依頼通りのガチロリだったら、完全に子ども扱いというか罪悪感で結ばれることもなかっただろうな……。
罪悪感といえば、ペロロンチーノさんはシャルティアを理想の恋人キャラとして作ったわけだろうから、それを奪ってしまったこれって何だったか、エロゲとかのジャンルの一つだった気がするねと……ねとり?ねとられ? どっちがどっちだったかわからないがそれになるのか?)
もしペロロンチーノさんに出会えたら謝るべきなのだろうかとかそんなことを悩むアインズ。
シャルティアはそんなことは露知らず、何か考え事を始めたアインズ様もやはりかっこいいなどと思いながらその顔を見つめ続けるのだった。
アインズ様とシャルティアがくっついてるSS書いてたからか気づいたらこうなってました。