戦犯回避√ジーンの野望   作:ハヤモ

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前書き
感想、評価、登録ありがとうございます。
励みになります。
さても戦いの描写も難しい……。
短め。ちょっと卑怯な感じになります。

TV版ではニャアン視点説があったり、劇場版は改札での衝突や神社での衝突は運命の入れ替わり説、ジークアクスに同じ文字が使われてるのはタイムリープ説など色々と考察されてますね……。

軍警ザクってパトレイバー感ありましたね。
そんなMSと戦います。民間ザクと互換性があるものと考えて、連中の武器を鹵獲出来ると考えてもいますが、どうでしょうか。
ジオン製ガンダムのジークアクスはヒートホークを拾って使いましたからね。


軍警ザク(MS-06-SSP)

軍警ザク。

ジオンの増長を危惧したサイド6が、湾岸警備隊(コーストガード)を軍警察として再編成、配備したMSだが。

いざ対峙すると、こっちと大きな違いはないように思える。 だからか、識別の為の色や「警」の文字、肩に付けられた非常回転灯を目立たせる。 あくまでも警察主張が激しい。

 

 

『へッ、ジオンの軍人様が戦争を教えて下さるらしい……なら殺されても良いなァ!?』

 

『片腕落とした程度で調子乗んなァ!』

 

「……戦いは怨恨に根ざすってか」

 

 

だがパイロットがこれじゃあな。

 

 

「私はおじさんを応援してっから」

 

「特等席は気楽だなおい」

 

 

あとこっちのマチュさんも。

そんなメスガキ、修正してやる!

……それより死ぬのも捕まるのも回避せねば。

あと軍警に一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやるわ。 そんで帰って報告だ。

 

俺にもマチュにも帰れる場所があるんだよ。

そうだろタマキ、中佐……あっ中佐には最悪、切り捨てられそうで怖いからパス。

 

 

「……そろそろやらせて貰うぜ。 そっちも殺すだなんだほざいたんだ、覚悟しろや」

 

 

武装はさっき確認した。

片割れはザクマシンガンだが、俺の近くにマブがいて撃てないようだ。 フレンドリーファイヤを避けるだけの理性はあるようで。

なら利用させて貰うだけだ。 良いよな、こちとらヒートホーク1本と相乗り中のメスガキだけだし。

 

 

「へ、へへへ……手の届くトコにいつまでもいるたぁ素人め。 抱きしめたくなるなぁ軍警!」

 

『なっ!?』

 

 

側で溺れてる片腕ザクの胴体周りを這う動力パイプを掴んで寄せると、そのままヒートホークで頭部を刎ねた。

反応が遅いあたり、油断し過ぎだろ。

とりま、これでコックピットから外は見えねぇ。

サブカメラやハッチを開ければその限りじゃねえが、ほぼ暗闇同然だぜ。

 

そのまま動力パイプを取手代わりに盾にし、ヒートホークを胴体コックピット辺りにチラチラさせて双方脅せば悲鳴と怒声が響いてきやがる。

 

 

『ひ、ひぃ!? 冗談じゃねえ!』

 

『俺のマブを盾にしやがって!?』

 

「良いじゃねえか。 1対2、しかもこっちはヒートホークのみ。 ハンデだろハンデ……へ、へへへ……!」

 

 

そうだろうよ。

下手に暴れりゃ、手が滑ってコックピットを溶断しちまうかも知れねぇし、相手も味方ごと俺を撃つ真似は出来ねぇ。

これは試合じゃねぇ。 下手しなくても命懸けだ。 使えるモノは敵MSでも使うぜ俺は。

 

 

「うわ、おじさんエグくない? 最低だって。 あと格好悪い。 マジダサいって」

 

「うっせぇ、これクラバじゃねえから! てか、クラバも基本なんでもアリだったろ、これくらい許せや!?」

 

 

マチュ、お前MS降りろ。

いやノーマルスーツもなしに投げ出さないが。 俺も死ぬし。

 

てか喧嘩してる場合じゃねえ。

マチュはさっきのガンダムみたいな高機動戦闘とか映えになるのを期待してたんだろうが、現実は非情。 泥臭く、あの手この手で生き延びた奴が勝者だ!

 

 

「へへへ、どうだ軍警、ザマァないぜ!」

 

 

そう言いつつ、ザクを盾にしたまま相手に近づく。 相手の銃口がブレたのを見逃さず、俺は相手にザクを投げ飛ばす。

 

 

「おら、マブを返して欲しいんだろ!?」

 

『ぐあっ!』

 

 

ザク同士が衝突、蹌踉けた刹那、一気にブースターを蒸し、残る頭も斬り落とす!

その勢いを落とさずモノアイと体を捻ると、コックピットから脱出、マグネットで胸部装甲に張り付く軍警パイロット2人組と、救難信号の光を捉えられた。

 

 

「勝ったぞ。 それと殺しもナシだ。 これ以上の応援が来る前にズラかるぞ」

 

 

その事実に一先ずの安心感を得て、俺はイズマコロニーのエアロックへ航行。

軍警の応援が来ない内にね、もう逃げる。 この辺が潮時だって。 勝負もついて分からせたし満足感はあるし。

特に軍警の特殊部隊、高機動用のブースターを付けたザクが来たら面倒が増える。 あそこのパイロットは難民嫌いのアラガとラゴウチだったか?

 

 

「おじさーん、幻滅しちゃうなぁ?」

 

「タマキ……へへ、お前の母ちゃんも、この事知ったらどう思うだろうなァ?」

 

「うっ……いやその時はおじさんも道連れだから! だから言える訳ないじゃん! そうだよね、ね!?」

 

 

へ、へへへ……こっちも分からせてやったぜ!




後書き
更新常に未定
ニャアンともイチャイチャしたい(キモ妄想
パンフのインタビュー系の中に、U.C.0085の時代設定について触れられてる部分がありました。考察の中にもあったかもですが、シロッコがいたら掻き乱されそう感を気にされていたような……。
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