「金は?」
仕事しないやつにやる金はねえ!
「こちとら毎日金欠なんじゃあ!!」
知るか!働けやあ!
紅魔郷偏 目覚め
・・・頭いてえ。アリスの奴、思いっきり弾幕撃ってきやがって。目を開けると外からの明かりが反射した木目が目に入った。今何時だ?・・・9時か・・・今日はいつもより早く起きれたな。そろそろ起きる・・・ん?
「すぅ・・・すぅ・・・。」
・・・マリーがオレの体に乗っかって寝てる。かわいらしい寝顔が小さくオレの腹の上で動いている。・・・やっぱかわいらsいやいやいやいや!!だからオレはロリコンじゃねえって! というか、オレ外で気絶したんじゃなかったっけ?ちょっと外のほう見るか。
「うぅ・・・。」「頭が・・・。」「・・・うぇ。」
・・・これが死屍累々か。見たかったような、見たくなかったような・・・というかマリー外からオレだけココまで引きずってきたのか・・・他の奴もやる気力もたなかったんだな・・・
「って臭っ!!」
酒臭っ!マジでなんだこれ、飲み会後の居酒屋ってこんな臭いすんのか!?、よし、決めた。オレ絶対に居酒屋のバイトはやらねえ!働くつもりすらないけど。
「うん・・・シンタロー?大丈夫?」
「おおマリー、悪い起こしちまったか?」
「ううん、シンタローこそ昨日アリスに撃たれてたけど、大丈夫?」
「おお、あんまり痛くねえし、一応手加減してくれてたみたいだな。他に無事なやつはいないのか?」
「ううん、知らない。シンタローをここまでつれてきたらいつの間にか眠ってたから。・・・シンタロー、臭い。」
「オレが臭いみたいに言うな!それにオレはそんなに酒を飲んでねえよ!!」
「ううぅ・・・。」「うるせぇぇ・・・。」
・・・酒 ダメ 絶対。
「マリー、しばらく静かにしろよ。それとあいつらに水を飲ませてやってくれ。オレは他に無事な奴らを探してくる。」
「うん。私静かにする、水って、ここに水道あるの?」
「井戸があるから、そっから桶で水をすくえばとれるぞ。」
「わかった!」
「・・・うぅ。」「いっつ・・・。」
「・・・シー。」
「シー。」
さてと、他に無事な奴はっと・・・縁側のほうに誰かいねえかな。
「あ、シンタロー、おはよう。」
・・・ああ、モモのおしるこ酒で気絶したのか先輩。
「おお、コノハ。」
「シンタロー、ここ、どこ?」
「あれ?おまえもしかして寝てた?」
「うん。」
「いつからだ?」
「えっと、たしか、美人、な人が、出てきて、きれい、だなあ、って思って、きれい、といえば、新鮮で、おなか、すいたなあ、ってなって、でも、これから、お話、する、みたい、だった、から、眠って、おなか、へるの、我慢、してた。」
「・・・つまり今の状況がまったく飲めないと。」
「うん、でもね、落ちてる、ごはん、ちゃんと、全部、食べたよ。」
「・・・腹壊すぞ。」
「大、丈、ぶい。」
そう、コノハもとい、『目を醒ます蛇』は遥の中に眠っているのだ!そして遥とコノハは精神をいれかえる事ができるのだああああああああああああ!!!・・・誰に言ってんだろ。
「そうか、遥はどうだ?」
「『おなかへった。』って、寝言、言ってる。」
「・・・そっか。」
・・・うん、いつも思う、あいつら実は双子なんじゃねえの?
「ううん・・・頭いってえ・・・。」
「あ、起きた。」
「?遥・・・じゃなくてコノハか。」
「ちょうど良かった、貴音・・・じゃなくてエネ、コノハに今の状況を説明しながら、マリーを手伝ってやってくれ。マリーなら井戸にいるぞ。」
「はあ!?誰があんたの言うこと聞くと思ってんの!!?」
「・・・あいっつ。」「だまってくれぇぇ。」
「あ・・・すいませんでした。」
おお、あの態度がでかく、いつも腹立たしい貴音様が、ヘコヘコ頭を下げていらっしゃる。オレがエネだったら絶対録画して永久保存してやろう。
「おい、なにニヤニヤしてんだよ。」(怒)
「はいはい、オレは他に無事な奴がいないかどうか探してくっから。」
「わかった、エネ、行こう?」
「ッチ、はいはいわかったよ。」
縁側の向こうに二人が行くまでずっとニヤニヤしてやろう。・・・あっぶね!湯のみ投げてきやがった!いったいどんな教育受けてきたんだよ。次の宴会の時とかにあいつのエネ時代のころの話をしてやろう。さてこれからどうするか・・・
「は~い、ゆかりんだよ~☆」
「・・・。」
腹減ったな・・・なんか久しぶりに肉が食いタアアアアアアアアあああああああああああああ!?
「ぎゃアアああああああああああああああ!?」
「スキマ送り決定~☆」
~五分後~
「うぉぼろろろろろろろろろ。」
「さあシンタロー、吐き出しちゃいなさい、全てを!あなたの全てはあなたのスマホに録画されるわ!安心して全てを吐き出しなさい!そう、嘔吐物のように!」
「お前のせいでその嘔吐物をたった今出してんだよクソッタレ!!」
なんだ今の!?すっげえ気持ち悪かった!キチガイ動画の比っていうチャチなもんじゃ断じてねえ、もっとおそろしいもんの片鱗を味わってしまった・・・。
「ううぅ・・・。」「お前らいい加減にしてくれ・・・」
「・・・別の場所で話すか。」
「あらまあ、他人思いなのね☆かわいらしい人☆うふ☆」
「きもい」
今すげえきもかったな、カノ以上だったすっげえ寒気した、怖い、めっちゃ怖い。
「まあそんなことは置いといて、ちゃんとした話があるんですよ~。」
「なに漫才みたいな会話しようとしてんの。」
「遥の中にいるコノハの事どこの誰かもわかんない奴に頭の中で説明したよくわかんないイタイ子に言われたくない。」
「・・・いやおまえどこにいたんだよ。いつから頭つなげてたんだよ。」」
「スキマの中で出る機会をうかがってた。あんたがおきたときから。」
「ドッキリかよ!寝起きドッキリかよ!?つうか何をうかがってたんだよ!?」
「え?この後異変が起こるっていうことを。」
「・・・は?」
え、今こいつなんて言った?たしか『異変が起きる』って・・・
「だ~か~ら~、異変がおきるんですよ~。」
「いや、おまえそれ分かってんだったら止めねえとまずいんじゃねえのか!?」
「まあそうなんだけど、今回は別の人たちにやらせたいのよね。」
「いやなんでだよそいつらって・・・まさかとは思うがおr「ピンポンピンポン大~正~解~!」
「・・・いやまだ何も言ってないし、というかなんで俺たちに?」
「あなたたちに力を付けてほしいから。」
なんでだよ、力を付けるって戦わせるってことだよな。
「いや誰と戦わせ・・・! おい、おまえオレの考えてること分かるんだよな。」
いや、それはありえない
「だったらオレが考えてることを当ててみてくれ。」
というか、合っててほしくない。
「・・・正解よ。」
「!!」
「金は?」
うまい棒10本分
「百円分?」
YES
「大金きたああああああああああああああ!!!」
(こっちの世界の百円分だけどね。)