顔を上げると、何一つ変わってなかった 流れる雲も、 少ししか動いておらず、ピクニックに来た人達もそんなに変わって無かった。 変わっているところと言えば・・・自分の心情だった。
セト(俺たちが妖怪? ・・・そんな事あり得るんすか?・・・・・・ダメだ俺の頭じゃ、シンタローに相談するしかないっすね)
立ち上がりマリーとカノを呼び、アヤノに数学を教えているシンタローを呼んだ。
シン「『紫』って奴についての話か?」
いつもの赤く、両肩から両手首まで伸びている白い線が入っているジャージと、茶色のラフなズボンに 黒いシャツを着ている。
セト「そのことで話が・・・」
俺は 紫から聞いた話を一部始終話した 途中マリー カノ キド アヤノが同じようにベンチに座り 難しい顔をして話を聞いていた カノだけがニヤニヤと笑っていた
アヤノ「妖怪か・・・」
アヤノは不思議そうな顔で空を見る いつものセーラー服に赤マフラーを付け、セミロングの髪に 亡くなった母の赤いヘアピンを右の分け目に二つ付けていた
キド「だとすると、俺たちは何の妖怪になるんだろうな」
フードの部分に黒い線があり、耳の所に円が描かれていて、某音楽プレイヤーに似た紫色のパーカーを着て、緑色のズボンの左側の裾を上げて街の風景を眺めながら、キドはつぶやいた
マリー「私だったら、『メデゥーサの妖怪』とか?」
ウェーブのかかり、両側にピンクのリボンを結んだ長い白髪に薄いピンク色の瞳、水色に白のエプロンドレスを着ているマリーがセトの顔を覗く
カノ「マリー それ違うよ。」
フード付き半袖パーカーを茶色いTシャツの上から羽織り、ブーツにジーンズの裾を入れており、猫の様に大きな吊り目と、癖のある猫っ毛が特徴のカノがクスクス笑いながら答える
シン「セト、『亥の刻に入った瞬間にもう一回繋ぐ』と言ったんだよな」
先程まで腕を組み考えていたシンタローが言う
セト「はい、そうっす 亥の刻って何時の事っすか?」
同じように考えていたセトが答える
シン「『亥の刻』は午後9時の事を表すんだ。 おそらく、他人に聞かれないようにする為だな」
立ち上がり言う
シン「その時の会話で決める キド、あいつらに昼寝をしとく様に言っとけ。 会話に備える為に」
キド「ああ、分かった。 それじゃあ今日はもう帰るか」
立ち上がり フードをなびかせながら答える
セト「そうっすね、キサラギさんは眠ると起こすのに、時間かかるっすしね。」
立ち上がると腰に手を当てのばす
そして、メカクシ団は山を後にした
数時間後
キド「あと、五分だよ〜」
ニヤニヤ笑いながら言うカノの声で一斉に静まり返る
場所は メカクシ団 本部入口に『107』と付いており、中は、奥に長い十五畳程度の空間が広がっており、天井からは無数の裸電球がぶら下がっていて、ガラス製のテーブルや、褐色のソファーなどがあり 冷蔵庫やテレビ、パソコンなど一般家庭などがあり、まさに『アジト』とゆう言葉が似合っていた。二つあるソファーに片方に右から カノ アヤノ シンタロー セト キドが座っていて、 もう片方に右から マリー ヒビヤ モモ エネ コノハが座っている
ヒビヤ「そろそろだね・・・」
白いパーカーの下に水色のTシャツを着て、半ズボン、サンダルを履いているヒビヤがつぶやいた
シン「セト、頼んだぞ」
セト「了解っす」
周りが静まり返り時計の針の音だけが響く
カチ・・・コチ・・・カチ・・・コチ・・・カチッ!
紫(・・・こんばんわ)
セト「・・・こんばんわっす」
口に出して応えた為に視線が注目する
紫(答えは決まったかしら?)
セト「その前に、他に聞きたい事があるっす」
両膝の上に両肘乗せ 前を向いて答える
紫(それわ何かしら?)
セト「その前に、こっちに来て欲しいっす。きちんと向かい合って話し合いたいっす」
紫(・・・いいわ 少し待って)
そう聞こえた後、声が聞こえなくなった
セト「・・・聞こえなくなったっす。」
突然目の前の空間にヒビができる それは幅が人並みの大きさになった後、両端に赤いリボンが巻き付いた 。そして、ヒビが開くヒビの中の景色は目だらけだった黒い空間に赤い目が幾つも並んで怖かった
紫「初めまして『八雲 紫』よ。」
その子は一言で美少女だった。髪は金髪ロング。毛先をいくつか束にしてリボンで結んでいる、瞳の色も金色だった。服装は紫にフリルのついたドレス リボンの巻かれたドアノブを覆いそうな丸っこい帽子(以降ドアノブ帽子)を着用。そのほか、大きな日傘と扇子を持ち、白い手袋を着用している。身長も、コノハぐらいある
それが幻想郷も住人との始めての出会いだった
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