東方陽炎目   作:ゆっくりゲムオ

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疲れた ・・・死ぬ・・・6000文字きつい
どうぞお楽しみください


プロローグ 対談

紫「初めまして『八雲 紫』よ。」

姿は人間の少女と特に変わりはない。 髪は金髪ロング。毛先をいくつか束にしてリボンで結んでいる。 スタイルは良く、服装は紫にフリルのついたドレス、リボンの巻かれたZ奇妙な形をした帽子を着用している。そのほか、アイテムとして大きな日傘と扇子を持ち、白い手袋を着用している。

 

キド「初めまして 団長n 紫「『メカクシ団 団員No,1 キド 本名 木戸 つぼみ』・・・よね」

数人立ち上がり驚く 本名も知っているのだから、さらに

 

紫「メカクシ団の団長を務めるボーイッシュな少女。 基本的に温厚だが、カノやセトなど個性的な団員を纏めるのに四苦八苦している苦労人。 無表情でクールに振舞っているようだが、実は感情の起伏がけっこう激しく、とくにカノがふざけるとすぐに怒ったり照れたり手が出たりする。実はこの喋り方になったのは姉がいなくなってからである。 昔はおどおどした性格だったくせに、自分がしっかりしなくちゃと思い喋り方も無理矢理変え、 今に至る 能力は『目を隠す』自身とその周囲一定距離内半径2mの事象への、周囲からの認識を極限まで薄くすることができる。能力の解除方法「相手に触れられること」。また、相手からじっと見つめられたままでは発動できず、一瞬でも目を逸らした隙を突かなくてはならない。 死因は焼死、父親が家に火を放ち、家族は火に巻かれる事になる。 姉と共に、カゲロウデイズに接触し 能力を手に入れる。・・・合ってるかしら?」

紫色の扇子を口にかざし聞く

 

キド「ああ・・・正解だ」

ソファーに座りポケットに手を突っ込む

 

紫「次に、団員No,2 セト 本名 瀬戸 幸助 明るく快活な性格で、名前を間違えられても気にせず笑い飛ばせる大らかさを持つ。 商店街の花屋で働いており、その他にも交通整理や新聞配達など様々なバイトををこなすアルバイター。 体力もあり、力仕事も嫌な顔ひとつせずに引き受ける。料理もできる模様。 少々天然な面があるが、良心で行動することができる爽やかな好青年。 マリーを外の世界に連れ出した少年である。能力は『目を盗む』対象の情報を読み取る能力。 しかし、本人は「意思疎通もせず人目を盗む様な嫌な能力だ」と嫌っており、滅多に使わない。 これによって動物との会話も可能で、対象者の心を読む事もできる。能力が僅かに発動している時は相手の考えていることを読み取るが、強く発動していると相手の記憶や過去まで読み取ることができる。 死因は溺死 ある嵐の日、氾濫した川に子供たちが仲良くしていた犬を投げ込もうとしているのを目撃。 抵抗するも犬は川に投げ込まれてしまい、それを追う様にセトも川に飛び込む。 その際カゲロウデイズに接触し能力を手に入れる。」

一切動かず、セトの情報をペラペラと口にする

 

セト「・・・合ってるっす」

同じように座り、腕を組む

 

紫「次に、団員No,3 カノ 本名 鹿野 修哉 基本的に気さくで人当たりも良く、メカクシ団のムードメーカー的存在。 危機的状況であっても常にクスクスと笑っているなど掴みどころがない性格をしており、冗談か本気か解らない飄々とした態度を取る。どんな状況でも楽しんでいるようで、常に笑顔を絶やさない。 能力は『目を欺く』自身の容姿、それに伴った周囲への影響を、対象に誤認させることが出来る。 自分自身の表情や動作を欺くことと、まったくの別人に化けることが可能。 ただし、化けられる対象は「実際に対面したことがあり、尚かつ鮮明にイメージ出来る人物及び動物」限定。 花や木などの植物、会ったことのない人物や実在しない人物に化けることはできない。 死因は刺殺 ある日、金銭目的の強盗に家に押し入られ、カノを庇った母親が強盗の所持していたナイフに刺され死亡。 激昂したカノも、同時に刺殺される。 その際母親と共にカゲロウデイズに接触。 能力を手に入れる」

 

カノ「へえ〜すごいすごい よく調べられたね。」

クスクス笑いながら言う

 

紫「これが初期のメカクシ団のメンバーよね。」

扇子をパタン と閉じ キドを見つめる

 

キド「後、姉さんがいるぞ」

少し目を険しくして見つめる そんなに嫌だったのだろうか。

紫「あら、悪かったわね。・・・説明は いるかしら?」

 

キド「いや、べt シン「いいや 一応、あんたが知ってる アヤノの情報を全部教えてくれ」

今まで黙っていたシンタローが口を開く

 

紫「何故?」

再び扇子を開き、口元に寄せる

 

シン「あんたの情報収集能力がどこまでなのか知りたくなった」

両肘を両膝の上に乗せ手を組みアゴを乗せる

 

紫「・・・まあ、いいわ それじゃあ

メカクシ団 No,0 アヤノ 本名 楯山 文乃 セミロングの黒髪につけた赤いヘアピンは、亡くなった母アヤカの形見。 成績は悪いが明るく天真爛漫で、いつも笑顔を絶やさなかった。 返却されたテスト用紙で鶴を折る癖があり、友人のシンタローが破り捨てた100点のテストも拾って鶴にしていた。 シンタローが学生の頃、シンタローの隣の席、窓際に座っていた。 頭が悪い彼女は隣の席のシンタローが羨ましかったようで、秀才故に日常をつまらなく感じていた彼に積極的に声をかけて、次第に仲良くなっていった。 中学で出逢った二人は同じ高校に進学し、また窓際の席に座る。 当時から人当たりが悪かったシンタローに対して何かと世話を焼いており、榎本貴音との会話でも「めちゃくちゃ頭いい」「話してみると意外といい子」「ちょっとシャイなだけ」と笑顔で語っていた。 友達も多く毎日楽しそうで、学校生活に不満はなさそうだった。 母のアヤカが幼いキド、カノ、セトを孤児院から引き取り、アヤノは彼らの「お姉ちゃん」になる事を頼まれていて、自らの目の能力に怯えていた3人に「真っ赤な色は主人公の色だから、怯えなくてもいいんだよ」と赤いスカーフのヒーローを見せながら説き、「ヒーローごっこ」としてメカクシ団を設立する。これが初代 メカクシ団ね。」

 

アヤノ「はい、そうです」

笑顔で答え、「あの頃は楽しかったなあ」と呟いている キドも、いつに間にか、微笑んでいる思い出しているのだろうか。(カノは分からないが)

 

紫「続けるわ、その生活をぶち壊したのが土砂崩れの事故母アヤカが亡くなり、父ケンジロウが三人と同じ目の能力を得た時を境に、取り返しのつかない程までに狂っていて、父ケンジロウがおかしくなった事に気付いたアヤノは、カノに自分の代わりに学校に行ってもらっている間に父のことを調べていた。 その結果両親がかつてメデューサの目の能力について調べていた事、父ケンジロウは『目が冴える蛇』に取り憑かれ人格が蛇そのものになっていること、悪事に手を染めて学校、警察、病院などあらゆる機関の勢力を裏で支配する存在になっている事を知る。 『目が冴える蛇』の目的は、ケンジロウの「アヤカにもう一度会いたい」という願いの成就だった。 そのためには10の蛇をカゲロウデイズから現実世界に出し、その全てを女王に宿させる必要があった。この時の女王はマリーね、 貴音と遥を利用した実験も残りの蛇を二人に宿させるためで、アヤノは二人がそのために一度殺されてしまうことを知っていた。しかし、既に街は殆ど冴える蛇の支配下にあり、大人に頼ることはできず、実験を止めることはできないと悟っていた為、最後まで二人に伝えることは出来なかった。 そして蛇によって生かされている者たちは、蛇を抜かれると死んでしまう。つまり、このまま『目が冴える蛇』の計画が進めば、いずれは大切な家族や友人たちが殺されてしまうという事実に気付いてしまい、ひとりで『目が冴える蛇』の計画を阻止することを決意する。 8月15日に学校の屋上から飛び降り自殺してカゲロウデイズに接触し、『目をかける蛇』を宿すことに成功したアヤノは、そのままカゲロウデイズに留まる事を選んだ。このことにより、例え他の人物がカゲロウデイズに接触しても、アヤノが既に宿している『目をかける蛇』を宿して現実世界に脱出することが不可能になり、『目をかける蛇』だけが現実世界に出せなくなった『目が冴える蛇』の計画は失敗に終わることとなった。 後はそちらもわかるでしょう」

長々しい話を終え フウ とため息を付く

 

シン「・・・一つ聞きたいことがある」

肩を震わせながら、言う

 

紫「『何故、そこまで知っているなら、計画を 止めなかったんだ』・・・と?」

扇子で顔を仰ぎながら、答える

 

紫「そちらの世界に影響を与えない為よ 下手に影響を当ててしまうと、こちらの世界にまで影響するから。」

 

シン「そうか・・・」

辺りが再び静まり返る

 

ヒビヤ「ね、ねえ・・・」

場の空気を断ち切ったのは、ヒビヤだった。

 

ヒビヤ「ヒヨリは連れていけるの?」

恐る恐る聞いたヒビヤに紫はバッサリと

 

紫「ダメよ」

と断言する

 

ヒビヤ「なんで!?」

あっさりと言われ 憤慨する 立ち上がり 拳に力を込め 今にも 飛びかかりそうだ

 

紫「彼女は 「目が冴える蛇」を宿している わざわざ面倒ごとを起こすような奴は招く必要すらないわ」

上を見上げ ヒビヤを見下すような形で見る

 

ヒビヤ「だからって!」

ただ、怒りの言葉をぶつけようとしただけだった だけど一瞬にして世界が凍ったように止まった 何故なら

 

 

 

紫「だまりなさい」

 

 

 

その言葉に 『殺意』込められていたからだ 体が凍りつき 嫌な汗が吹き出る 向けられる視線がまるで 銃のレーザーライトの様に恐怖を刺される エネ モモ マリーが 「ヒィッ」高い声を上げ身体中を震わせて怯える セトがマリーを コノハがエネを シンタローがモモを 最初は震えていたが、女子が震えているのを見て 体を支える しかし、シンタローだけは震えていなかった。 相手を見つめて 一切の隙を見せない、 まるで 慣れているみたいだった。その光景を見て 怯えていた キドとアヤノが 落ち着きを取り戻す

しかし、ヒビヤだけは例外だった。 尻もちをつき 目はうつろで 照準が定まっていない「あ・・・あぁ・・・」などと言葉にならないことを口走っている

 

紫「あらあら、さっきまでの威勢はどこ行ったのかしら?」

あざ笑い ニヤニヤしながら見下す

 

紫「あなた達も聞く? この子の心の叫びを」

横目でこちらを向き 指で パチン と音を鳴らす瞬間 ヒビヤの心の叫びが頭に流れ込んできた

 

ヒビヤ(死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ死ぬ死ぬ逃げろ逃げろ殺される殺される逃げなきゃ)

 

モモ「ヒビヤくん!!」

全員がヒビヤをみた真っ先にモモがヒビヤを抱きしめる。ヒビヤは藁にもすがる思いなのだろう、モモの服を掴み 生まれたての子鹿に見える程に震えていた。

 

シン「モモ、ヒビヤを寝室まで連れてってくれ、エネ コノハ マリー セトも付いてやってくれ。 」

しっかり紫の方を見据えながら、指示する 残ったメンバーは

アヤノ キド カノ シンタローが残り、紫と対峙している 紫が再び 指を鳴らすと ヒビヤの心の叫びが聞こえなくなった

 

シン「質問しても、いいか?」

眉一つ動かさず、質問する

 

紫「良いわよ」

同じようにぴくりとも動かない

 

シン「まず一つ目 お前にとって、『幻想郷』とはなんだ?」

 

紫「愛すべき存在 子供みたいな物ね。」

 

シン「二つ目 幻想郷では 能力は持っているのが当たり前なのか?」

 

紫「言えてるわね。 持たない者の方が少ないし」

 

シン「三つ目 幻想郷で 目立っている人物を教えてくれ」

 

紫「居るわね。

博麗霊夢 種族 人間 博麗神社の巫女で 異変解決を生業としている。単純で裏表が無い。二つ名は『楽園の素敵な巫女』喜怒哀楽が激しく、人間・妖怪を問わず惹き付ける不思議な雰囲気の持ち主。 仕事が妖怪退治であるため妖怪に対しては厳しい態度を取るが、人間にも妖怪にもさほど興味はない。霧雨魔理沙と二人で行動する場面が多々ある。誰に対しても優しくも厳しくもなく、誰かと行動していても仲間として見ない平等な性格。「実は冷たい人間なのかもしれない」とも評される。特に強い妖怪に好かれるが、ときに問答無用で妖怪を退治するため弱い妖怪からは恐れられている。平等である反面、誰に対しても仲間として見ておらず、人間や妖怪と一緒に行動を行っていても常に自分一人である、彼女は努力が報われると信じておらず、「一生懸命頑張る」事や修業をあまり好まない。巫女としては危機感に欠ける性格。修行や勉強も不足しており、そもそも神社に祀っている神様が何か知らない有様。自分が使用する道具である陰陽玉もあまり使いこなせていないとされる。神社の信仰の減少と神社の周りの妖怪の増加については多少気にしている程度でしかない。」

「もっとしっかりして欲しいわ」などと愚痴をこぼす紫を見て思わず、思ってしまった

 

シン「母親みたいな、言い方だな。」

笑みをこぼしながら言う

 

紫「そんなんじゃないわよ、まあ、付き合いは長いけど。

話を続けるわよ、彼女の能力は空を飛ぶこと、つまり無重力。地球の重力も、如何なる重圧も、力による脅しも、彼女には全く意味が無い。身も心も、幻想の宙をふわふわと漂う不思議な巫女である。相手がどんなに強大だとしても、彼女の前では意味をなさない・・・こんな所かしら。」

扇子をパタンと閉じ、腕を組む

 

シン「異変ってのは、何だ?」

 

紫「幻想郷に大きな変化があった時に、使う言葉ね。めったに起きないけど。ちなみに、異変博麗の巫女が解決する事が多いわね。」

 

シン「・・・それじゃあこれで最後だ。・・・何故、俺たちを連れて行こうとする?」

 

紫「能力を持ち、妖怪になりかけているから。」

 

シン「・・・それだけか?」

 

紫「強いて言えば、幻想郷に良い影響を与えそうだったから。」

 

シン「・・・・・・・・」

再び沈黙が流れる。長い質疑応答の間は、両方共に、ぴくり とも動かなかった

 

シン「俺は行ってもいいと思うぞ」

ソファーに寄りかかり答える

 

シン「アヤノとキド、カノはどう思う?」

いきなり振られて 一瞬驚くが

 

アヤノ「私はいいと思うな。」

笑顔になりながら、言う

 

キド「俺も姉さんと同じだ。」

 

カノ「ぼっくも〜」

姿勢は変えずにアヤノを見てキドは、答える。カノは相変わらず、ニヤニヤしていた

 

紫「ありがとう。と 言えば良いのかしらね。」

笑みをこぼしつつ言う

 

キド「じゃあ、皆に伝えてくるか。」

 

紫「午前12時半に迎えに来るわ。準備しときなさい・・・それと、」

顔を見せずに

 

紫「『ごめんなさい』とあの子に伝えて置いてくれる?」

 

シン「ああ、いいぜ。」

立ち上がりズボンのポケットに手を突っ込み、ニヤッとしながら、言った

 

紫「それじゃあ さようなら」

背後のスキマに入りながら、言った 時刻は11時50分だった。

 




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