約束したボウリング場に着き、シューズのレンタル等の準備を終える。
最初に話しかけてくれた方は、グレートバリアリーフを思い出させるような鮮やかな水色の髪…ではなく茶色の長髪で、普段はどうなのか知らないが、場所が場所なので髪を後ろでまとめている。
見蕩れていたくなる美少女という感じだった
「キミの話は聞いているよ。ボクは天音。
次に話したのは、黒髪で姫カットの女性。
今の時代ではありふれている様なスタイルだったが、人一倍可愛らしい顔の人だった。
「なら私も自己紹介を、私は
聞かれて答える。
「僕は
「何で女子会状態なのに来られるんです?興味深いですよ」
梅井さんに聞かれる。
「いや、意識してなかったです。もっと大事な事もあったので」
「大事な事って?あなたの事、天音さんは知ってたみたいですけど」
好奇心むき出しという感じで聞かれる。
「水禁の漫画化の許可を取りに来たんです。天音さんと瑠璃さんに……下の名前で呼んでもいいですか?」
瑠璃さんにつられて無意識に名前で呼んでいた。
慌てて確認を取る様に聞くと、口々に返事が返ってくる。
「分かった…許可もいい」「私も大丈夫です」「わっ、私も」
返ってきた声が一つ多い気もしたが、まあいいだろう。
連絡先の交換も済ませた。
今日はもう楽しもう。
まずは順番決めだ。
「僕最後にします」
「中々自信がありそうだね。じゃあボクがトップバッターかな。」
「その次、私で」
「私、三番目ですか」
天音➡瑠璃➡波➡水の順番に決まった。
最初に天音が投げる。
真っ直ぐとはいかないが、かなりいい。
二度投げてスペアだ。
「こんなものかな」
「おお、凄い」
次は瑠璃だ。
「しゃあっ」
フォームからして微妙ではあったが、二回投げて6ピンだ。
悪くはない。
「中々良いですね。」
次は波。
投げる前に手からすっぽ抜けて大きい音が鳴ったが、腕前の方はどうだろう。
結果は3ピンだった。
「難しい…」
水の番。
「よーし、狙うはストライク」
ボールを持たずに素振りをしたりなんかして、やっと投げる。
ゴロゴロゴロゴロガタン
ガーターだった。
「……溜めといてそれはないだろう!?!?」
「下手」
「下手っぴ!」
散々な言われようだった。
ゲームを最後まで終えた時には、何とか挽回…して、自分は三位だった。
仲良くはなれたので、良い一日だったと思う。
波さんは逆転されたのが悔しいのか、しゅんとしていたが
「では、いつになるか分かりませんが次、三回目もお会いしましょう」
と言ってくれた。
家に戻り更新されていた『水禁』を読み漁っていると、今度は
[まだ会っていない作者さんが居るなら一緒に遊びに行きませんか?]
[行きます!]
女性から遊びに誘われるのは嬉しくはあるが、金が心配だ。