機動戦士ガンダムRTA 連邦軍 緒戦スタート 量産機縛り   作:ZK

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腹痛の原因にトイレで「ここからいなくなれー!」したものの電車に間に合わなくなったので初投稿です。


22.共闘

ストーカーに対処するRTAはーじまーるよー。

 

前回、アニキの所持してた写真に、ルウムで散った僚機ちゃんが写っていたり、ルナツーを哨戒していたらホワイトベースの一転攻勢に遭遇したところまで。

 

ガンダムの奇襲が決まったことで、コンベアパイプがやられたパプアは補給速度が激落ちして、唯一即応できる直掩のシャアはガンダムに付きっきりでお留守です。

コア・ファイターはあくまで元は脱出ポッドの軽戦闘機なので対艦能力は大してありません。そして乗ってるのもシミュレータだけのリュウ・ホセイ曹長なので、ガンタンクが出てくるまで手こずります。

これまでパプア級を2隻、チベ級1を葬った我々の実力を見せてやりましょう。(かっこいい編隊ブレイク)

 

太陽を背に直上方向からの攻撃でできればファルメルに損傷を与えたい所。

ファルメルは対空ミサイルを打ち上げてきますが、太陽を背にしてミノ粉が撒いてあるのもあってよく見れば回避可能です。

問題はどちらかというと、パプアに取り付いているコア・ファイターです。リュウさんは無線をOFFにしてやがるので、こちらからコンタクトを取ることは不可能で、たまに奇跡的に激突してくることがあります(1敗)。

 

(正規軍の練度)見たけりゃ見せてやるよ

 

ちゃんとガンダムがシャアを引き付けていることを確認したら、挨拶代わりに対艦ミサイルを浴びせてやりましょう。

 

くらえ!(某弁護士)

 

……8発放って命中2発とは、流石赤い彗星の母艦だけあって意外と素早いですね…(苦悶顔)

左舷エンジンと第一砲塔の基部に刺さりましたが、ダメコンも優秀なのか爆沈していません。

申し訳程度に57mmをぶつけましたが、流石に外郭装甲は貫通出来ませんでした。

一応艦橋の天板はたまに撃ち抜けたりしますが、当たらなければどうということはない(諦観)。

 

《ジョーンズ大尉、砲撃を行います。射線から離れてください。》

 

お、ホワイトベース隊が砲撃してくる様ですね。ちょうど対艦ミサイルを撃ち尽くし、哨戒帰りで推進剤も少ないので、ちゃんと誤射されない様に離脱しましょう。

 

ちょっと待て!なんか赤い光が!?

 

《沈めぃ!》

 

オッブエ!?

 

シャアにやられ千葉ァされそうでしたが直前にガンダムがバルカンの牽制射で助けてくれましたね。生きてるぅー!()

 

《し、シャアの相手は僕がします!あなた達は補給艦を!》

 

やっぱ民間人じゃないだろ…(困惑)

シャアザクと対艦ミサイルも切らしたセイバーフィッシュでは戦うことも出来ないので、パプアに全機で機銃掃射を加えて、沈まなければガンタンクやホワイトベースに任せましょう。

 

ガンタンクやホワイトベースのマズルフラッシュが見えると同時に、キャノン砲がぶっ刺さったパプアは、物資をルナツーの表面にばら撒きながら爆散します。

 

すると艦長のガデム大尉は自らの旧ザクで、見つけたガンダムに徒手格闘を挑んでいきます。

まぁガンダムが負けることはほぼ無い(ホワイトベースの主砲で誤射して1敗)ので、援護する間もなく旧ザクが撃破されて、ひとまずお終いです。

 

哨戒帰りで推進剤も尽きかけているので、補給されたザクが上がってくる前に帰りましょう。

 

ホワイトベースにはMSはともかくセイバーフィッシュが着艦するには誘導がうんちなのと(素人のデタラメ誘導で格納庫内に激突して2敗)、ペガサス級へ着艦しても整備が出来ないのでルナツーに直接帰ります。

 

というわけで今回のリザルト画面ですが、撃墜数は何一つ、伸びませんでした…。正規軍のくせにだらしねぇな?(自戒)

まぁホワイトベース隊の面々の経験値を泥棒しなかったことにより、宇宙で連邦軍が一転攻勢する時に凄く心強い味方に育ってくれると考えればまぁ…うん、おいしい!(強がり)

 

とりあえずパプアが撃沈されたことで遅れて補給を行ったシャア達の乗るファルメルは一旦後退したので哨戒帰りのこちらも休憩です。

 

といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

***

《……なるほど、事情はわかりました。でも赤い彗星相手はなぁ…》

 

「シャアはガンダムに抑えさせます。補給艦を沈めさえすればシャアもおいそれと行動は出来なくなります。」

 

そう伝えると、無線の相手である"ルナツーの白百合"ことレイチェル=ジョーンズ大尉は

 

《了解。こっちも哨戒帰りだからザクは相手出来ない。敵艦に攻撃を加えるだけならやってみようかな。》

 

と一瞬の間を置いて答えた。ガンダムとコア・ファイターで、奇襲とはいえシャアの部隊に攻撃を仕掛ける以上、少しでも戦力は欲しい。

 

「感謝します。現場での判断はそちらにお任せします。」

 

流石に偶然合流した飛行隊の指揮までとることは不可能であり、ましてや"ルナツーの白百合"がいるのであれば任せるべきだ。

 

敵艦の位置などのデータリンクが済むと、セイバーフィッシュの4機編隊は一糸乱れぬまま、飛び去っていく。

正規クルーの大半を失い、負傷者と避難民で動かしているホワイトベースにとって、正規の連邦軍、それも宣伝されるエースの登場はとても心強いものであった。

 

前に見たプロパガンダでは、大尉の故郷は一週間戦争でコロニーが落ちたシドニーであり、彼女はその復讐のために開戦から戦い続けて、従来型の戦闘機であるセイバーフィッシュでザクを5機以上撃墜しているという。

サイド7でのザクの襲撃で家族を喪った避難民の一部にとっては、仇を討ってくれるだろうとでも思ったのだろう。艦内のどこかで歓声が響いている。

 

しかし同時に、パオロ艦長に続いて、そんなエースでも、直接の対決を忌避するような物言いであったことは、赤い彗星がいかに強大な相手であるのかを示している。

 

「頼むぞ…。」

 

シャアを引き留めることを約束したアムロとガンダムの働きを、期待せざるを得なかった。

 

 

***

《太陽方向から新手の敵戦闘機4機!来ます!!》

《回避運動!》

 

「しまった、ファルメルが!」

ファルメルの左舷エンジン部と第1砲塔部に爆炎が上がる。爆沈とまではいかなかったものの、エンジン部への被弾はこの後の追撃に影を落とすであろうことは明白であった。

 

元々シャア率いる隊は、先だって行われた海兵隊によるルナツー襲撃の一環として出撃してきていた。ルナツーの襲撃によって現れる新型機の情報収集としての威力偵察であったと同時に、補給路を襲撃するゲリラ部隊の撃破が目的であった。

宇宙攻撃軍司令ドズル・ザビ中将は当初、ソロモンの戦力を抽出してまでもルナツーを攻略するべしと声高に叫んだが、結局はルナツーの巨大さと、サイド6沖で”ルナツーの白百合”が一応は射落とされたことから、いずれ低調となるであろうという見通しから退けられた。

結局、露払いの事前攻撃を行うムサイ級の艦隊を派遣する代わりとして、シャア率いる部隊を派遣した。この隊の目的は避退しようと出航してきた連邦軍のゲリラ部隊を撃滅することであった。

そんな中、避退するサラミスともマゼランとも違う新型艦を確認したシャアの部隊は、その新型艦を追ってサイド7までやって来たのであった。

 

実際、発見した連邦のMSの性能はすさまじいものであった。マシンガンを受け付けない装甲、ザクを一撃で葬り去るビーム砲。そしてそのような機体が少なくとも3種類は製造されていることであった。

 

ファルメルに対艦ミサイルを叩き込んだ敵機は白百合にオペラハウス、南十字星のエンブレム、先頭にいる機体には、白い百合のパーソナルマークが付いている。

 

「エースが加勢するとは、連邦も必死という訳か。」

 

部下とザクを失い、補給を受けようとしていた瞬間の襲撃。しかも動かないと見られていたルナツーから、"ルナツーの白百合"が参加したことは、連邦軍がいかにこの白いMSを重要視しているかの現れともいえるだろう。

 

「だが、甘い!」

 

引き起こしをした後、攻撃効果を確認でもしているのか無防備にも、ファルメルと合流しようとするこちらの目の前に躍り出てきた。

 

確かに、ルウム戦役や暗礁宙域でのゲリラ部隊のセイバーフィッシュとは違ってGのかかる急な機動を繰り出しているが、MSと違って静止できない以上、偏差の予測はしやすい。

「沈めぃ!」

ザクのFCSがロックしたその瞬間、ロックアラートが鳴り響く。

 

「ちぃ、白いMSめ!」

 

白いMSのバルカンの火線が薙ぎ払うように繰り出され、白いMSが追いすがってくる。

 

 

 

結局援護は間に合わず、パプアは撃沈され、ガデムも死んだ。白いMSと木馬の戦術はまるで素人であったにも関わらず。そしてさらに"ルナツーの白百合"の率いるセイバーフィッシュが援護していた現状、ルナツーが護衛のために戦力を派遣してもおかしくはなかった。

 

《…何!補給艦まで撃沈されただと!》

補給艦パプアの撃沈、更にファルメルの中破の報告に、画面の向こうのドズル・ザビ中将は顔をしかめて唸り声をあげる。

 

「はっ。面目もありません。」

ザクこそ受け取ることは出来たが、それ以外のミサイルや食糧といった補給品はパプアの爆沈に巻き込まれて半数が消えており、腹を満たす量では無かった。

 

《それに"ルナツーの白百合"か。……分かった。貴様の要望も考えておこう。》

先日のルナツー襲撃による打撃によって、連邦軍の活動も低調になるであろうと予想していたが、この分ではルナツーから出港してくる木馬に護衛がついて来る可能性を考えなければならない。

 

「感謝いたします。必ずや成果を上げてみせます。」

 

《次は成功の報告を期待しているぞ。》

 

そうして通信が切れると、艦橋から左舷エンジンの応急修理を指揮するドレンの声が聞こえる。

 

「この借りは必ず返させてもらうぞ。」

そう呟いて艦橋へと戻るシャアは、口を小さく歪めた。

 

 

 




自分でもなんかよくわかんないけど描けたのでキャラ視点を2パートも入れちゃいます!()

その代わり7月中はちょっと不定期更新かも

スレッガー中尉は

  • 好き
  • 嫌い
  • 特に何とも
  • ……誰?
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