機動戦士ガンダムRTA 連邦軍 緒戦スタート 量産機縛り 作:ZK
《いた!コアファイターだ。》
フルスロットルで飛ぶジオンのMSと共にぶっ飛んでいった隊長の乗っていた戦闘機の、コックピットとなるコアファイターが見つかった。
少しヨタヨタとしつつも、青い航跡を曳きながらこちらへ向かってくる。
敵の増援が現れたことで、落ち武者狩りは下火となり、衛星軌道上は一旦は落ち着きを取り戻し、もう1機の敵機も引き返していた。
「はぁ、なんで生きてるんだお…?」
困惑。仲間のために無茶をする年長者という、映画とかでは真っ先に死んで主人公達の変わるきっかけとなりそうな隊長は、今度こそ流れ星にされたかと思っていた。
とはいえ心配はしていたし、隊長を助けようとしたのは事実だったが、こうも生き残られると殺しても死なないのではないかと思い始めていた。
《あ、ははは…死ぬかと思ったよ。》
嘘つけ、と思わず言いそうになり無線のマイクを切った。
***
いったかと思ったよ、なRTAはーじまーるよー。
前回は、ヅダおじに絡まれて、ホールドされた状態で道連れにされかけたところまで。
流れ星にされるかと思った(小並感)
常人ならGで潰されてしまいますが、レズにG耐性があったのと、グリップを増設したのはブースター部だったのでコアファイターを分離させ、なんとか自力で帰れそうです。
ということで今回も4人揃っての帰艦で、リザルトです。
今回、部隊戦果はHLV多数、これは我々がヅダと戦っている際にトーレス艦長らが有効射程外から放って命中させたものが入っています。
中のザクなども経験値になるのでうん、美味しい!
F型ザクが1機に、J型も5機ほど落としました。
なおなぜかデュバル少佐のヅダがレズとの衝突ダメージで撃破された判定になったのか、片腕を斬り飛ばしてアシストを得たアネットちゃん共々美味しいです。
部隊でこれだけの戦果とか、これって勲章ですよ…?(いつもの)
回収艦隊ごと現場襲撃のためにルナツーからやって来たサラミス級とレパント級、コロンブス級の機動部隊とすれ違いつつ、ルナツーへ入港です。
ただいまー。
流石に悪のジオン星人相手とはいえ逃げる奴をいじめただけなのでブン屋の奴らは来ないので、その間に装備の補充を申請します。
できればジムが欲しいですが、コア・ブースターをリゼル運用するのが案外使いやすかったので、要塞攻略前まで混成でもよいかななんて思ってたりして(ネームドの数々から目を逸らしつつ)
特にオデッサ作戦後のあのヅダが出てくる辺りが、いっぺんに上がってくるHLVが最も多いところですが、この後もちょくちょく高官を逃がすためのシャトルが来たり、宇宙へ帰る部隊が上がってきたりするのでそういうのを回収艦ごと葬るのにはリゼル的運用がちょうど良いのは確かです。
ジャブロー戦が終わったら再建された艦隊が上がってくるので、それの警護が終わる頃にはMSに乗れていると、要塞攻略にそれなりの練度で臨めるでしょう。
たまに空間戦闘の教導のためにジャブローへ降ろされて降下作戦に巻き込まれることがありますが、ルナツーを守る必要があるのでまぁ大丈夫でしょう。
(例のジムとウッディ大尉両名を生存させようとシャアに挑みかかるも盾ごとメガ粒子砲でぶち抜かれるレズの図)
と、そんな話をしているとジオンがプロパガンダを打ってますね、
《ジオン兵器局発表!EMS-10、ヅダとジャン・リュック・デュバル少佐が連邦のエース、「ルナツーの白百合」を、その生命を賭して討ち取った!》
(4んで)ないです。
ブースター部の動翼とかがバラバラになる映像を流されていますが、この通りレズは元気です。ぴーすぴーす。
「俺もまさか生きてるとは思わなかったぜ。」
なんですと?
まぁ確かにG耐性があるとはいえ機体が変な分解の仕方するとデスする可能性があるので意外と運なんですがそれは。
(機体の故障でベイルアウト出来ない屑運のせいでハードラックとダンスするはめになった恐怖映像)
「つ、次こそ守りますから…。」
「大丈夫だお。きっと隊長は殺しても死なないお。」
生きてぇなぁ…(完走のことを考えながら)
そんなことをしながら、補充が来るまで内政に勤しみます。
まずはジムの装備として、ハンドグレネードを開発します。これは閃光弾やダミーバルーン弾にも派生するので、そちらへツリーを伸ばします。
まぁ持ち替えの隙をなくすためにも、マルチランチャーを増設した方が楽なのですが、グレネードなどは連邦の生産力で量産され、一般兵のジムにも渡されたりするので、戦列を組んだジムの初手グレネードによる爆撃を見ることも出来ます。
(大量のグレネードで要塞内を片っ端から爆破してクリアリングする爆弾魔ジムとグレネード射出で懐に飛び込む敵MSを返り討ちにするボール乗りNTの恐怖映像)
後はアネットちゃんには格闘の為のチューニングとして推力や駆動系などに改修を加えて格闘戦仕様、ヤルオにはFCSの強化と駆動系の改修で射撃精度を上げます。
ヤルオの改修は後々ジムキャノンもどきへ、アネットちゃんの改修は後々に装甲を取っ払ってジムライトアーマーもどきへ派生していきます。
……アネットちゃん機から装甲を取り外してはいけないのでは?ボブは訝しんだ。
(ヅダおじ迫真の体当たりでひしゃげた箇所を見ながら)
お、補充目録が来ました。流石にセイバーフィッシュやパブリク、ボールはまわってくることは無いでしょ…
『RGM-79』
や っ た ぜ
ということで念願のジムです。ガンダムゲーをやってる実感が出てきましたねぇ!
機種転換訓練を行いつつ、ジム4機による編隊戦闘のドクトリンも策定しましょう。
開戦からこれまで戦闘機乗りだったレズやアニキなんかは習熟させる必要がありますし、若手二人組も練度を上げすぎて損はありません。
(ソーラ・レイで生じた多数の連邦兵の断末魔で錯乱したNTにそこっ!される恐怖映像)
…損はありません!
それはそうと補給された武装の中にビームスプレーガンが入っていません。
ビームが入ってないやん!ビームでザクとか消し飛ばしたかったから注文したの!(クレーマー)
と言っても仕方ないのでマシンガンとハイパーバズーカでなんとかします。
まぁ90mmマシンガンもザクマシンガンより扱い易く取り回しも利く優秀な実体弾兵器なのでままエアロ。
それではレズ達がジムの習熟訓練をしているその間お暇な
み な さ ま の た め に ぃ
この後のことに関してお話していきます。
現在オデッサ作戦が終了して、宇宙へ逃げる奴は落ち武者狩りされてるか、ソロモンかグラナダへ運ばれているかのどちらかです。
なお連邦側機体でもキワモノの1つ、往還機フライダーツ君が、散発的に現れる補給艦や回収を待つHLVを襲っている様で、いつもの周回よりも暴れてるらしくプロパガンダ放送にも出てます。
この後のベルファスト戦、ジャブロー戦では宇宙からできることは無いので、その間は暇です。
その後は連邦艦隊がどぅんどぅん打ち上がるので軌道上の警戒が待っており、先にMSやボールを運用していた部隊は、新しく配属された新兵どもを教導することになります。
だから、ドクトリンを定める必要があったんですね。(例の構文)
ソロモン戦では、まぁ配属次第です。
ワッケイン司令麾下の第3艦隊ならば、艦隊直掩をしながらソーラシステムの後に突入します。
ティアンム提督麾下なら、ソーラシステムまで周辺警戒、その後ビグ・ザムと鉢合わせることになるでしょう。
なおここでティアンム提督を生存させられると、艦隊の再編時にソーラシステムはティアンム提督が持ったままになるので、レビル将軍と共にソーラ・レイで消し飛ばずに済みます。
なおプレイヤーはフェーベの直掩とかだと消し飛ばされるので、なんとかなるようにお祈りしましょう。
と、そんなことを言っていたら、訓練の間にアネットちゃん発見伝。
スキンシップでモフリま…なんか焦燥してますね…。(ガバの予感)
おっ大丈夫か?おっ大丈夫か?(心配)
「ふぇ!?え、いえ、は、はい!だ、だだ、大丈夫です…!」
ほんとに大丈夫な姿か?これが…?(疑念)
「おう隊長、少しばかり戦術で話があるんだが…。」
アニキ、今ちょっと手が離せな…あぁ逃れられない!
なんかアニキに場所を移されたのですが、なんだぁ、てめぇ…?
「悪かったから、そう怒らないでくれよ…。アネットのことだよ。」
なに、知ってるのか雷電(違う)…!
「…どうもベルファストで戦闘があったらしい。…分かるな?」
あっ…。
「アネットのことだ。家族が心配だろうから、気を遣ってやろう。」
おっ、そうだな(賛同)
ここらでジオン野郎と刺し違えられても、精神を病んで後送されても困ります。
なのでケアにでも…?なんだこのぶつかる様な音は…ッ!?
ドア開いてんじゃ…ファッ!?
アネットちゃんが、頭を激しく打ち付けてるように見えるのは…私だけでしょうか…?
やめろブロリー!気を高めるなー!!
半年共にやって来た仲間をやらせるかーっ!!
ということでとりあえずホールドして止めます。
「……っ?……っ!?」
額から血を流してやがります。抱きしめて離さないようにして止めます。
「わ、あ、そ、その、血で汚れ…」
うるさいんじゃい!こんなことして、めっ!!
ここで『きっと家族は大丈夫。』と伝えてやります。『ジオンは消毒しよう』と言うとアネットちゃんが修羅と化すのでやめましょう(1敗)
落ち着いたら、医務室に連れていきます。
「え!?あ、あの、自分で歩きますから…。」
うるせぇ!(医務室に)行こう!!
またどこかで頭を打ち付けられてても困るので連れていきます。
といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
***
その報せを聞いたのは偶然だった。
《ただいま、ベルファスト基地から煙が上がっています!》
《市民の皆さんは、頑丈な建物の中から動かないで!》
私が軍に逃げる前まで、よく聴いていたラジオ。
それがいきなり速報に変わり、爆発音の響く中継の音声が伝えられる。
ベルファスト基地。その単語が、私に最悪の事態を連想させる。
宇宙軍へ入って逃げ出した私に手紙を書いてくれて、身を案じてくれて、帰りを迎えてくれると。
そう言ってくれた両親がもし…。
でもここからできることは無い。仮に向かうことができても、間に合わない。
もし私が海軍にいたら、もしも私が宇宙軍の中での地上の打ち上げ基地勤務を志望していれば。
遠ざかろうとの一心で宇宙軍へ入ったことをこの瞬間私はとても悔い、そして自身を呪った。
「……っ!……っ!!」
どうしようもなく自分が憎くて、自己嫌悪と自身への怒りから、ロッカーに頭を繰り返し叩きつける。
しばらくして、痛みと共に生暖かい液体が額を流れても、止めない。
「やめて!」
そう短く鋭い声が聴こえたかと思うと、誰かに抱きしめられる。
「……っ?……っ!?」
それが隊長だと理解して、そこから更に遅れて自分が額から血を流していることを思い出した。
「わ、あ、そ、その、血で汚れ…」
血で汚れてしまう。そう思っての発言。
「うるさい!こんなことして、めっ!!」
珍しく声を張り上げる隊長。しかし服が汚れることも構わず私を抱きしめる隊長は暖かかった。
「きっと家族は大丈夫だから。…落ちるコロニーと違って、MS相手ならば殺せるし逃げられる。」
抱きしめられて、動きを止められて、だんだんと頭が冷えてくる。脈拍も落ち着いて、鈍っていた痛覚が痛みを鮮明に伝える。
「落ち着いたら、医務室行こうか。」
いつもの雰囲気に戻った隊長は、私と肩を組んで、医務室へ歩き出す。
「え!?あ、あの、自分で歩きますから…。」
そう言う私の言葉を聞き入れないまま、隊長に連れられて医務室へ向かった。
…宇宙軍に入ったからこそ、隊長に出会えた。
そう考えれば、ほんの少しだけ心が軽くなった気がした。
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ベルファスト基地のアネットちゃんの両親
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二人で英国無双、名誉の戦死
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ジョンブル魂を発揮。二人で生き残る
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どちらかが戦死する
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偶然非番で両方助かる
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手紙を出した直後にすでに戦死してた
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乗艦ごと海の底
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その他
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傍観席