機動戦士ガンダムRTA 連邦軍 緒戦スタート 量産機縛り   作:ZK

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どうしようか悩んだ末に当初の予定とオリチャーをちゃんぽんしてた(いつもの)なので初投稿です。


55.ア・バオア・クー戦 その2

 

火起こし失敗してるRTAはーじまーるよー。

 

前回、(ア・バオア・クーへ)突っ込めって言ってんの!状態でア・バオア・クー戦を始めたら突如ソーラ・システムの輝きが消えたところまで。

 

《み、ミサイルか…!?》

なに、知ってるのかアニキ!

 

《直撃では無いが、爆炎が見える。》

 

あっ…(察し)

 

ソーラ・レイはコロニーを砲身にしたクソデカレーザー砲ですが、ソーラ・システムはただの鏡です。

 

なので、散弾ミサイル(エースコンバット並感)のようなものをぶち込まれると粉々になってしまいます。

 

《…くっ、構うな!我々は予定通りSフィールド方面から上陸する!!》

 

これは(ソーラ・システムが)ダメみたいですね…。

ワッケイン司令からは撤退命令が出なかったので続行です。

 

 

 

 

***

 

「敵隕石ミサイル接近!」

「見つかったか…。構うな、数枚割られた位で支障は出ない!」

 

ソーラ・システムの展開を指揮していた彼はソロモンでの経験からそう判断した。

 

隕石ミサイルの質量はマゼラン級ですら一撃で撃沈されかねない上、製造方法が隕石に誘導装置とエンジンを取り付けたのみと安価な恐るべき兵器である。

しかし、それが故に炸薬は皆無であり、ソロモンでソーラ・システムが受けたのは一発につき数枚のミラーのみだった。

 

この数ならば、こちらの鏡を割り切ることは出来ない。

 

 

 

 

…はずだった。

 

「敵ミサイル早爆!」

 

突如敵の隕石ミサイルが目前で爆発した。

 

「なっ!!?」

 

しかし直後、一気に無数のミラーが破損し、大穴が開く。

 

「システムに被弾!!損傷30%!!」

「ボール第2工作小隊からの応答途絶!!」

 

悲鳴じみた報告に、彼は全身から汗が噴き出す感触を覚えた。

 

 

 

***

 

 

 

 

ソーラ・システム発見の報告に、ギレンは司令室で特に驚きはしていなかった。レビルと艦隊の3分の1を喪った連邦軍が投入してこないわけは無い。

このア・バオア・クー周辺で配置できそうな場所は調べてあった。

 

「クックック…読んでいたさ。例の隕石ミサイル、所定の信管で発射せよ。」

 

ソーラ・システム。ソロモン要塞を焼き払った連邦軍の新兵器。ドズルの奴はしくじったが、しかし多くの兵を逃がしてくれたおかげでその実体は分かってきていた。

 

実体弾やメガ粒子砲による攻撃では無い以上、考えられるのは光学兵器だ。

レーザーによる攻撃は強力だが、しかしその部品は繊細だ。

 

「目標に命中!攻撃効果を確認中!」

 

「連邦め、ここを落とすには、少し詰めが甘かったな。」

 

このままNフィールドの連邦軍を始末すれば、返す刀で比較的少数のSフィールドの連邦軍を叩き出すこともできる。

 

 

ギレンは勝利を確信していた。

 

しかし、彼は多少見くびっていた。…否、予想せよというのも不可能な話であった。

国力と頭数に勝る連邦軍に対抗するためのミノフスキー粒子散布と、それによる通信、レーダーの退化によってもたらされた白兵戦の戦場。

その戦場に久しく現れたエースが連邦にもいて、変数であることを。そしてその1人は、ジオン憎しという感情で突き動かされていること。

 

そして、妹が、連邦の切り札ソーラ・システムをほぼ無力化したとはいえ、父殺しを知り戦場で感情的に自身に引き金を引くとは思わなかった。

 

 

 

 

 

感情とは、基本誰にも読めないものだ。

 

 

 

 

***

 

《敵大型空母前進してきます!》

 

《射撃可能な全ての兵器を敵空母へ向けて発射!他の艦は良い!!》

 

トーレス艦長V.S.ドロワ、ファイッ!!

 

 

我々は新鋭機ゲルググや手練れを優先して始末して艦隊を守りましょう。

ジオングが暴れるのを阻止したので沈むはずのルザルやサラミス数隻が生きてるのでそれらにドロワやその取り巻きの艦船は任せます。

 

一応ティアンム提督と麾下艦隊が生きてる影響でNフィールドが案外持ちこたえていることでSフィールドからそちらへ抽出された戦力が多かったのか、原作より守備隊は少ないようです。

 

第34MS隊の他はドロワ以外の艦が引き抜かれている影響かその艦載機による防衛の層も薄そうです。

 

MS隊の殴り合いは数の差でこちらが優勢になりつつあるので、艦隊の支援のためにドロワへ突っ込みましょうか。

 

《デカイ船だお…!》

《はは、だからこそ狩りがいがあるんじゃないか?》

 

無理に来いとは言わないゾ(親切心)

 

《おいおい、そりゃねぇだろ。これまでの仲じゃないかね?》

 

《は、はい!敵は、全員こ、殺しますから…!な、なんでも!》

 

《…これでいかなかったらヤルオが悪いみたいじゃないかお。》

 

お前ら…!(なんかエモそうな雰囲気)

 

 

切り札が無くなったって話だがそれくらい引き下がれるわけねぇだろ!!行くぞぉ!!

 

《うあああああああああ!!!!!》

(アネットちゃんの変態機動で敵編隊が突き崩される映像)

 

《邪魔だお!!》

(ヤルオのキャノンが飛び出してきたムサイを四散させる図)

 

《伊達にこの隊にいるんじゃねぇんだぞ!》

(四方八方の敵機をスポットしていく画)

 

ドロス級空母の特徴は、デカすぎ枕みたいな大きさから来る搭載量。もあるのですがそのデカさによる抗堪性と、下手な要塞砲並の火力を持つ主砲です。

主砲は側面しか向けませんが、射界に捉えられると1個艦隊位と戦えてしまいます。

(トーレス艦長を乗せたドロス級が次々敵艦隊を沈めていく検証映像)

 

まぁこれまで散々経験値を積んできた我々の敵ではありません。

懐に飛び込んでしまえば、射界の限られた主砲はこちらを狙えず、あとは対空機銃と直掩機頼りです。

 

キャノン、グレネードで主砲、アームの先にあるブリッジか管制室をバルカンで破壊して、メインディッシュとしてハッチにグレネードを…

 

 

ぬっ!?(NTの音)

 

《見つけたぞ!ルナツーの白百合!!》

 

ガトー!!(CV.ウラキ)

 

ということでゲルググに乗ったガトー戦です。ゲルググの慣らしをしていたのか、リック・ドムに乗ったカリウス以下の小隊員と共にドロスのところへきたようです。

 

進路は拓いてあるので、ドロワ解体ショーは後続の味方機に託します。

アニキとヤルオにはカリウス達2機を引き付けてもらい、ここでガトーを始末してしまいましょう。

 

《貴様らの切り札も二度はないぞ!》

 

(傀儡とはいえ国家元首をだまし討ちのダシにする奴らなんかに屈し)ないです。

 

 

 

 

***

 

ソーラ・システムの無力化とその混乱に乗ずる反転攻勢による勝機を見出したジオン軍は、ドロス、ドロワ双方の空母を前進させることで反撃を図った。

それまで温存されていたMS隊の全力出撃も相まって、それはにわかに戦線を押し返すかに見えた。

 

しかしソーラ・レイにより後の無い連邦兵の決死の抵抗とティアンム提督によるソーラ・システムの直掩として置かれていた後方戦力の投入と戦力の再配置によって敵の戦線突破を阻み続けた。

 

更にギレン総帥の戦死による突然の指揮系統の混乱によって各隊の足並みが崩れたことも原因だった。

 

そして、それはSフィールドの第3艦隊も同じであった。

ジオンに立ち向かう女傑として、かつて家族や故郷を失った悲劇のヒロインとして、そして連邦の勝利の女神として、連邦の戦意高揚のプロパガンダとして宣伝されてきたエース、レイチェル=ジョーンズは子飼いの部下と共に戦列の学徒兵の箇所を突き崩し、ドロワに取りつき、その機能を急激に奪い去った。

 

 

 

 

「見つけたぞ!!ルナツーの白百合!!」

そこへ、反転攻勢のために調整をされていた青と緑色に塗装されたゲルググが、幽愁暗恨の思いをぶつけんとしていた。

 

《おや、また君か!》

 

あちらも気づいたのか、わざわざオープンチャンネルで話しかけられる。

 

「貴様らの切り札も二度はないぞ!」

ソロモンを焼いたあの兵器は無力化された。こちらのソーラ・レイで約半数を喪っている連邦艦隊はまだこの現状ではここでしのげない数ではない。

 

だからこそ、ここで奴を落とす…!

 

《は!自分らの国家元首を囮に使うような奴らには屈しないよ?》

 

「戦いに斃れられた公王陛下も侮辱するとは!なんたる傲岸不遜!!」

 

公王陛下は自らグレートデギンで出撃なされるも、先行したために連邦軍艦隊と差し違えになられたと聞いている。

 

「その様な志を持つ者を嘲…」

 

《…うるさい。》

 

冷淡な声と共に放たれたスナイパーライフルがつい今機体のあった場所を射抜く。

急加減速を織り交ぜた回避機動をとりながらの射撃の精度がこれまでよりも格段に上がっている…!

 

《対談を求めて来たって聞いて、戦争が終わるんじゃないかって思ったよ。…私だって軍人だからさ、そうなったら踏ん切りもつけようと思ってたんだよ?》

 

対談を求めて…?ソーラ・レイでもろとも…?

 

「何の話だ…?」

 

突然語りだした内容に当惑していると、

 

 

《私見たんだよね、こっちの艦隊に接触を図ったグワジン級が、ソーラ・レイでもろとも焼かれる瞬間を!》

 

接触…?戦闘ではなく…?つまりそれは…!

 

思わず気を取られた直後、避け損ねた弾がビームライフルごと片腕を撃ち抜いた。

 

「ぐ…!」

 

もう片腕でナギナタを抜くが、直後正確に撃ち抜かれる。

 

《交渉する素振りをみせる国家元首を囮にするなんてさ、そっちの方が卑怯じゃんね?》

 

銃口がこちらへ向けられる。

 

《いや、最初から同じスペースノイド虐殺して自身らの住むコロニー落としてる宇宙人だし、今更かな。》

 

ドズル閣下、仇を取れず申し訳も…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

NTに片足突っ込んでいるレズに、オールドタイプで、かつちょっと因縁のあるガトーの札気を読むことはたやすいことです。

読める、読めるぞ…!(ムスカ大佐)

 

あの憎しみの光(アムロ談)によって共感とか感応ではなくジオンぶっ頃の方向にぶっ飛ばされたレズに翻弄されるガトーに涙を禁じ得ないですが、これもRTAがため。卑怯とは言うまいな。

 

貰っ…

 

何の光ィ!?

 

《敵空母から爆炎!いいぞ!このまま押し潰せ!!》

 

どうやら味方がドロワを吹っ飛ばしたようですね。まだNフィールドのドロス沈んでないんですがそれは…。

 

あれ、ガトーテメっ、逃げんじゃねぇよ!

…まぁ、両腕もぎ○ぎフルーツした(風評被害)のでもう出てこないだろうしセーフ。

0083はこのRTAの計測区間じゃないしね、多少はね?

 

ということで帰る場所と推進剤や弾薬を失って混乱する敵部隊を平押しで押し潰して進みます。

(要塞へ)のりこめー!

 

といったところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 




上手く終わらせられるか怖くて深夜からしか寝れません

でもソーラ・システムでチンして終わりはなんか寂しかったというジレンマ


アネットちゃん、私を導いてくれ!(ヤケクソ)

今回のレズ

  • いきなり強すぎぃ!加減せい
  • まぁ妥当すかね…?
  • まだ弱い、もっとやれ
  • 連邦軍圧勝だなガハハ
  • その他
  • 傍観席
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