機動戦士ガンダムRTA 連邦軍 緒戦スタート 量産機縛り   作:ZK

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たぶん終わりなので初投稿です。



58.タイマーストップ〜完走した感想

 

「うぁ"…あぁ…」

 

身体中がズキズキと痛い。視界に入ったのは、コックピット内に浮かぶ、割れた液晶や機器の破片と、無重力を漂う血。

 

呼吸は…できる。ただ、少しぼーっとする。

 

《こ…殺……や…!!》

 

損傷したのか雑音だらけの無線から、隊長の声が聞こえる。

 

《隊長見…!戦……止命令…!!終わっ……だ!!》

 

そうか。今度こそ終わるんだ。

隊長も、アスキー中尉も、ラムジー中尉も、後輩の小隊の皆は生きてる。

 

良かった。

 

 

『終わりじゃない!!』

 

『命令違反になる!』

 

…でも、隊長からはまだあの感情が抜けてない。

走馬灯のように、隊長が、隊の皆が私を気遣ってくれた時を思い出す。

私の居場所…。もう1つの。

 

私なんかの勝手だけど、隊長は、あの時の方が似合うと思う。

どこかへ弾け飛んでいってしまいそうな隊長を、捕まえる。

 

 

 

『隊長。』

キラキラしたような空間。私もどうやったのかは分からない。

 

『うぇ…?あ、アネットちゃん…!?』

 

涙に鼻水で、憎しみが張り付いた顔の隊長が、私を見てポカンとしながら浮いている。

 

『…す、すみません。…また、やってしまいました。すみません。』

 

精一杯、いつか何かの本で見た、「てへへ」というような表情を真似てみる。

…この隊に来て、笑顔が少しは自然になった様な気がする。

 

『で、ですから…私を叱ってください。』

 

隊長は、私が盾になろうとした時は、いつも怒っていた。…けど、今なら分かる。部下を喪うのが怖かったんだと。

 

『た、隊長には…その、そういう顔を…していて欲しく無い…ので…!』

 

気遣ってくれて、心配して、自分すら危うく犠牲にしたことは、嬉しかった。…でも、だからといってそんな優しい隊長が、復讐にとり殺されるのは、許せない。

 

『わ、私なんかが、こ、こんなこと言って…す、すみません!』

 

…でも結局、私の家族はまだ生きていて、私が隊長のことに口出しするのはきっと良くない。

 

『でも、隊長には、わ、笑っていて欲しいんです…!』

 

少し気まずくなって、まだポカンとしている隊長に抱き着く。

懐に入り込んでしまえば、真っ赤になっていく顔を見られずに済むから。

 

普通、ノーマルスーツ越しに体温は伝わらない。けれど、なんだか温かい様な気がした。

 

 

隊長は、少しワナワナとしつつも、口を開いた。

 

『わ、私には…もう何も無い。家族も、故郷も……けど…そうだね。ここは、新たな居場所…なのかな。』

 

『…はい。隊長は、守ったんです。少なくとも9人は。』

 

『…そうかな…?……そうかも……?』

 

そう呟く隊長は、また前の様な柔らかい雰囲気に戻りつつあるように見えた。

 

 

 

 

 

あの隊長を、取り戻せていたら、嬉しい。

 

 

 

 

…前みたいに撫でてもらえたら、もっと嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…あっ、そうだ。アネットちゃん、怪我してない!?』

 

突然、隊長がそう聞いてきた。

…そう言われると、やっぱり痛くなってきた…。

 

『その…や、やっぱり…け、結構…痛いです…。』

 

『…!?それをなんで早く言わないの!?』

 

 

 

 

 

 

……すみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

助かった…(小並感)

 

アネットちゃんのキラキラ空間で錯乱を取られて戻って来られました。

 

曳航するのはアニキとヤルオ、若鶏どもに任せて、アネットちゃんを助けにいきます。

 

彼女は即4を一度防げます。が、それは即4しないだけで重傷なのは変わらないため、早く応急処置をしなければなりません。

 

うげーっ!(刺さっていた破片によるスリップダメージ)

 

だから、負傷耐性強化をミリでも上げとく必要があったんですね。

 

無茶して機体を伝ってコックピットに乗り込んだら、負傷しているアネットちゃんに応急処置!

 

……ヨシ!

 

とそんなことをしてると着艦です。ただいまー。

 

 

 

ヌッ!!(ムービーの音)

 

…宇宙世紀0080、1月1日。地球連邦政府とジオン共和国の間で、終戦協定が結ばれた…

 

と、ムービーが流れだしたらタイマーストップ!

ムービーの判別は流れ始めと同時に出てくる実績:生存で判別可能です。

 

 

ということでタイムは…7時間9分31秒!

(速いかどうかは)これもうわかんねぇな。

緒戦スタートにしてはまぁまぁかなぁ…?

 

 

まぁ連邦軍の緒戦スタートのレギュレーションは少なくともハーメルンでは見たことないのでまぁワールドレコードで良いよね…?

(いたら訂正しますから許してくださいお願いします!!)

 

今回はレズが生存、ノーデスで乗り越えられたのはもちろん、直属の部下3人も生存させることが出来たという意味では、最後以外は安定した走りが出来たのでは無いでしょうか。

 

今回走っていて、多くの方から評価、感想を頂けて、自身とても励まして頂けたからこそ、ここまで走ることが出来たと思います。

この場を借りて、感謝させて頂きます。

 

今回私が走ったこのゲーム版機動戦士ガンダム、前のジークアクスに合わせた変化があったり、今もたまにwikiが変わるような発見がなされるゲームです。

RTA以外での通常プレイでも楽しめるゲームだと思います。

 

WBに残った最後の士官として過労デバフを背負いながら指揮する超ブラック士官ルート

アムロやララァに次ぐNTと化してララァやアムロを取り合う昼ドラルート

マ・クベの水爆にブチギレて核武装を進めてティターンズもどきと化す高官ルート

というようなプレイも可能であり、まさに宇宙世紀に好き勝手介入できますし、様々なランダムキャラ、自由自在なキャラメイクによるオリジナルキャラをぶち込んで化学反応を楽しんだりという楽しみ方もあり、ガンダムをよく知らない人にもオヌヌメです。

 

 

まぁ私はチャートをろくすっぽRTA向きへ最適化していなかった気がするので通常プレイとあまり大きく変わらなかったりすると思いますが、だからこそ、走ればきっと私の記録を越えられるかもしれませんし、皆も走ろう!(提案)

俺も走ったんだからさ、ガンダム一年戦争RTA流行らせコラ!

 

誰かが走ってくれるない限り、その先にガンダムRTAはいるぞ!だから…

止まるんじゃねぇぞ…!

 

ということで、長時間のご視聴、ありがとうございました。

 

 

あとはエンディングやフレーバーテキストを流しておきます。

 

重ねて、本当にありがとナス!!(ホモは2度刺す)

 

 

 

***

 

《ほらほら、そんなじゃ当たらないよー?》

 

そんな無線を飛ばしながら、映像の中の隊長のジムは相変わらずの変態的な機動でペイント弾を躱して、新兵の乗ったMSを翻弄している。

 

 

前略トーチャン、カーチャン。

戦争が終わったのに遅れて悪いお。

 

もしかしたら止めてくれて助かったお。

ヤルオの隊長(トーチャンカーチャンも知ってるとは思うけど)は駐留部隊としてジオン共和国行きだったけどジオンにいったらヤバそうだから流れたようで良かったお。

聞けば、ア・バオア・クーのEフィールドでのことでの軍の追求を避けるために、という噂もあるけど、まぁ法廷にかけられていないから大丈夫なはずだお。

 

隊長は教官としてあちこちに行かされそうだと聞いているお。「オーストラリアでのんびりしたいねぇ」なんて言っていたお。

 

あんちゃん(いつか書いた、副官みたいになった兄ちゃんのことお)は、復員に紛れてコロニーの復興に加わろうとしていたけど、ひよっこ共たちと一緒に、ルナツーで教官にされそうだと言っていたお。

 

アネットは療養も兼ねてベルファストの家族の下へ里帰りしているお。一応後遺症とかも無さそうでひとまず安心したけど、隊長についていくと息巻いているらしいお。

 

ヤルオもしばらくしたら、そっちに帰ることができるかもしれないお。

 

とりあえず、これ以上は帰ったら話すお。

 

 

 

                                トーチャン、カーチャンへ

                                         ヤルオ

 

 

残党だとかという話もあるけど、とりあえず戦争は終わって、ヤルオたちは生き延びた。とりあえずそれで良いだろう。

隊長の言葉を借りるならば…

 

きっと大丈夫、ヘーキヘーキ。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

レイチェル=ジョーンズは、オーストラリアのシドニーで生まれた。

幼少期にとあるスペースオペラに興味を持ち、両親と共に映画館で観たことでのめり込んだ彼女の趣味は、周囲の女の子とはズレがあったが、しかし両親はそれを咎めることはしなかった。

特に不自由せず育った彼女は、宇宙とそのなかでコロニーに住む人々に興味を持ち、映画の影響もあって連邦宇宙軍の門を叩いた。

 

周囲のスペースノイドへの蔑視と偏見が本当なのか、重力に縛られない宇宙はどんな気分なのか。確かめてみたかった。

 

それを確かめに向かった彼女は、訓練を耐え抜いて念願叶い任官された。

 

サイド2での駐留経験は、彼女にとっては新鮮なものであった。

宇宙の人々の生活に触れ、様々なコロニーから来た同僚からの故郷の話。

 

何度もの両親とのやりとりで興奮した様子で得た知見を語り、折角だからと、手紙という古典的な方法でも連絡をとっていた。

 

 

 

 

宇宙世紀0079、1月。

コロニーでの年越し。年末年始に帰れないことを詫びる手紙の返信が届き、それを読みながら眠りに就いた彼女は、この後起きることを想像もしていなかった。

 

彼女は同僚を喪った。任地であったサイド2も、そこで知り合った人々も。

そして弾頭とされたアイランド・イフィッシュによって、彼女は故郷や家族も目の前で喪った。

そこから寄り添って立ち直らせてくれた新たな友人も、ザクの前に斃れた。

 

 

失意と憎悪、そして復讐心に生きる中、彼女は新たな知己と、新たな居場所も得た。

 

彼女は自己肯定感の低い部下を持った。

部下は褒められ続けて少しだけつけ上がったが、彼女から見れば可愛いものであり、部下は最後彼女を引き留めた。

 

彼女は同じ傷のある部下を持った。

部下はその妹と共に彼女を救い、同じ喪った苦しみを共有しつつ隊を支え続けた彼もまた新たな居場所を得た。

 

彼女は臆病な部下を持った。

隊長として身体を張った彼女に守られた部下は、ただのチキンではなくなり、要所で彼女を救った。

 

彼女はとても若い部下達を持った。

全員は守れなかったが、部下達が生き残れる様に出来る全てを叩き込み、部下達も彼女を信じて大半が生き残った。

 

 

 

人口はおおよそ半減し、多くの人々は大切な人を喪い、暗礁宙域やアクシズへ逃げ込んだ残党も多く、憂うことは多い。

 

しかし多くの命が失われたこの戦争で、彼女らは生き延びたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

実績

 

・エースの仲間入り

敵機を5機撃墜した

 

・生存者

所属の隊で唯一生き残る

 

・空が落ちた日

ブリティッシュ作戦に参加し、コロニーの落着を目撃する

 

・天涯孤独

家族を喪う

 

・諸君、歴史ヲ産ムベシ

ルウム戦役に参加する

 

・死神

隊の全滅を2回以上生き延びる

 

・復讐者

特性【復讐者】を獲得する

 

・ファイターパイロットの意地

戦闘機でMSを撃墜する

 

・ファイターパイロットの英雄

戦闘機でMSを10機以上撃墜する

 

・小隊長

自分の隊を持つ

 

・不死身のエース

機体を撃墜されて2回以上生還した

 

・大エース

敵機を20機撃墜した

 

・不死身の小隊

自身が小隊長の小隊から戦死者を出さなかった

 

・幻影祓い

ヅダを撃墜する

 

・チェンバロ作戦

ソロモン要塞攻防戦に参加する

 

・憎しみの光

ソーラ・レイを目撃する

 

・星一号作戦

ア・バオア・クー要塞攻防戦に参加する

 

・若き戦友

ホワイトベース隊と共闘する

 

・感応

ニュータイプと感応する

 

・いつでも会いにいけるから

親しい人を亡くして、一年戦争を生き延びる

 

 

 

 

 

 




くぅー疲れましたw(用法不確認)

好き勝手させてもらいつつではありますが、あわよくば追走者や記録更新、俺の方が上手く描けるぜwなどでガンダムRTAが芽吹いたらなと思っております。

ガチで重ねてですが、(2度あることは3度ある)
感想と評価を下さっただけでなく、これを読んでくださった全ての方へ、お読み頂きありがとうございました!

先に完走してた連邦軍一年戦争RTA小説ってあります?

  • (見たこと)ありますねぇ!
  • (見たこと)ないです
  • (別のサイトに)ありますねぇ!
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