大牙、リリカルなのはの世界に征く
冷雨を救出する戦いの後、大牙と煉はエルドラド城の中にあるBARで飲んでいた。
大牙「……リリカルなのはの世界に行こうかな」
煉「どうした一体」
大牙「いや、暇でねぇ」
煉「だからってなんでよりにもよってリリなの世界なんだよ」
大牙「煉、俺って魔法使いじゃん?」
煉「そうだな」
大牙「だからだよ」
煉「……(宇宙猫)」
大牙の言ってることが理解できず、煉は宇宙猫のようになってしまった。
蒼也「ふむ、久しぶりに魔法使いとして暴れたい、と言ったところでしょうか?」
そこへ、カウンターに立っていた蒼也が答えた。
大牙「大正解!流石俺の右腕!」
煉「それにどうせお前のことだ、またロクでもない事でも企んでるんだろ?大方、管理局でも乗っ取ったりとかな」
大牙「まぁね。新世界創世計画をより堅実に、より円滑に進める為に使える兵や技術は大いに越した方はないしな」
煉「どうせそんな事だろうと思った……」
大牙「その為に今回はお前も来い、蒼也」
蒼也「仰せのままに、我が皇」
煉「マジか……蒼也連れてくとか本気かよ……」
大牙「あとは……ひよりは確定として他の上位陣も連れて行くか。蒼也、おかわり」
蒼也「畏まりました、大牙様」
……
その後、大牙の部屋にて……
大牙「今回はより原作介入して暴れたいからねぇ……あった!」
魔法薬や魔道具を収納している箱から大牙が液体が入った小瓶を見つけた。
大牙「コイツを持っていくか」
そう言って大牙は魔法陣を開き小瓶を収納した。
大牙「情報収集の蒼也と夜架、後あいつも連れて行くか」
魔法陣を閉じた後大牙はある所へ向かった……
……
大牙「さて、この時間なら多分いると思うけど……」
そう言って大牙は教会へやってきた。
ここはエルドラド城に建てたれた教会、冷雨の事件の少し前から蒼也が立ち上げた大牙を崇拝する『エルドラ教団』の教会である。
その最奥にある聖堂で、
?「……」
大牙の像に祈りを捧げているシスターの女性がいた。
大牙「やあ、元気かい……二亜」
二亜「……あ!お父さん!」
大牙の声に振り返った二亜は笑顔で大牙の元へ向かい抱きついてきた。
天導二亜。
かつて大牙がオリテン世界で不知火朧として真我(その時点では大牙)と活動していた時に助けられ、その後大牙によって産み直された大牙の娘である。
そしてジブリールが抜けた後の枠埋めとして加わった天上の五騎士の一人であり、『全知』の名を持つ。
二亜「お父さんがここに来るなんて珍しいじゃん!どうかしたの?」
大牙「ああ、それはな──」
大牙は二亜にBARでの会話を話した。
二亜「ふむふむ、つまり異世界でひと暴れするついでにその管理局って組織を乗っ取ってやろうってことだね?」
大牙「ああ、そのためにお前の力を借りたい。良いか?」
二亜「良いよ!お父さんの頼みとあればこのあたし、二亜ちゃんに断る理由はないZE!」
大牙「ああ、頼りにしてるぞ」
そう言って大牙は二亜の頭を撫でた。
天導二亜
オリテン世界の本条二亜が天導大牙(オリジナル)によって産み直された(わかりやすく言えば存在の新生)娘の一人にしてジブリールが抜けた後の五騎士の一人。
二つ名は『全知』。
産み直された際に大牙の血と魔力を宿し、創世の力を以って生まれ変わった為、大牙の力で生み出された眷属である【極星輝兵(エクスベイダー)】としての要素も併せ持つ。
基本的に性格は前世の頃と変わらずだが、前世での諸々のことは振り切っており、また大牙のことを「お父さん」と呼んで心酔・崇拝している。
戦闘能力
五騎士としての補正があるとは言え、前世同様、殴り合い殺し合い等も全くの不得手で基本戦力外だが、天使である囁告篇帙は生まれ変わった際に『囁告篇帙・天(ラジエル・シャマイム)』へと進化し、未来や並行世界等の事柄すら知れるようになった上、自身の意識を保ったまま反転体になれる上、魔王の神蝕篇帙も【神蝕篇帙・絶(ベルゼバブ・へーレム)】に進化している。
次回:大牙、子供になる