ホシノの同級生になっていた話   作:キヴォトス一般人

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良い サブタイトルが思い浮かばなかった……


誤字報告、感想、お気に入りありがとうございます。


Act.03:思考

 

「ふぅ」

 

 周りを見てから一息つく。

 周囲には気絶している、ヘルメットをかぶった……まあヘルメット団ですね。ヘルメット団の少女達が全員気絶していることを確認する。襲ってきたのだから正当防衛ですよ。

 

「……」

 

 記憶を取り戻してまず前世として驚いたことは、このわたしの転生先でもあるセレネという生徒の強さです。

 普通に強いし、かなり強い……ホシノちゃんといい勝負できそうなくらいですね。基本スペックも高いこともさながら、こう見えて結構戦闘慣れしている。まあそれはわたしが異様に稼いでいたことに繋がる訳なんですけどね。

 

「わたしこれでもメインはスナイパーライフルなんですが……」

 

 まあ他の武器も使っているのは、スナイパーは近接に弱いからという弱点を克服するためですが。近付かれればスナイパーは、結構弱いです。なので、近接戦闘もできるようにある程度の護身術くらいは使えた方がいいと思います。

 ゲームには得意武器とか専用武器とかありますけど、ぶっちゃけわたしはスナイパーライフル以外の銃も難なく扱えます。アサルトライフルもサブマシンガンもショットガンも……ロケランも、ハンドガンも。まあハンドガンはサイドアームとしては大抵の人は備えていると思いますが……。

 

「色んな銃が使えるならそれが一番ですけどね」

 

 臨機応変に対応できるように。

 とはいえ、それでも一度に持っていける銃の数には流石に限度があります。メインアームとサイドアームとプラス2つくらいでしょうかね? それ以外にも手榴弾だとかリロード用のマガジンとか、色々と必要ですからね。

 

「日に日にアビドスに攻撃してくる不良は増えていきますね」

 

 これは原作通りなのでしょうが……面倒ですね。

 

「……そう言えば」

 

 つい最近、先生のことがニュースになっていたような気がします。

 ついに先生がこの世界にもやって来たみたいで、ちょっと安心している自分が居ます。もしかしたら先生が居ないキヴォトスだった可能性もありましたし、何ならあの世界線の先生の可能性もありました。まあこれについてが前世の記憶が戻ってきてから考えていたことですが。

 

 どのみち、どの世界線のキヴォトスなのかはわたしでは判断できません。結局は流れに身を任せることしか出来ないのですからね。

 

「ふうむ」

 

 先生がアビドスに来るのは何時になるやら、ですかね。

 今のホシノちゃんなら前世のゲームでのホシノちゃんよりは、だいぶマシにはなっているはずですから……とはいえ、シナリオの強制力と呼ばれる言葉が前世にはありましたが……出来ればそんな力が働かなければいいなと思います。あ、今のフラグですかね?

 

「……いえ、フラグはへし折るものです」

 

 それはさておき。

 取り合えず、この辺りの治安は維持できたかなと思いますね。でもそのうちまた治安が悪くなるでしょうけど……一時的でしかないのですよね。カイザーをどうにかしないとやっぱり駄目なのかもしれませんね。

 

「可能な限り、わたしが5人を守らないとです」

 

 そんな力があるのかと言われると微妙なところですけど。

 確かにセレネは強いですが、敵にもよりますしね。ヘリコプターとか戦車とかが出てきたら少々厄介ですし。まあ……ヘリコプターや戦車についてはこっちにも対抗手段はあります。

 

「ロケットランチャー」

 

 ロックオンして追尾するタイプや無誘導でまっすぐ飛んでいくタイプとか色々とありますが、そういった兵器にはこれで対抗するのです。むしろ、このキヴォトスにおいて一番強いのは生徒です。もちろん、頑丈なキヴォトス人とはいえ限度はありますが。

 銃弾程度であれば痛いだけで済む世界ですよ……先生は虚弱なので銃弾一発で危険ですが。この辺りは生徒でよかったのかもしれませんね……痛いのも嫌ですけどね。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「……」

 

 場所が変わり、わたしは今アビドス自治区内にあるわたしの家に来ていました。

 正確にはここはアビドス自治区だった場所ですが……わたしが買い戻したので、カイザーのものでもない場所です。最初に買い戻した場所でもありますね……家がありますし。

 

「ここに帰ってくるのは久しぶりですね」

 

 結局、買い戻したとはいえ、家に帰ってくる機会は少なくなってしまいましたが。

 今はわたしはホシノちゃんと同じでアビドス高校に泊っている状態です。理由はまあ色々ありますが、第一にホシノちゃんが心配だからという点ですかね? ホシノちゃんは夜中に見回りをしてくれていますからね……それもあって昼間はよくお昼寝しているのですが。

 

 ……あとは単純に学校に居た方が色々と対処しやすいからですかね。

 

「今やタブレットとかの小型端末が主流になっていますけど……こう言った据え置きの端末もわたしは好きなんですよね」

 

 自分の部屋には複数台のデスクトップパソコンやノートパソコン、同じように1対多で使用することが多いモニターもあります。もちろん小型端末も持ち歩いていますが。

 

「サンクトゥムタワーの事件とか色々話題になってますねえ」

 

 つい先日の出来事ではあるのですが。

 やはり、全体的なストーリー自体は原作通りに進んでいるようですね。アビドス編が始まるのはいつなのかは分かりませんが、そう遠くない気はしますね。わたしという存在の影響でアビドスの情勢には多少の変化はありますが。

 

「黒服ねぇ」

 

 悪い大人として出てくる彼。

 先生とは真逆? の相容れない大人……ホシノちゃんについてもそいつが元凶だ。砂漠化については原作中でも否定していますけどね……砂漠化については自然災害だし、仕方がないと言えばそれまでなのですが……何でアビドスなのでしょうね。

 

「……」

 

 アビドスにだって色んな人がいるのだ。離れずに居る一般人も実は結構居る。わたしが買い戻した土地やまだアビドスの所有である土地なら問題ないけど、カイザーが所有しているところについては立ち退き命令のようなものが出ている訳だ。

 

「でも柴大将の居るところは間違いなくこの世界ではまだアビドスの所有地ですので、そこは安心ですかね」

 

 わたしもあそこのラーメンは好きですからね。柴関ラーメンの店舗爆破事件については何とか防いでおきたいところです。まだその時ではないので今から何をする訳でもないのですが、警戒はしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 その数日後、先生がアビドスにやってきた。

 

 

 

投稿時間(参考にさせてください)

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