「ぐっ……!」
{23456789八八②③④九}
(くそっ、14巡目でようやくテンパイ。リーチをかければ、メンピンの2ハンから。高めの{1}が出てようやっとマンガン。一通がつくからな。しかし……)
捨て牌
{白中発白北東}
{一三二北三五}
{赤⑤}
(俺の手に萬子が殆ど無いのは他家から見て明白。13巡目に俺は赤五筒をあえて切っている。この自分の手牌からどうしてって話だが……)
下家、手牌
{裏裏裏裏} {横②③④} {中横中中} {裏⑥⑥裏}
ドラ表示牌
{裏裏発南裏裏裏}
(下家は中ドラ3のマンガン以上が確定の鳴き。一見ホンイツにも見えるが、なんのことはない。下家はこのラス前、ハネマンのツモが欲しいところ。恐らく手の内にあるのは、役牌の暗刻。三元牌は切られているから、こいつの手にあるのはおそらく{西}だ。くそ。「
(ともかく下家は、おそらく役牌を抱えた三暗刻。しかし中が出てしまい、三暗刻をあきらめた……)
手牌
{23456789八八②③④九}
(だから俺はあえて赤牌を切った。{②}のほうは、今度は上家のチャンタ系に当たりそうで怖い。しかし、ここに来て……)
自家:23000
下家:8000
対面:24000
上家:44000☆親☆
供託:1000
(下家は前局、前々局、マンガンマンガンと振り込んでいる。それでこの点差なんだ)
これは東風戦である。
手牌
{23456789八八②③④九}
う………………
テンパイを取る。リーチはしなかった。すると次巡……
「うっ!」
{23456789八八②③④} {1}
ツモったのは{1}……!高めのあがり牌……!
「ぐ……」
自家:23000
下家:8000
対面:24000
上家:44000☆親☆
供託:1000
「ツ、ツモっ!」
「1300.2600だ」
(くそっ!日和ったかっ?一発ツモでハネマンの手が……!)
東4局、オーラスである。
8巡目。
{222⑥⑥⑥白白白⑤⑤五五中}
(来たっ!四暗刻テンパイ!しかも……)
ドラ表示牌
{裏裏中裏裏裏裏}
(白ドラ3!出あがりでも倍満ある手だっ!ここは、ダマに受ける……)
あがれば親の倍満、ないしは役満。なんでもいい。あがれば勝ち!あがれば……!
「リーチ」
対面
{一二一八六中}
{5横6」
(来たか……)
点数状況
自家:29200☆親☆
下家:5700
対面:21700
上家:41400
供託:1000
(確かにここは勝負に行くべきところだ。だが……)
下家
{裏} {99横9} {東横東東} {88横8} {77横7}
(ガチャガチャと鳴いた挙句に裸単騎!まあわからんでもない。下家は残り5700点でオーラスを迎えた。東ホンイツトイトイで、対面からマンガンを直どりしてようやく三着。それしかなかったというなら押すに決まってる)
一発目。
ツモ{4}
(う……)
対面
{一二一八六中}
{5横6}
(一見{4}-{7}は無さそうに見える。しかし勿論通る保証は無い。それに、奴がピンフ手で良形テンパイを目指し、二度受けを払っていったとしたら、{1}-{4}の方はむしろ可能性が高い。どちらかと言うとこっちが本命の理由……)
だが、それでも。
(四暗刻!捨てられるかよっ!)
打{4}。
…………
(通ったっ!やったっ!やったやったっ……!)
しかし喜びもつかの間……
「ツモです」
対面一発ツモ、{9}。
「……はあっ!?」
{1234赤5678二二四赤五六} {9}
「メンピン即ヅモ一通赤赤。倍満です」
フリテン一発ツモ……?
点数状況はこのようになる
自家:21200☆親☆
下家:2700
対面:38700
上家:37400
「私がトップで終了ですね」