第6宇宙の星のリビィ   作:ちいさな魔女

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メタナイトの逆襲編・2

一方その頃、浜辺に二人の少女が打ち上げられていた。リビィとマホロアだ。

 

リビィ「………うぅっ。痛いなぁ」

 

マホロア「マサカ、ローアが撃ち落とされるなんてネ」

 

リビィ「でも、あの戦艦は放っておけないよ。ワープスターを探さないと」

 

マホロア「アレ、迎撃能力が強いネ。下手二乗り込もうトシテもまた返り討ち二合うノガオチダヨ」

 

リビィ「何か対策をしないとね」

 

二人は濡れた服を脱ぎ始める。脱いだのはマホロアだけで、リビィは脱ぐ様子は無い。

 

マホロア「リビィ脱がないノ?」

 

リビィ「私?私の着てるこれは服じゃないよ」

 

マホロア「エッ」

 

マホロア、衝撃の真実を知る。つまり、リビィは服を着てるようで実際は違うと知る。つまり、リビィは実質裸のままという事だ。

 

服を脱いで、下着のブラやパンツを外そうとした時、マホロアはリビィが座って自分を見続けてる事に、恥ずかしさを感じ始める。

 

マホロア「恥ずかしイカラあっち向イテヨ!////」

 

リビィ「なんで?私は気にしないよ?」

 

マホロア「ボクガ気になるんダヨ!////」

 

リビィ「うーん……あっ、そうか。ごめんね。じゃあ私、島を探ってみるね」

 

マホロアの元を離れるリビィ。

 

リビィは女の子の見た目をしているが、実際は女の子ではない。性別が無いのではなく、両方になれる存在だ。それ故に、マホロアが服を脱ぐ所を見られるのを恥ずかしがる理由を理解したのだ。

 

マホロアは周りに誰も居ない事を確認して、服を脱ぎ始める。

 

マホロア「モウ……デリカシーの無イ奴ダナァ……///」

 

裸になったマホロアは、草むらに隠れながら服を絞り、魔力を使って服を乾燥させていく。

 

その頃、リビィは島を歩き回っていた。ジャングルが生い茂る島であった為に、ワープスターを探すのに手間取っていた。

 

リビィ「何処にあるのかな?ん?」

 

リビィはジャングルを歩いていくと、突然気配を感じる。

 

それは、野生の生き物達だった。虎だったり大蛇だったりと、島に住む生き物達がリビィに迫る。

 

リビィ「ごめんね。今は相手してる暇はないよ。失礼」

 

リビィは彼等を睨む。すると、彼等は背筋が凍りつくような感覚を感じ取り、その場から逃げ去った。

 

リビィ「さて……ワープスターは何処かな」

 

リビィは森の中を歩いていく。木々を掻き分けると、広い草原にワープスターとローアが地面に埋まる形で墜落していた。

 

リビィ「あった!」

 

リビィはワープスターとローアに近付く。

 

リビィ「ワープスターは……良かった。表面に傷があるだけだね。ローアは……壊れてるや」

 

整備士の能力はコピーしてない為、直そうにも直し方が分からないリビィ。宇宙船も食べてきたものの、整備士の能力が無いと直せそうにない。

 

リビィ「でも……また撃ち落とされたらなぁ。あの主砲の近くに行けば、弾が当たりにくくなって楽になるのに」

 

リビィはどうするか悩んでいると、突然ワープスターから巨大な影が飛び出してきた。否、それは影では無く、カラフルで美しい怪鳥ダイナブレイドであった。

 

ダイナブレイドはワープスターから飛び出すと、島を一周するよう飛び回った後にリビィの元へ着地した。

 

ダイナブレイド『キァァァッ!』

 

リビィ「ダイナブレイド?」

 

ダイナブレイドが現れた事に驚くリビィだが、ダイナブレイドは背を向けて、更に背を突き出した。

 

リビィ「あ………乗せてくれるんだね!?」

 

ダイナブレイド『キェ』

 

リビィ「ありがとう!でも、マホロアはまだ準備してる最中だから!もう少し待っててくれる?」

 

ダイナブレイド『キェ』

 

ダイナブレイドが頷く。

 

リビィ「ありがとう」

 

リビィ達が暫く待っていると、マホロアが二人の元に現れた。空から浮遊して現れたマホロアは、ダイナブレイドが居る事に驚いた。マホロアは既に着替えており、服も乾ききっていた。

 

マホロア「エェーッ!?ダイナブレイド!?ナンデ此処に居ルノ!?」

 

リビィ「ハルバードまで送ってくれるんだって!」

 

マホロア「ホ、ホントニ?」

 

ダイナブレイドが無言で頷く。

 

マホロア「……マア良いヤ。時間もナサそうだネ」

 

マホロアが見上げると、リビィも同じ方向を向いた。彼女達が見上げる上空では、ハルバードが真っ白に輝き始めていた。もうワープの準備に入っていたのだ。超光速で移動されたら追跡が難しくなるが、それだけならまだ追跡可能だ。しかし、場所の特定が難しくなる。

 

リビィ「行こう!マホロア!」

 

リビィはマホロアの右手を左手で掴むと、手を引っ張ってマホロアを連れて行く。

 

マホロア「ワッ!?いきなり引っ張ラないデヨォー!」

 

二人はダイナブレイドの背中に飛び乗る。

 

そして、ダイナブレイドは二人を背に乗せた後、戦艦ハルバードに向かって飛び立つのだった。

 

――――――――――――――――――――――

 

バル艦長『メタナイト様!ダイナブレイドが出現しました!』

 

メタナイト『何ッ!?』

 

メタナイトはブリッジの窓から、ダイナブレイドの出現した場所を見た。ダイナブレイドが超音速で戦艦ハルバードに迫って来ている。

 

ワープが完了するまで残り5分。此処で邪魔をされる訳には行かない。

 

更にダイナブレイドの背中には、星型のマシンに乗っていたピンクの少女と、魔術師らしき少女が乗っている。

 

ダイナブレイドをどうやって手懐けたのかは知らないが、このままでは計画に支障が出てしまう。

 

メタナイト『砲撃開始!ダイナブレイドを撃ち落とせ!』

 

メイスナイト『全砲撃手へ!ダイナブレイドに砲撃開始!』

 

メタナイツ&砲撃手『『了解!砲撃開始!』』

 

戦艦ハルバードの全砲台が、ハルバードに迫るダイナブレイドへ照準を向ける。

 

アックスナイト『撃てー!!』

 

アックスナイトの指示と共に、ハルバードの砲台から光弾が放たれる。連続で放たれる光弾はダイナブレイドの近くで爆発するも、ダイナブレイドには当たらない。その身体に当てたとしても、砲台が逆に爆発してしまう。ダイナブレイドのカウンター能力だ。

 

船員ワドルディ『うわー!砲台が10%壊れちゃった!』

 

メイスナイト『ダイナブレイドのカウンター能力ダス!この戦艦は再生機能があっても、破壊されるペースが速くて回復が間に合わないダス!』

 

バル艦長『ギャアアアッ!!もうダメだぁー!!』

 

メタナイト『落ち着け!二連主砲の発射準備!目標は、ダイナブレイドの頭部だ!』

 

メタナイトが指示を出した瞬間、甲板にある二連主砲がダイナブレイドに照準を定めた。ダイナブレイドが甲板に降り立とうとした瞬間だった。

 

アックスナイト『ロックオン完了!』

 

メタナイト『撃て!!』

 

メタナイトの指示と共に、下部の主砲から極太光線が放たれた。

 

それは、ダイナブレイドの頭部に命中し、ダイナブレイドの頭が大爆発を起こす。

 

ダイナブレイド「キャアアアアアアア!!」

 

リビィ&マホロア「「ダイナブレイド!!」」

 

ダイナブレイド「キェェェッ!!」

 

行け!!と言わんばかりにダイナブレイドが、背中にしがみつく二人に吠える。

 

リビィ「ッ!!ダイナブレイド、ありがとう!」

 

マホロア「行クヨ!リビィ!」

 

二人はダイナブレイドの背中から飛び降りる。そして、二人は甲板の上に着地したが、甲板上のダイナブレイドは血を吐きながら断末魔の咆哮と共に海へ墜落して行った。

 

アックスナイト『ダイナブレイドを撃墜しました!メタナイト様、良い指示です!』

 

メイスナイト『でもでも、奴等が甲板に乗り込んできたダス!』

 

バル艦長『慌てるな!幸いにも、其処には二連主砲がある!者共であえー!奴等を相手にしつつ、二連主砲の元へ案内しろ!!』

 

船員ワドルディ『上部の砲台こそが本体だし、下の二連主砲は何度壊れてもすぐに治るからね』

 

バル艦長『しーっ!!余計な事を言うな!』

 

船員達の話し声が、外にうっかり漏れていた。

 

リビィ「あっ、あの砲台って上が本体なんだ」

 

マホロア「間抜けカナ?」

 

二人は二連主砲に向かって走る。戦闘員達は建物から飛び出し、二人を迎え撃つのだった。




次回はいよいよハルバード内部での戦闘になります。ハルバード最初のボス、二連主砲との闘いになります。
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