第6宇宙の星のリビィ   作:ちいさな魔女

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今回は短いです。


夢の泉の物語・6

リビィ達は夢の泉に向かって進んでいく。到着すると、其処に待ち構えているサングラスを掛けた悪魔のような異形が待ち構えていた。ナイトメアだ。ナイトメアはスターロッドを包み込み、足元から流し込んだ邪悪なエネルギーを流し込み、第6宇宙の夢を悪夢に変えて宇宙全体に流し込んでいた。

 

ナイトメア『フハハハハハハッ!此処まで来るとはな!』

 

キャベ『コイツが、第6宇宙に悪夢を見せているのか!』

 

リビィ「コピー能力『ファイア』!」

 

リビィは頭を炎に変化させると、口から炎を放った。

 

カリフラ「行くぜケール!」

 

ケール「はい!姐さん!」

 

カリフラとケールもそれぞれ光線を放ち、キャベも宇宙船の砲台から光線を放つ。

 

ナイトメア『フハハハハハハハ!!』

 

ナイトメアは体を広げて、光線をマントに広がる宇宙空間のような空間へ吸い込んでいく。攻撃は異空間に吸い込まれ、

 

リビィ「炎が効かない!」

 

キャベ『違う!アレは実体じゃない!本体は別に居るんだ!』

 

リビィ「だとするなら、ナイトメアの本体は夢の中かも。でも寝たらナイトメアの思い通りになってしまうね」

 

だとするならば、ゲームでデデデ大王がやった事と似た事をするしか無いと判断したリビィ。

 

リビィ「ねえ、なんとか夢の泉に近付けない?時間を稼いで欲しいの」

 

カリフラ「あ?何すんだ?」

 

リビィ「あの夢の泉に刺さってる杖が見えない?」

 

リビィが指を差す方を向くカリフラ達。夢の泉の中心部に取り付いている、星に刺さった杖『スターロッド』だ。

 

ケール「も、もしかしてアレを取りたいんですか?」

 

リビィ「うん。でも、ナイトメアが邪魔して取れないんだ。一時的に夢を見れなくなるけど、ナイトメアを倒すのに必要なんだ。お願い!」

 

カリフラ「しゃーねぇな!おいケール!いっちょやってやろうぜ!」

 

ケール「っ!はい!姐さん!」

 

二人は気を解放する。すると、ケールは全身の筋肉が肥大化し、再び伝説の超サイヤ人へと覚醒する。

 

ケール「ハアアアアアッ!!」

 

ケールが飛び出した後、カリフラはケールの姿に目を輝かせる。

 

カリフラ「流石だぜケール!お前はやっぱり強ぇと思ってたんだ!」

 

ケールがナイトメアに向かって行った時、ナイトメアが翻したマントに広がる異空間から、数多の魔獣が現れた。ナイトメアが悪夢の力で創造し、現実世界に呼び出したのだ。

 

ケール「私の邪魔をするなっ!」

 

ケールが腕を振るう。魔獣達はケールの振り翳した拳から放たれる衝撃波に吹き飛ばされ、爆発を起こして霧散した。

 

ケールは次々と魔獣達を蹴散らしていき、

 

ケール「気が高まるぅ………溢れるぅ………うおおおおおおおおおおおおおっ!!」

 

ケールは再び全身から気弾の雨を放出する。魔獣達は気弾の雨を浴びて、爆発と共に消滅していく。

 

カリフラ「負けられねぇ!」

 

カリフラは魔獣達をその腕っぷしで蹴散らしていき、リビィの道を開けていく。

 

キャベ「僕だって負けていられない!第6宇宙の皆に、安らかな夢を見てもらう為にも!」

 

キャベは宇宙船の上部ハッチから出てきた後、魔獣達を蹴散らしながら突き進んでいく。

 

リビィ「良いよ!このまま!」

 

リビィはワープスターを自在に操り、夢の泉の中心に向かって行く。

 

ナイトメア『そうはさせんぞ!』

 

ナイトメアもバカではない。狙いは夢の泉に刺さっているスターロッドだ。夢を生み出す力を持つその力をナイトメアは利用して、スターロッドに悪夢を流し込んでいるのだ。しかし、ナイトメアでもスターロッドの力を引き出し切れてない。悪夢を流し込み、夢の力を吸収し力を得ているものの、スターロッドそのものを扱う事は出来ない。

 

ナイトメアは星型の弾を放ってリビィを牽制する。すると、ワープスターからある者達が飛び出して来た。

 

ブライト「お前の相手は俺だ!」

 

シャイン「お母さん!私達がナイトメアを牽制するわ!」

 

現れたのは、太陽の化身ブライトと、月の化身シャインであった。彼女達はナイトメアに向かって行き、星型の弾を避けながら攻撃を開始する。

 

ブライト「喰らえ!!ニュークリアバースト!!」

 

ブライトは両手から赤い炎を纏った極太の熱線を放ち、ナイトメアの頭部を攻撃する。

 

ナイトメア『フハハハ!効かんな!』

 

シャイン「でしょうね!コメットカッター!」

 

シャインは両手を振り翳し、空から三日月型の切れ味が鋭い流星群を降り注がせる。

 

ナイトメアの星型の弾を切り裂き、ナイトメアの頭部目掛けて集中攻撃を開始する。

 

ナイトメア『効かんと言ったろ!』

 

しかし、どの攻撃もナイトメアの体をすり抜けるだけだ。本体は夢の世界にしか存在しない。しかし、二人もそんな事は分かっている。

 

シャイン「ほら、これで見えないでしょ!」

 

シャインが三日月のカッターを手に持ち、流星群に等しい三日月の気弾をナイトメアの頭部に向ける。

 

ブライト「妹にだけ活躍させねーぞ!」

 

ブライトは掌から電磁波を放つ。あらゆる電子機器を狂わせる太陽のフレアから放たれる電磁波が、ナイトメアの全身に炸裂する。しかし、やはり効いてる様子は無い。精々視界が遮られる程度だ。

 

ナイトメア『まだ分からんか!それに、作戦が丸分かりだ!』

 

ナイトメアは分かっていた。ブライトとシャイン、そしてケールやカリフラ、キャベの5人がリビィの時間稼ぎをしている事に。

 

その証拠に、リビィはスターロッドまで手を伸ばし始めていた。

 

ナイトメア『その程度の作戦で私を出し抜けると思ったか!』

 

ナイトメアがそう言った瞬間、リビィは突如として発生した竜巻に吹き飛ばされた。

 

リビィ「きゃあっ!!」

 

リビィは吹き飛ばされたが、先回りしたワープスターに乗っかる事で宇宙の果てへ飛ばされずに済んだ。

 

ナイトメア『こんな事もあろうかと、スターロッドの周りに多数の魔獣を配備しておいたぞ』

 

夢の泉の水から、次々と魔獣達が姿を現す。その内の一体はプロペラのような腕を持っており、其処から竜巻を生み出していた。

 

リビィ「これじゃスターロッドが取れない!何とかして近付けないかな」

 

リビィはワープスターを加速させ、魔獣達の竜巻や光線を回避する。

 

ケール「うおおおおおおおおおおおっ!!」

 

ケールが暴走しているのを、リビィは見かける。

 

リビィ「ケール……あっ!彼女を何とかしてこっちに近付けないかな?」

 

リビィは作戦を思い付いた。博打に近い賭けではあるが、上手く行けばケールが面倒な魔獣達を蹴散らしてくれるだろう。

 

リビィはケールに向かって、ワープスターを旋回させるのだった。




後3話くらいで、『白き翼ダイナブレイド』か『メタナイトの逆襲』でもやろうかな。

メタナイトも生成AIで擬人化しようかな……でも元の姿も捨てがたい………どうしたら良いのやら………。
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