まあ、B級モンスター映画みたいなノリてやってみたいと思います。『灼熱の戦火』って曲聴きながら書いてるので、全部ノリでやってます。
ナイトメアが起こした悪夢の事件から、数カ月が経過した。
ワープスターに乗ってキャベ達の元を去ったリビィは、宇宙の果てに訪れた後にワープスターを元の巨大な生物惑星へと戻していく。ワープスターからビッグゲテスターに戻した後は、リビィは動く事なく眠り続けていた。それが彼女の趣味であり、使い果たしたエネルギーを回復させ、更にその身体をより強くする手段でもあった。
そして、リビィは森の中へ訪れていた。太陽の光が温かく照らし、木漏れ日が森の中を照らしている。
リビィ「zzzz……」
リビィは木陰で仰向けになり、地面で大の字になりながら眠っていた。
???「リビィ。お休みなさい」
リビィの眠る木陰の主である大木から、ヒソヒソとした声が響く。その木には、顔があった。顔の形になるよう適当に穴をくり抜いたような顔だ。
彼の名はウィスピーウッズ。この生物惑星ビッグゲテスターの森林地帯の王にして、ビッグゲテスターの植物の番人である。
中性子星を捕食して得たエネルギーを使って生まれた、ビッグゲテスター性の新たな植物系の生命体だ。
ウィスピーウッズ「この森も豊かになったな。リビィ。まあ、お前はゆっくりと眠るだけだろうが」
ウィスピーウッズは周りを見渡した後に、上空に浮かぶ太陽を眺めていた。
ウィスピーウッズ「ブライトも張り切ってるな。お陰で俺達も生き生きと出来るんだ」
ウィスピーウッズも気持ちよさそうに笑う。
穏やかな時間が続く。
そう思っていた。
しかし、事件というものは常に何処からかやって来るのだ。
それは、突然現れた。
ダイナブレイド『キァァァアアアッ!!』
空を滑空する巨大な怪鳥が、リビィの眠る上空を通過した。
リビィ「っ!?な、なに!?」
リビィは飛び起きる。
周りを見渡すと、森の木々は半分に切り取られており、ウィスピーウッズも真っ二つになっていた。
ダイナブレイド『キァァァッ!!』
リビィは鳴き声のした方向を見る。そして、空を飛ぶ綺麗な巨大怪鳥を見た。
リビィ「あれって……ダイナブレイド!?あんなの生み出した覚えが無いのに?」
リビィはダイナブレイドを目撃する。
ウィスピーウッズ「な、なんて奴だ……!オレにも気配を探らせないとは!」
ウィスピーウッズは再生し、元の姿に戻る。
リビィ「何をそんなに暴れてるんだろ?」
リビィは立ち上がり、手を地面に置いた。
すると、ビッグゲテスターは再び縮小していき、ワープスターの姿へ変わる。
リビィ「ダイナブレイドを追いかけるよ!発進!」
リビィはワープスターの上に乗り、ダイナブレイドを追ってワープスターを加速させるのだった。
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ダイナブレイド『キェアアアアアッ!!』
ダイナブレイドは第6宇宙を巡り、次々と食料や作物、海鮮物を荒らし回っていく。
オッタ・マゲッタ「シュポオオオッ(皆は僕が守る)!!」
その勢いは、メタルマンと呼ばれる外星人の星にまで及ぶ。メタルマンの中で最高の戦闘力を誇るマゲッタが、ダイナブレイドの前に立つ。
ダイナブレイドは羽を羽ばたいて暴風を起こすが、1000トンもの重量を誇るメタルマンを吹き飛ばせない。
マゲッタ「シュポ!!」
マゲッタはマグマの唾を吐き、光線のように放つ。ダイナブレイドは巨体に似合わぬ素早さで跳躍し、マゲッタの唾を避ける。マゲッタも跳ぶが、ダイナブレイドはトンボのような機動力でマゲッタの背後に回り込み、マゲッタを蹴り飛ばす。マゲッタは地面に叩きつけられるが、すぐに起き上がってダイナブレイドに向かって走り出す。
ダイナブレイドは口からエネルギー弾を放ち、マゲッタに直撃させる。マゲッタにエネルギー弾が当たるが、マゲッタは臆さず進み続ける。
マゲッタ「シュポオオオオオッ!!」
マゲッタはダイナブレイドの足を蹴る。しかし、ダイナブレイドの足を蹴った瞬間、逆にマゲッタの足に激痛が走る。
マゲッタ「シュポオオオオッ!?」
悲鳴を上げながら、マゲッタは足を押さえながら転んでしまう。
ダイナブレイド『キェアアアアアッ!!』
ダイナブレイドは翼に虹色のエネルギーを身に纏うと、そのままマゲッタの胴体に振り下ろした。
マゲッタ「シュポオオオオオオオオオオオ!!!」
マゲッタは胴体に大きな切り傷が出来る程に斬られ、その場に仰向けに倒れてしまう。
メタルマン達『『『シュポオオオオオオオオオオオ!!マゲッタァァァァァ!!』』』
メタルマン達が駆け付ける。全員掛かりでダイナブレイドに攻撃を開始する。
しかし、ダイナブレイドには何一つ通用せず、胴体への攻撃によって逆に自分がダメージを受けてしまい、メタルマン達は死んでないものの全員が再起不能となった。
ダイナブレイド『キァァアアアアアアッ!!』
ダイナブレイドは食糧庫を掴み取ると、そのまま飛び去っていった。重さを感じないのか、そのまま飛び去っていった。
マゲッタ「シュ………シュポポ………」
マゲッタは傷口から血のようにマグマを流す。目から涙を流し、痛みに悶えている。
この星でも、食糧庫ごと奪われる事案が発生した。
この事態に、第6宇宙を統括する宇宙統括委員会は、遂に計画を実行に移そうとする。
委員長『現状、ダイナブレイドは食糧を荒らしており、これ以上の食糧強奪は宇宙の深刻な食糧不足に陥ると判断した為、我々委員会は、サイヤ人やメタルマンを含めた宇宙連合軍による、ダイナブレイドの駆除、種の根絶を、決定致しました』
記者『どういう事ですか委員長!?』
委員長『現在ですね、盗まれずに済んだ食糧を集め、配布を初めております。しかし、また奴が我々の食糧を奪い尽くすかもしれません!このまま放っておけば、この宇宙の食糧が少なくなっていき、飢餓に苦しむ人達が出てくるかもしれない!そうなれば、この宇宙の人々は瞬く間に滅んでしまう!なので………ダイナブレイド駆除作戦を実行致します。宇宙連合軍によって、ダイナブレイドをこの世から、完全に駆除致します』
『ダイナブレイド駆除計画』。
ダイナブレイドによる食糧強奪は、最早無視出来ない被害をもたらし始めていた。これ以上の被害拡大を阻止する為に、ダイナブレイドを駆除する事を決定したのだ。
そんな中で、リビィが乗るワープスターは、ダイナブレイドがとある星までやって来たのを確認し、その星まで追いかけていった。
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???「んん〜?あれは何カナ〜?」
その様子を、とある船に乗る少女は見つめていた。
???「面白そうじゃナイカ〜!僕も混ざっテみようカナ〜」
不敵に笑う少女は、長い袖を揺らしながら船を動かすのだった。
原作のダイナブレイドとの違い。
・ワームホール生成能力。ワームホールを生成し、宇宙の何処にでも姿を現す。ワームホールの生成には制限がなく、ほぼ一瞬で行える為、瞬間移動に匹敵する移動手段
・宇宙空間も難なく生きられる。第6宇宙の野生生物は何故か宇宙空間でも生きられる。ランディアも宇宙空間飛べたので、まあダイナブレイドも行けるだろうという浅はかな考えから
・単為生殖も可能。雄のダイナブレイドは現在確認出来なかった為、作者の独断で追加した設定
・頭部以外の部位に当てたダメージは、相手が代わりに受けてしまう。但し、逆を言えば頭への攻撃は返せない。原作同様頭が弱点
・気を体に纏って身体能力を強化。但し、悟空達みたいな知的生命体ではなくあくまで野生の生き物なので、精密なコントロールやパワーアップは出来ない
・足には重力をコントロールする器官が存在しており、どんな速度で着地したり、重たい物を掴んでも軽々と持ち上げられる
《オリジナル設定》
・メタルマンの言語は『シュポ』。名前だけは呼べる。
最後のキャラは、どうしても早く登場させたかったので!