転生したら岩だった件   作:ぱのらま

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漫画版と違い狼岩魔人の同行者が居るくらいですかね。
今回は狼岩魔人の嵐装天鎧の詳細が判明します。

それではどうぞ。


いざドワーフ王国へ

 

「ドワーフ王国に同行してくれるのは助かるけど、イベリアは嵐牙狼族(テンペストウルフ)に乗らなくて大丈夫なのか?」

 

イベリアは元牙狼族の長であるガロと共に狼岩魔人に転生した三人組の一人で、ガロと比べて翡翠に近い流れる様な髪をした、170cmくらいの妙齢の美人系の女性だ。

 

「ご心配ありがとうございます。ですが僕も元々は牙狼族ですし、このように……」

 

カシィーン、カシン!

 

「嵐装天鎧により嵐牙狼族(テンペストウルフ)形態になれますし、嵐装天鎧を脚に展開する事で人型でもかなりのスピードで移動が可能です。そもそもの話し狼岩魔人は嵐牙狼族(テンペストウルフ)岩魔人(ロックマン)双方の特徴を備えた種族ですので、素の身体能力は嵐牙狼族(テンペストウルフ)と同等なのです」

 

「はぁ!?メカメカしくなったと思ったら、犬型のメカになっただと……?というか途中の形態ウルフ・フォレストじゃんか!」

 

「メカとは何かは分かりませんが、エルロック様は僕達をロックマンに相応しい姿にしようと彫り出したらしいですよ?。ちなみにガロ様は水属性、パブロは地属性、リコスは闇属性で、僕は木属性になります」

 

「いやまぁ、確かにロックマンに出てくるキャラだかららしいキャラだけど、ロックマン違いじゃないか……?。しかもロックマンの属性に無いヤツだし」

 

「とまぁこんな感じで問題ありませんので、ドワーフ王国での技術者勧誘もしくは、技術の取り込みをしに行きましょう」

 

「お、おう。わかったよ」

 

 

 

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「かなり勢いあるけどお前達大丈夫か?」

 

俺は思念伝達を使用してリグル達に話しかけた。

 

「ご心配には及びません。進化のお陰か我々もそれ程疲れなくなっておりますし、先程から何故か向かい風が無くしがみつくくらいの労力しか感じませんよ」

 

「あぁそれは嵐装天鎧により我々の周囲に矢避けの風壁を張っているのです。エルロック様を含め我々狼岩魔人は張れるのですが、中でも僕の矢避けの風壁は木属性なので、日光がある限り張り続ける事が出来るのです」

 

「イベリアさんが一緒で助かったっす!」

 

「へぇ、かなり楽に進めるよありがとうな!」

 

「お褒めに預かり光栄です。快適な旅をサポートできて僕も嬉しいです」

 

「そういえばリグルの兄貴も誰かに名前を付けてもらってたんだろ?流石にイベリア達程変わった進化はしてないだろうけど、進化はしてたのか?」

 

「はい。確かにイベリアさん程特異な進化はしてませんでしたし、我々程の変化はありませんでした」

 

「兄はその昔、村に立ち寄った魔王軍の幹部ゲルミュッド様に命名されたのです。いずれは部下に欲しいと」

 

「へぇ…」

 

名付けによって進化するのは俺やエルロックで分かってはいたけど、名付け親によってその程度も異なるってことか。

しかし今なんか凄い単語きいたぞ?。

 

魔王軍!!やはりあるのかそういうの!!

いやまぁエルロックも大分魔王軍幹部か魔王みたいな雰囲気あるから、あるんだろうなぁ〜とは思ってたけどさ!!。

 

そりゃそうだ。勇者がいれば魔王も居たって可笑しくないもんな!

 

「んー、でも俺は人間の国は攻めたりしたくないし、世界征服もしたいとも思わないし、やっぱり現状維持かな。それにかかわり合いになったら大変そうだし」

 

「リムル様。そろそろ日が暮れて来ましたし、ここら辺で野営をしましょう」

 

「わかった。皆もそれでいいな?」

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

 

 

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「ゴブタ。お前はドワーフ王国に物々交換に行った事があるんだよな?」

 

「は、はいぃぃ!」

 

ん?なんだこの反応

 

「どんなところだったんだ?」

 

「え、ええっとっすね。正式には「武装国家ドワルゴン」というっす。天然の大洞窟を改造した美しい都っすよ。ドワーフだけでなくエルフとか人間もいっぱいいるっす!」

 

「あってみたいな。でも、魔物の俺達が入っても大丈夫なもんなのか?」

 

「心配はいりません。ドワルゴンは中立の自由貿易都市。王国内での争いは王の名において禁じられております。噂ではこの千年ドワーフ王率いる軍は不敗を誇るのだとか」

 

「ほう……千年!?」

 

なるほどな。無敵のドワーフ王の不況を買おうとするアホは少ないってことか

 

「じゃあ自分からちょっかい出さなければ大丈夫かな」

 

「ええ、トラブルなんて起こり得ませんよ」

 

自分が行った時は門の前で絡まれたっすけど

 

「お待ちください。先程ゴブタの口から絡まれたと聞こえました。主君たるリムル様の身に何かあってはいけません!。ここは、表立って行動するのは僕だけにしてリムル様達はドワルゴン付近で待機するのはいかがでしょうか?」

 

「いやいや、フラグ立った気はするけど、俺達が気をつければなんとかなるかもしれないし、なんかあったらイベリアが俺達の代わりにドワルゴンで職人探ししてよ」

 

「ですが!」

 

「頼むよ。俺一度で良いからドワーフとエルフにあって見たかったんだよ!」

 

「……わかりました。いざとなったらリムル様をお助けに参ります。それだけは譲れません!」

 

「あぁ!ありがとうイベリア」

 

「じゃあ皆そろそろいい時間だし、休んでドワルゴンに向かうぞ!」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

 

 

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ゴブリン村を出発してから丸三日。

眼前にそびえる大山脈にその麓に広がる牧草地。

 

「ここが……!」

 

武装国家ドワルゴン

 

徒歩で二ヶ月かかる距離を俺達は三日で走破したのだ。

 




今回はエルロック不在の為、ステータス表記はしません。

あとエルロックのステータスのイザワクニオをクニオ・イザワに変更しました。
今回は嵐装天鎧がメカメカしく変化し、基本属性は風ですが各個人の素養から副属性が決まり、同じスキルでも性能が異なる変わったスキルとして書きました。
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