転生したら岩だった件   作:ぱのらま

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リムル達がドワルゴンに到着しました。
ちなみにある程度読まれた方は分かると思いますが、エルロックは100年の抑圧された人生から解放された為に、かなり自由な行動をとります。
具体的には報連相をちょくちょく忘れます。
今回もエルロックがはっちゃけます
(´・ω・`)

ちなみにFGOやってるので、暇な時に投稿してます。
そしてFGOでモチベが上がった結果執筆意欲がましてたりします。


武装国家ドワルゴンとエルロックの農耕計画

 

「る、留守番ですか?」

 

「流石に腰布とデカイ狼の集団じゃ、悪目立ちするからな。身長の低いゴブタと俺に、見た目は獣人と大差ないらしいイベリアを連れていく。それにイベリアなら嵐装天鎧の能力(スキル)があるし、獣人形態でもナイフみたいな形で使えるらしいから、なんかあったらイベリアに頼るよ」

 

「リグル達は、俺達が戻るまで森の入口で野宿していてくれ。エルロックが作ったベーコンとかジャムもあるから渡しておくよ。全部食べてもいいけど、程々にな?」

 

「はい!お気を付けて!」

 

 

「リムル様。ベーコンとジャムってあったんすか?」

 

「あぁエルロックが牛鹿をベーコンにして、森の果物をジャムにしてくれたんだ。長旅になるなら保存がきいて心を癒せる食べ物がいいだろうってな」

 

「元々誰かを待機させて、少数精鋭で行く予定だったから、不平不満を溜め込まない為にも美味しい食べ物をな。勿論ゴブタやイベリアの分もあるぞ?。とりあえず飴をやるよ」

 

「嬉しいっす!飴なんて森じゃお目にかかれないっすよ!」

 

「ゴブタはリムル様とエルロック様に感謝なさい。ただでさえ敬語では無いのですから、行動で示すように」

 

「分かってるっす!本当にありがとうっす!。リムル様、エルロック様には村に戻った後にお礼するっすよ!」

 

「こんなに喜んでくれて嬉しいよ。エルロックも喜ぶだろうな」

 

 

 

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「結構しっかりチェックするんだな。なかなか列が進まない。というかイベリアはなんで俺を持ってるんだ?」

 

「リムル様は大変可愛らしい姿をなさっていますが、頭一つ分程ですので、目立つように抱きかかえているのです」

 

「確かにリムル様をうっかり踏みつけられたらたまらないっすもんね。列は長いっすけど、中に入ったあとは自由に動けるんすよ。あと少しの辛抱っす」

 

「ふーん。まぁ持たれてるから周りが見えやすいし、楽だからいいか」

 

「おいおい魔物がこんな所にいるぜ?」

 

「狼の獣人の腕の中に居るのはスライムか?あんた魔物を中に入れるつもりかよ。そいつら置いていけば見逃してやるぜ?」

 

うわ〜イベリアの忠告通りなんか人間に絡まれちまったよ。

つか、イベリアいるのに絡んでくるの?フラグ回収はえーなおい。

……エルロックとかだったらどうなってたんだろ

 

「お断りします。それにこの方は僕の主であるリムル様で、仲間のゴブタです」

 

「いいのかあんた。魔物なんか入れたらアンタの肩身も狭くなるぜ?」

 

「そうそう、つかスライムなんかに仕えてんのかよ。F階級(ランク)の雑魚じゃねーか。そんな雑魚よりも俺達と遊ばねー?」

 

「ゴブタ君にイベリアさんや。前に俺達が言ったルールの三つ目覚えているかね?」

 

「はいっす!「人間を襲わない」!」

 

「ですがイチャモンを付けられた場合は殺さない程度に攻撃してもよいのでは?」

 

おぉう……イベリアがナイフ構えて凄い顔してる。

ここは俺が穏便に済ますしかない!

 

「うむ。だがここは俺が対応する。少し目を瞑り耳を塞いでおくんだ」

 

「?よくわかんないっすが了解っす!」

 

「……わかりました」

 

「おい!雑魚い魔物の癖にこっち無視してんじゃねーぞ!」

 

「雑魚?それは俺の事か?」

 

「てめーに決まってるだろうが!ゴブリンより弱いF階級(ランク)の雑魚中の雑魚だろ!」

 

「喋んのは珍しいがよ」

 

「ほう?俺がスライムに見えるのか?」

 

「どっから見てもスライムだろうがよ!ふざけてんのか!」

 

「痛い目見ないと自分の置かれた状況が分からねぇみたいだな!。えぇ?スライムさんよぉ」

 

「ククク……いつから俺がスライムだと勘違いしていた?」

 

「違ってんならさっさと正体みせな!!」

 

「喋れるだけでイキリやがって!!」

 

まぁ違わないんだけどね

 

ぶわっ

 

「な…っ」

 

「どうだ?これが真の姿(ウソ)だ」

 

「擬態」黒嵐星狼(テンペストスターウルフ)に変身し、その異様な姿でビビらせちゃおう作成だ!!。まぁ上手く手加減できる自信もないし、この姿にビビって逃げてくれるといいんだけど……

 

「ハッタリだろうが!見た目だけ厳つくしてもスライムはスライムだぜ!」

 

「おい、お前らも来い!五人でやっちまうぞ!」

 

えぇ……全然ビビってない!

 

「うおおお風「それはいけませんよ」

 

瞬時に刃先の丸いナイフが五本絡んできた冒険者の胸を打つ

 

「ガハッ…」

 

とんでもないスピードでぶつかったナイフにより、倒れる四人

 

「て、てめぇ!」

 

「手加減したせいか鎧を凹ませる程度にしかなりませんでしたか……」

 

「そんな凶暴な魔物の味方していいと思ってんのか!」

 

「おや?見せかけだけのハッタリだと判断してきたのはどちら様でしょうか?。イチャモンだけならば我慢出来ましたが、リムル様を攻撃するのであれば僕の刃が貴方の四肢を切り裂きますよ」

 

「まぁまぁ落ち着けよイベリア!!お前も斧なんかしまってさ!」

 

咄嗟にイベリアの前に出て、斧使いの斧を叩いてしまった。

斧は勢いよく上空に吹っ飛び……

 

「ぐえっ」

 

斧使いの脳天に斧の背が激突し、兜を凹ませ撃沈した

 

「あ、あれ?」

 

やっちまった……

 

《告。黒嵐星狼(テンペストウルフ)の変身により、逃走8名、錯乱24名、失神57名、失禁》

 

「いや…被害報告とかいいから」

 

「こらー!そこのお前らー!!」

 

あっ

 

 

 

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「で?言い訳を聞こうか?」

 

この人はドワーフ王国警備隊隊長のカイドウさん。

俺を酒樽につっこんで、ゴブタとイベリアと共に牢に放り込んでくれた張本人だ

 

「自分達は入国審査の列に並んでただけですって」

 

「はい。そこに魔物というだけで絡んできた冒険者と口論になり、リムル様…。そこにおられるスライム種のリムル様がなんとか収めようとしたのですが、相手も一向に引かず、仕方なくリムル様が巨大な狼の姿に変身し、その異様をもって怖気付かせようとしたのです」

 

「そしたら冒険者達が襲って来て、そこの獣人のイベリアさんが刃先の潰れたナイフを投げて五人の内四人を気絶させたっす。けど五人目は鎧装備だったんで、気絶せずに襲いかかってきて」

 

「俺が斧を上空に弾き飛ばして、運悪く兜に斧の背が当たって気絶させてしまいました……」

 

「うーん…まぁ見ていた者の証言と概ね一致するが…」

 

「隊長、大変だ!鉱山でデカイ事故が起きた!。なんでもアーマーサウルスが出たとかで……」

 

「なんだと!?町に出てくる前に仕留めんと…っ」

 

「いや、そっちは大丈夫。既に巡回のヤツらが討伐に向かってます。ただ…魔鉱石の採取の為、奥まで潜っていた鉱山夫が酷い怪我を負ったようで……」

 

「なにっ!?ガルム達が!?回復薬は!!」

 

「俺達空気だな」

 

「っすね」

 

「火急の用事ですから仕方ありませんよ」

 

「戦争の準備だかで回復薬の類は品薄だ。このままじゃ……」

 

「馬鹿言うな!あいつらは俺の兄弟みたいなもんなんだ。そう簡単にくたばってたまるか!とにかく今あるだけの回復薬で……」

 

「旦那、旦那」

 

つんつん

 

「ん?あっおい!何勝手に出てんだお前!」

 

「まぁまぁそれどころじゃないんでしょ。これ、必要なんじゃないですかね」

 

「これは……」

 

「回復薬ですよ。飲んでよし!かけて良し!の優れもの!」

 

ご存知俺(大賢者)特性の回復薬だ。

まぁ魔物から提供された得体の知れない薬なんて普通は試そうとしないだろうけど

 

「旦那の兄弟分、このままじゃ危ないんでしょ?。他に打つ手ながないんじゃ、とりあえず試してみちゃどうです?」

 

「……お前らここから出るなよ!。おい!行くぞ」

「隊長マジすか!あれ魔物でしょ!?」

「うるせぇさっさと案内しやがれ!!」

 

「あの回復薬でなんとかなればいいのですが……」

 

「あんなに部下の心配をして、良いやつみたいだな」

 

 

 

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待つこと一時間

 

「助かった!ありがとう!!。あんたがくれた薬じゃなきゃ、兄弟達は死んでた!本当にありがとうよ!」

 

「いいってことさ。困ったときはお互い様だろ?」

 

「いやホント、あんな凄い薬は初めて見たぜ。俺に出来ることならなんでも言ってくれ」

 

この一件カイドウは俺を信頼してくれたようだ

 

「それなら、服と武具を見繕って欲しい。それと出来れば、ウチの村で技術指導してくれる鍛冶屋も紹介してもらえたら嬉しいんだが……」

 

「任せな!そういうことなら、腕のいい鍛冶師を紹介しよう!」

 

 

 

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明けて翌日、釈放された俺達はカイドウの紹介で鍛冶屋に行く事になった。

流石はドワーフの国だな。

ゴブリン村に比べてずいぶん文明て…いや、エルロックが張り切りすぎて近代建築の建ち並ぶ村だったわ。

いやまぁ、この国もスチームパンクな感じで凄く良い国なんだけどさ!

 

「こっちだ、迷子になんなよ?」

 

「兄貴、いるかい?」

 

「なんだカイドウか。悪いが今忙しいんだ。

急ぎでないなら日を改めてくれ」

 

おお……ザ・職人だ!

エルロックとは違う系統のいぶし銀な堅物っぽい職人で、いかにも頑固一徹の鍛冶師って感じ!。

ん?

 

「昨日の三人じゃないか。ここで働いていたのか」

 

「ああ、どうもリムルの旦那!。カイジンさん、この方ですよ。昨日俺達を助けてくれたスライムは!」

 

「おお、そうだったのか!礼を言う。すまんが今ちょっと手が放せなくてな」

 

「いや、いいよ。邪魔して悪いな」

 

「それで……何の用で?」

 

「あ、そうそう、ウチの村で働く気はないかな?。ゴブリンと他種族の村なんだが、服がボロボロで……」

 

「……なるほど、だが……スマン。今ちょっと立て込んでな。どこぞのバカ大臣が無茶な注文をしてきてな。」

 

「無茶な注文?」

 

「親父さん、相談してみちゃどうです?」

 

「む?いやいや相談しても無理だろ」

 

「でも、あんな不思議な薬持っていた方ですぜ?」

 

おいおい、ただのスライムに何を期待しているんだよ。

……しかしまぁ、恩を売っとくのもアリか。

多分鍛冶に関係する悩み事なんだろうな

 

「話してみてくれ」

 

「実はな…、戦争があるかもしれないって、今週末までに長剣を20本納品しなきゃならんのだが、素材が足らんのよ。国が各職人に割り当てた仕事だ。引き受けた以上、出来ないじゃ済まされねぇ」

 

「なるほどな……だったら断ったら良いじゃねーか?。材料がねぇんじゃ無理だって」

 

「バカヤロウ!俺だって無理だって最初に言ったんだよ!。そしたら、あのクソ大臣、ベスターの野郎がっ!!。この程度の仕事も出来ないのかってほざきやがったんだよ!。許せるか?あのクソ野郎が!」

 

 

「材料が無いって、ここに落ちてる長剣は違うのか?」

 

「ああ、それはただの鋼の剣だよ。今回の依頼は「魔鋼」を使った長剣だ。ウチにあった在庫で出来たのはこの一本だけだ。見てみるか?」

 

魔鋼?確か……エルロックがよく生み出して彫ってるヤツだよな。

確か使用者の意思に添って成長する素材だったか。

 

「その魔鋼の長剣が20本さえあればいいんだな?」

 

「ん?ああそうだが」

 

『大賢者さん。エルロックが作った魔鋼で今から取り込む剣を元に、長剣を作れるか?』

 

《告。可能です》

 

よっしゃ!

 

「改めて頼むけど親父さん。俺達の村に技術指導者として来る気はないか?。親父さんの打つ剣、気に入っちゃってさ」

 

「は?いや俺はって、それは一本しかない完成品だぞ!?」

 

俺は完成品の魔鋼の長剣を取り込み、そこら辺の鋼の剣も回収。

 

《完成品の解析終了。素材を確認しました。複製しますか?YES/NO》

 

YESっと

 

「うおっ!?」

 

「無理強いはしないさ、でも検討してみてくれ。」

 

「魔鋼塊の長剣20本。完成だ」

 

「……タダって訳ねぇだろ?俺が村に行くのは無理だが、知り合いを技術指導者として連れていくよう説得すればいいのか?。勿論、魔鋼の長剣に見合った代金も払うさ」

 

「あぁいやいや、村に来てゴブリン達に技術指導してくれさえしたら、帰ってもらって構わないよ。あんた達にだって生活があるからな!」

 

「……そんなことでいいのか?」

 

「良いの良いの!俺達にとっての最優先が、衣食住の衣と住なんだよ!。まぁ住居に関してはマシになってるから、建築のイロハとか、衣類の調達や、武具なんかも頼みたい」

 

「お安い御用だ。こんな高純度でしっかり精錬された魔鋼塊で長剣を作ってくれたんだ。むしろ要求が足りねぇくらいさ」

 

技術指導者として引き込めるかはわからないけど、待っててくれよエルロック。

お前が望む技術を持って帰るからさ!

 

 

 

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「リムル君が旅立ってもう三日か」

 

私はリムル君を見送った後、もっと畑を増やし美味しい食べ物を食べられるようにあるものを彫っていた。

 

「狼岩魔人がまさかのウルフ・フォレスト風に変身出来たときは驚いたけど、良いインスピレーションを得た」

 

流星のロックマン3に出てくるシーサー・アイランドの守護者

 

「後は嵐蛇(テンペストサーペント)の魂に地と風と空の下位精霊を組み込んで……、出来た!よし、君の名前はストロングだ!!」

 

《告。エクストラスキル「木装天鎧」を獲得しました》

 

「…起動完了。私の名前はストロング。種族は木岩魔人です」

 

「あぁよろしく頼むよ、ストロング。早速で悪いんだけど、木装天鎧を使用してイシツブテ達とディグダが耕した畑に、そうだなトマトとナスの種を蒔いてくれ!」

 

「了承しました。トマトとナス種を射出します」

 

リムル君が旅立ってからコツコツ彫ったイシツブテとディグダに命令し、石や根っこを取り出して木装天鎧したクラブ・ストロングに命令し種を蒔いて貰う。

クラブ・ストロングには宴で使用した種子変換装置を搭載している。

原作で種を吐き出すから持ってこいだと思ったんだよね。

 

「ホブゴブリンとゴブリナの皆さんは種籾を田んぼに植えてください。やり方はイシツブテ達が教えてくれます」

 

「わかりました!」

 

「ラッシャイ!」

 

「狼岩魔人は木を伐採して、乾燥させてください。ディグダ!木の根を掘り出して!」

 

「わかりました大将!」

 

「ディグダ!」

 

ふふふっ、リムル君が帰ってきたらどんな反応するかなぁ。

楽しみになってきたぞ!




ステータス
名前:エルロック=テンペスト(クニオ・イザワ)
種族:岩魔人(ロックマン)
称号:暴風の紋章
魔法:なし
ユニークスキル:『探索者(タンサクスルモノ)』『彫刻家(ホリダスモノ)』『忘却者(ワスレルモノ)』『撃退者(ゲキタイスルモノ)』『追撃者(オイハラウモノ)』『希望者(ノゾムモノ)』『傷病者(ウムモノ)
エクストラスキル:『自己補填』『魔力感知』『完全記憶』『並列演算』『毒霧吐息』『熱源感知』『麻痺吐息』『粘糸』『硬糸』『吸血』『超音波』『身体装甲』『水操作』『超嗅覚』『思念伝達』『威圧』『嵐装天鎧』『鉄装』『木装天鎧』
コモンスキル:『念話』
耐性:痛覚無効、傷病耐性、耐熱耐性、刺突耐性、物理攻撃耐性、電流耐性、麻痺耐性、熱変動耐性
技術(アーツ)『握撃』『芯流法』

今回はドワーフ王国のお話しで、イベリアが加わり内容が変わっております。

そして、エルロックが狼岩魔人からインスピレーションを経て、流星のロックマン3からストロングことクラブ・ストロングを掘り出しました。
新しいエクストラスキルに木装天鎧を追加しました。

感想欄でポケモンについて指摘された時はヒヤヒヤしていたのですが、満を持してのいわタイプとじめんタイプのポケモンです。

筆者は岩手県出身なので、岩人間やいわタイプ等を出したくてこの小説を書きました。
ちなみに主人公以外の岩人間は出ません。

二話の希望者(ノゾムモノ)のスキルが被っていた為、スキルの一部を直しました。
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